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2019年3月17日日曜日

ATOMIC RedSter STI現物を見てきました。

タイトルの通り、ATOMIC RedSter STI現物を見てきました。

前回、
「どうも動画をみる限り、STIは昔の金型そのままみたいにみえますが、実際はどうなんでしょうか?お店に行くともう並んでるのかな?」
なんて前回は書いてみたものの、ATOMICでそんなことあるのかな?と思い、自転車で都内を走ったついでに黄色いお店を覗いてきました。

現物もありました。ただ、23.5cmの小さいサイズなので本当に見るだけ。

さすがにロアシェルは新設計なんですね。
どう違うかとかは、足入れないとさすがにわからないですし、何よりサイクルウェアでスキーショップじゃ何にもできない。

出直しですな。

2019年3月7日木曜日

ATOMICがSTIを復活させましたね

youtubeでATOMICブーツの続報がきました。




STIの話はこのあたりから。
どうも動画をみる限り、STIは昔の金型そのままみたいにみえますが、実際はどうなんでしょうか?お店に行くともう並んでるのかな?


さて。私が履いている旧RedSterの時にこのブーツが出てたら迷うことなく選んでいたと思いますが、現在の2代目RedSterブーツがあるなか、こっちを選ぶ意味がどれくらいあるのか。悩ましいところです。
でも、選択肢が増えたのは単純に嬉しい話ですね。

2019年2月16日土曜日

ATOMICがSTI ブーツを発表しましたね



来期のアトミックブーツに新しいラインナップが追加されることが、facebookやATOMIC INSIDEで発表になりました。ちらほら噂には聞いていましたが、STIが復活するそうです。

4_1_inside


Racetech時代のSTIは私も履いていて、すごく気に入ってましたし、今のブーツも4シーズン目なのでそろそろ次を考えたいところ。
そこへ来てこのニュースとは。興味津々です。


当時の私のブーツ

当時のSTIは、ボリュームが細いことに加え、ヒンジ位置がノーマルのブーツよりも低く、よりロアシェルとアッパーカフがより連動して動くタイプになっているということでした。

ATOMICの説明にはありませんでしたが、STIを名乗るからには、来期のSTIもヒンジ位置が低めになっているのかな?

続報に期待。

2016年6月5日日曜日

スキーブーツR&Dのスペシャルブーツの感想(その2)

以下の様に書いて締めた、スキーブーツR&Dのスペシャルブーツの感想(その1)の続き。


「上記のとおり、たしかにスペシャルコースのブーツは、私にとって素晴らしい結果をもたらしてくれました。

しかし、この「スネの前傾角を起こす」という変更は非常に影響の大きい変更で、私自身、実際に滑ってみて初めてこれが劇薬なんだということがわかりました。
そして、なかなか頭も体も追いつくことができず、滑り方を見失って、
「このブーツはオレには手に追えない代物だったのか!?」
と頭を抱えて路頭に迷っていたのでありました。」



このblogでは、自分が落ち込まないようにするためもあり、あまり表だって「このブーツは手に負えないのか?」ということは書かないようにしていましたが、実際にはかなりつらい日々がつづきました。今回のはそのだめっぷりを振り返って書いてみます。

たとえば、「ポジションを模索中。というか五里霧中。」
ここでは、淡々と冷静を装って書いていますが、内心引きつっています。
というのもベーシックコースのブーツの時は、1本目からその出来映えに感動したのですが、このスペシャルコースのブーツは全然手応えがなかったんです。

作り笑顔の動画

「まさかの3度目の狭山スキー場かな。今度は三脚でビデオを設置か。」

と書いて締めたのですが、とれたビデオがあまりに悲惨だったので、滑った翌日に書いた
「ATOMIC STIからRedSterに乗り換えてみた」
ではビデオのことは見事に無かったことにして触れていません。

「まだ滑走日数が少ないので、滑りとしてどうこうではなく、その履き心地の観点での感想です。」というのは、本当にそれしかわかっていなかったというのもありますが、滑りについてはまさに逃げに走った一言でした。

今回このエントリを書くためにビデオを編集してまとめてみてみましたが、やっぱり見所はありません(笑)。スキーブーツR&Dの山本さんからも「ブーツが機能しない方向に機能しない方向に動いていますね。」と苦笑いされました。


以降、あせりもあって滑り込んでいくものの手応えがない日々が続きます。

さて、何を間違っていて、何がわかったのか。
ここを整理しておかないと来シーズン、またはまってしまうかも知れません。ここからが本題です。

今回のブーツでは足首の前傾角を起こしています。足首の前傾角を変更すると、この図や写真の通りポジションが大きく変わります。


実際の写真でも膝も伸びていて腰が高いことが確認出来ます。
何気なく立っても足首も膝が伸びて腰高です。

もちろんこれを狙って今回のブーツを作ったのですが、このようにポジションを大きく変えた結果、動きがどのように変わるか、というイメージが曖昧なままで滑り初めていました。つまり、足を伸ばすことは意識していても、前後の動きがどうなるのかを具体的にイメージしてなかったので、無意識に今までの感覚で体が動いてしまいました。

どういうことかといえば、「作り笑顔の動画」を見て貰えるとわかりやすいのですが、一生懸命古いブーツと同じ感覚で滑ろうとします。ブーツの前傾角を起こしたので、ニュートラルポジションでも今までより足首が起きていますが、膝や股関節の角度は今までと同じことをしようとしているので、足首が起こされた分だけ後傾になって、不安定になっています。

この不安定感を解消するために、
「シーズンインキャンプで収穫あり」にも書いた通り、この後しばらく一生懸命、上半身を前に被せてみたり、足首の前傾を強くしたりしていますが、私が選択した解決策は間違っていたので、微妙によくなるものの、根本的ないい手応えはありませんでした。

特に、ブーツの前傾角よりも自分の力で「足首を前傾させること」は、結果的に自分で昔のブーツと同じ状態を作り出そうとしていた行為で、なんのためにこのブーツにしたのかよく分からない本末転倒な対策でした。
もちろん、ブーツの前傾角より強くブーツを前傾させるので、跳ね返されてしまいますので思ったように動けません。



苦しんでいます

まだ苦しんでいます



足首を前に入れやすくするために、もっとフレックスを落とすべきだと考えて、スペシャルコースにある再調整に臨んだのでありましたが、すでに書いた通り、

「滑りがダメ。ブーツの再調整は延期。」となるわけです。

長くなってきたのでまだ続きます。

2016年5月5日木曜日

スキーブーツR&Dのスペシャルブーツの感想(その1)

スキーブーツR&Dのスペシャルコースについて、1シーズン使ってみた時点での私の感想を書いてみようというのがこのエントリです。私が来年以降の自分自身向けのメモとして書いているのであれこれ長くなってしまいました。すでに十分長文なのですが、その2に続きます。


まず、今まで使っていたベーシックコースに対する私の認識の振り返りから。
ベーシックコースはざっくりといえば、足をまっすぐ入れることを目的にしています。
このため、完成度としては私が過去経験した中では段違いでしたが、方向性としては想像の中にありました。つまり、「こうなったらいいのにな」という中で、ものすごい完成度のブーツが提供されたという感じです。
もちろん方向性が想像の範囲の中だからといって「たいしたことが無い」ということではありません。「完成度もここまで上がると別物になる」という意味の感動はありました。たとえば、「足の向きとブーツの向きがぴったりあった状態で足がまっすぐブーツに入る」という話も、このレベルで実現されると痛みがなくなるだけではなく、脚全体が動かしやすくなって運動が大きくなったり、斜面のでこぼこを吸収しやすくなったりするという効果を実際に滑って体感でき、驚きでした。
でも慣れてくると、「こういう世界を求めていたんだな」という意味で想像の範囲の結果だったといえます。

ベーシックコースで作ったATOMIC STI-R

これに比べて、今回やってみたスペシャルコースは、いろいろと想像と違うことがあり、大きな効果を実感できましたが、滑りやそれ以外への影響も非常に大きかったです。

スペシャルコースは足をまっすぐにいれるだけではなく、運動したときの動いた感覚に対する調整が行われ、ブーツ全体の再設計がされて製作されると説明されています。私の目につく範囲でベーシックコースにはない大きな変更は「アッパーカフのカーブの変更」と「スネの前傾角の変更」でした。


「アッパーカフのカーブの変更」は、私は期待もしていないというか想像もしていない変更でした。そもそもアッパーカフを短く切るとか、切れ目を入れるとかならともかく、スネのカーブに合わせてアッパーカフ自体を曲げて調整する余地があるなんて思ってもいませんでした。
スペシャルコースで作ったATOMIC RedSter FIS 150
(画像は自主規制でちょっと加工してあります)

内容的には、見た目の違い(外に膨らんでいる)にも驚きましたが、何より履いてみた感覚として左右の安定感が段違いで驚きました。私は半月板の水平断裂を抱えているのですが、ブーツを履いている時の方が膝の負担が小さく感じるほど安定します。滑り方自体も膝を捻らない面もありますが、実際に滑っていても膝の疲れが非常に小さいです。これは想像もしていなかった効果を感じることができました。

「スネの前傾角の変更」は、今回スペシャルコースに期待していた一番の調整項目です。

STIとの比較。この差分だけ起こされている。

その効果は、外足をしっかり伸ばしてスキーの圧を捕らえているフォームが作れるようになったことにあります。

2月ももう中頃。初めてこのブーツの使い方がわかった日の滑り。

膝をここまで伸ばすと、今までのブーツでは重心が前に外れてしまいましたが、このブーツでは一番バランスよく立つことができます。床の上にたってもこれだけスネの前傾角や腰の位置が違うのですから、ターン中のフォームも当然変わります。

もっとお腹が薄ければ格好いいんですけどねぇ。

感触的には今までのブーツではブーツの前半分にしか乗れなかったのが、ブーツソール全体に乗ったり、踵に乗ってみたり、前の方に乗ってみたりと調整出来るようになりました。

このようにフォームが変わった結果、今まで以上に強くスキーに力を伝えることができて、例えば苦手なGSスキー(188cmのR>30)でも自在に回せる様な感覚を初めて得ることができました。さらには、初めて乗ったR>35のスキーでも普通に滑ることができました。斜面条件はそれほど難しくなかったというのもありますが、今までとは全然違う感覚でGSスキーを操作できたのは感激でした。
スキーへの力の伝わり方や安定感は期待以上でした。まさにこういうブーツがほしかったという感じで非常に満足しています。

上記のとおり、たしかにスペシャルコースのブーツは、私にとって素晴らしい結果をもたらしてくれました。
しかし、この「スネの前傾角を起こす」という変更は非常に影響の大きい変更で、私自身、実際に滑ってみて初めてこれが劇薬なんだということがわかりました。
そして、なかなか頭も体も追いつくことができず、滑り方を見失って、
「このブーツはオレには手に追えない代物だったのか!?」
と頭を抱えて路頭に迷っていたのでありました。

それがどういうことか、という話が本題だったのですが、長くなったので続きは次回で。

2016年1月14日木曜日

RedSter フレックス調整前の滑り

雪不足の今シーズンですが、ようやくブーツの様子がわかるぐらい滑り込むことができました。

実はこのブーツはまだ未完成で、この動画を元に「シェルフレックスパターンの確認、調整」をしてもらって完成です。実際には1/30(土)に預けて2/6(土)に受け取る予定です。

本当はもっと早い時期にフレックスの調整をしたかったのですが、なかなか納得のいく滑りもできなかったし、動画も撮れなかったのでこの時期までずれ込みました。
今シーズンは雪不足でスキー場がオープンしてなかったということもありますが、スキーもブーツも一度に変えてしまったせいでどうしていいのかわからなくなってしまったという部分もありました。古いスキーを手元に残しておくとか、もう少し慎重にやればよかったと悔やまれるところです。


さて、何日か滑っての感想です。

■膝がすごい楽
 私は右膝の半月板を痛めているので、ひねる動きを多用するのはできません。
 このブーツはまっすぐ押せるので膝の負担がびっくりするほど軽いです。

■山回りは気持ちがいい
 上と同じ理由で山回りではしっかり力が伝わります。

■前方向にはもっと柔らかくてよかった
 お店で履いた感覚としては、こんなものとかと思ったのですが、今回ブーツの前傾を起こしているので、前に倒すのが結構大変。山回りの圧をそのまま逃がさずブーツを前に倒す力に使えればよいのでしょうが、私の技術はそこまでありません。
 一度、丸沼高原で600mぐらいハイクアップしてから滑った時に、体温が上がってブーツもやわらかくなったことがありました。このときは切り替えで足首が前に入り、外足も十分に伸ばせて滑りやすかったです。

山本さんにも経過を報告したのですが、
「体重的には150ぎりぎりで、130が適切なので、説明してある通りそのようなリスクはありますね」
と予想通りで驚くに値しないといったリアクションでした。
私としては、前傾角を起こすとこうなるのか、と何もかも発見だったのですけど、、まぁ、素人とプロのリアクションの差ですね。

今はもう少し動きが大きくなっていますが、まぁ、こんな感じ、という滑りです。



■使用しているスキー
使用しているスキーは大回りでGSスキー、小回りでSLスキーです。
2015/2016 ATOMIC FIS GS W 188cm(女子用なので柔らかいです)
2015/2016 ATOMIC FIS SL M 165cm


1.「12/5-12/6 志賀高原一ノ瀬スキー場」

雪質:パックされた人工雪。
気温:-3度
(1)小回りフリー

切り替えでの足首の前傾を強く意識しはじめた滑り。


(2)小回りフリー

(1)で調子をつかんだと思って滑ったのですが、切り替えで足首が前にはいらず、思ったようにスキーのトップを雪面に押し付けられなかった滑り。





2.「12/19-12/20 丸沼高原スキー場」
雪質:パックされた人工雪。
気温:-1度

(1)大回りドリル
ストックを持った時より、前後ポジションがよさそうですが、感覚的にはやはり切り替えで足首が前にはいらず、思ったようにスキーのトップを雪面に押し付けられていません。


(2)大回りフリー

思ったようにスキーが回り込んでこないので、ついつい腕を振り込む癖が大きく出てしまいました。
でも気持ちよく滑っています。




(3)大回りフリー

腕を振り込まないように意識して滑っていますが、感覚的にはやはり切り替えで足首が前にはいらず、思ったようにスキーのトップを雪面に押し付けられていません。



(4)小回りドリル

ストックを持った時より、前後ポジションがよいと思います。
感覚をつかむため、破たんがでにくいミドルターンで意図的にスキーなりに滑っています。


(5)小回りドリル

ショートターンを意識しました。
しかし、速いリズムだと、切り替えで足首が前にはいらないことがあり、スキーを押すタイミングが遅れて跳ね飛ばされることがあります。


(6)小回りフリー

スラロームをイメージしたフリースキー。
本人としてはかなり気持ちよく滑りました。
が、ビデオで見るとスキーのトップがおさえられていなくてがっかり。
スラロームのリズムだと、切り替えで足首が前に入りきらず、トップがおさえられないのかな。
ドリルと同様に跳ね飛ばされているターンがあります。



滑りはノーストックのドリルのようにしっかり身体を前に入れていけばよくなりそうな気がしています。
さて、再調整してどうなるのかな。。。楽しみです。







2015年12月29日火曜日

ウォーミングアップが足りてない

少し前の話になりますが、丸沼高原で佐藤翔さんのキャンプに参加してきました。
雪はそれなりにあるものの、リフトは激混み。20分に1本ぐらいのペースです。
あれ?これハイクアップした方が早いかな?と思って登ってみることにしてみました。

登ったのはバイオレットコースで、第2リフトの乗り口から、木のあるあたりまで。
下の画像の緑の線のところです。


同時にリフトに乗った人とは1分くらいの差で負けましたが、結構いい勝負。ただ、最後にちょっと斜面が急になるところで一気につらくなり、まぁ1日1回でいいかなぁ。
狭山みたいに毎回ハイクアップで時間稼ぎ、とはいきません。距離も長いですしね。

ただ、本題はここから。
上がってしまった息を整え滑り出すと、すごく身体がよく動くんですよね。コーチにも身体動いています、って言わました。
つまりは、普段はウォームアップがぜんぜん足りていないと。そういうことなんだと思います。毎回15分ぐらい登った方がいいのかも。
ただ、問題は汗ですね。ゴーグルは曇っちゃうし、本当に寒いときは冷えちゃうし。
でも、軽井沢スノーパークでの草レースは、リフトが動く前に少し登ってみよう。

ついでにちょっと発見も。
ブーツも温まって柔らかくなって動きやすかったです。
フレックスは少し落とすのかな、やっぱり。

2015年12月14日月曜日

RedSter物語は佳境に


思えば、2012年9月21日金曜日に書いた、「ATOMIC REDSTER Worldcup ショップで足入れしました」が始まりでした。

私がもう3年にもわたって、
「もう150は無理だから130だ」とか
「やっぱり150だ」とか
「新しい前傾角にチャレンジするぜ」とか
「やっぱり無理だ」とか、
と紆余曲折というかブレブレにぶれてさまよってきた話、「RedSter物語」もシーズンインとともにそろそろ佳境です。

途中、決断できなくて、評価用にブーツまで買うことになるとは思いもよりませんでした。
期待を膨らませた狭山での初滑りでは、ポジションがわからなくなってダサい滑りをさらし、その絶望感だって思いもよりませんでした。

大枚はたいて作ったブーツは壮大な無駄遣いだったのか、それとも少なくとも本人ぐらいは納得のいく結果になるのか。

まぁ、結果がでるまで書き続けるんだろうな。





2015年12月11日金曜日

新しいブーツは膝も楽だった(ちょっと加筆)

書き忘れていましたが、今回のブーツは今まで以上に膝の負担が小さくてびっくりです。

私は右膝には、半月板を水平断裂した古傷があり、膝を捻る動きをしているとしばらく歩けなくなるほど痛みます。そして痛みが引くまでに数日から数週間かかります。

なのでターンでアンダーステアにならないようにするためには、膝を捻るような動作を入れるのではなく、重心の前後バランスを調整し、スキートップを雪面に食いつかせるように意識しています。
まぁ、年相応の滑り方というわけです。
それでももちろんリカバリでは膝の捻りも使ってしまうのですけどね。


というようことを考えて滑っているのですが、今までの経験だと、そういう意識をしていたとしても、やっぱり滑った後には膝に疲れがたまるというか、鈍痛があり滑り終わってからはアイシングをしていました。


ところが。
今回の志賀高原での2日間は、これでもかというぐらい滑りまくったのですが、膝が全然痛くなりませんでした。むしろ適正負荷で運動したおかげなのか、かえって調子がいいくらいです。

前後バランスをチューニングするとこういう効果も出てくるのかと、驚きました。


ちなみに、まだ再調整に出していないので、今は前後の静的なバランス、つまりポジションの調整だけがされた状態です。
これから滑っているところの動画を山本さんに見てもらい、フレックスバランスも見直してもらうことになっています。今度は前後の動的なバランスの再調整です。

この点についてはまだ山本さんと意見交換もしていませんが、たぶん、少し柔らかくすることになると思います。自分で滑っていて、前にもう少し柔らかくてもいいかな?と感じているので。

しかし、まだ新しいブーツに慣れ切っていないので、結論を出すならもう少し滑り込んでからだな、と思った次第でござます。

2015年12月9日水曜日

シーズンインキャンプで収穫あり

先日参加した佐藤翔さんのシーズンインキャンプはとても満足いく内容でした。
コーチングで指摘されたことは、大きく以下の3つ。
・後ろに乗りがち。もっと足首を前傾させること。
・前後差が大きすぎる。前後差を作らないこと。
・切り替え時に上に伸びている。頭の位置を動かさないこと。

いずれも当たり前なことばかりですが、できてないんですよね。でもそれらを意識して、滑りはだんだんよくなってきたと思います。

でも、私の最大の収穫は、新しいブーツの使い方が見えてきたことです。
狭山とはいえ3日も滑り、リフトにして80本近く滑ったのに全然しっくりこなくて、
「ブーツの内容が変わりすぎて、オレ、対応できないかも」
と不安に思っていたのですが、滑りを変えていく方向性がはっきり確認出来ました。

以下は、コーチングの内容とその対策。忘れないようにと言う私のメモです。

■足首を前傾させること。
これは、余計な思い込みと、昔のブーツの癖が混ざっておかしくなっていた感じです。

余計な思い込みとは、せっかくブーツの前傾角を浅くしたのだから足首を起こして滑らなくてはという思い込み。
でも、ターンフェーズの全ての場面で固定的にこんな足首を起こして滑るのではなく、
少なくとも切り替えの局面ではスキーのトップを雪面にしっかりと食いつかせないとターンがはじまりません。

昔のブーツの癖とは、切り替えでの足首の角度の決め方の癖です。
昔のブーツでも切替ではトップを雪面に食いつかせるため、足首を前傾させていたのですが、その角度の決め方はブーツの前傾角に合わせるようにしており、自分からさらに足首を曲げたりはほとんどしていませんでした。こうするだけで、おおよそトップが噛み込むポジションになっていたのです。

でも、今回のブーツで同じようにブーツの前傾角に合わせただけでははそうはいきません。自分からしっかり足首を前に入れてあげる必要があります。
予想はしていたつもりですが、やっぱり足首の前傾角をいじるというのは大改造ですね。滑りへの影響が大きいことを実感です。

自分としてはまだしっくり来ていないときの滑り

やっとこれかな?と見えてきたときの滑り
やっぱり、SLスキーで滑りを組み立て行く人なんだな、自分。

■前後差が大きすぎる。
これは去年いい方法だと思って意図的に取り入れた「内足を持ち上げること」が、結果的に悪影響を与えていました。
2003年ぐらいからかな?もう10年以上前から、
「内足を持ち上げずに常に内足の外エッジを雪面に着けたままにして滑る」
という原則を自分に課していました。
これは、内スキーを浮かしてしまうと、内スキーが外スキーに同調しない動きが入りやすかったり、前後のバランスを思い込みで作り崩してしまうと感じたからです。
つまり、常にアウトエッジをつけて雪面を感じるセンサーとして使い、操作や荷重をコントロールするのに利用しようという作戦です。

これをすっかり忘れて内足を積極的に持ち上げた結果、前後差が大きくなって内側に傾くことを妨げていたり、シェーレンになったりする結果になっていました。
もっとポジションが安定した時期であればこういう滑りもできるのですが、最初からは無理ですね。ポジションが作れてきたら意図しなくても内足が上がるときは上がるでしょうし。自分から内足を持ち上げるのはもうしません。

対処も見えたのであとは練習あるのみです。

■切り替え時に上に伸びない
見た目の動きとして上に伸びているのですが、「上に伸びないように動かない」という対策はしません。私の中では「動きは大きく」が原則です。一つでも「動かない」というルールを作ると、結果いろんなところの動きが小さくなってしまいます。
上に伸びなくてもいいように動くルールを作っていきます。

まず、根本原因。
上に伸びている根本原因は、切替のポジションが悪いことです。
切替のポジションが悪い結果、一度立ち上がってエッジ角を完全にリセットしないと次のエッジに切り替えられず、そのため上に伸びる動作が入っている、というのが私の理解です。

また、これを解消すれば、安定を求めて自然に上に伸びなくなる、ということを過去にも経験しています。

なので、
「この動きが不要になるように、切替の動作を改善する」ということを根本原因への対処として、新しい「動き方のルール」を作ります。
でも、そのルールは、上記の二つなんですよね。ということで、新しいルールは無し。
基本をきっちりやればそれでよしと。

という整理にしました。
忘れないように次回滑るときはこのページを読み直さなくては。



2015年11月16日月曜日

ATOMIC STIからRedSterに乗り換えてみた

タイトル通り、ATOMIC STIからRedSterに乗り換えました。
本当は、私が乗り換える前に誰かの書いたレポートを読みたかったのですが、発見できず。とりあえず、私の分を書いてみました。


まだ滑走日数が少ないので、滑りとしてどうこうではなく、その履き心地の観点での感想です。

私が昨年まで履いていたATOMICブーツのSTIは、一つ前のRacetech世代のモデルで、カタログ表記でワイズ93mmというかなりロアシェルの細いブーツです。私はこの細身のブーツを非常に気に入っていたのですが、もちろん経年劣化には勝てず、履き替えることになりました。しかし、困ったことにATOMICはSTIの後継機種を販売してくれなかったので、一般人でも普通に手に入れることが出来るRedSter FISというモデルを選びました。

たぶん、STIを履いていた人からすると、RedSterへのモデルチェンジで一番ビックリするのはその緩くなった履き心地だと思います。カタログ上では95mmと2mmちがいですが、ロアシェルの形状が変わっているので数字以上に緩く感じます。というか、気持ちの問題ではなく実際に緩いです。
とはいえ、滑った感触はこのブーツが一番STIの感覚の延長に近いと聞いてRedSterを選択したので、このブーツの履き方になれていこうと思います。


どんな名チューナーでもブーツシェルのボリュームを減らすことは出来ません。緩ければ、パッドを貼るとか、ソックスの厚さを調整するとか、バックルで締め込んでみるとか、これぐらいしか選択肢はありません。
パッドを貼るのは最後の手段として、とりあえず、バックルとソックスで調整することにしました。

私の手持ちのソックスは、2種類。
一つは、STIにしてからメインで使っていたMICOのX-Race Extra−Light。神田界隈を歩きまくって、当時一番薄いという一点突破で探したソックスです。
もう一つはその前に使っていたX-SocksのCarving Ultra Light。

MICOのX-Race Extra-light

X-SOCKSのCarving Ultra Light

実はボリューム不足もあってMICOは少しブーツの中で滑ってしまうことや、バックルの調整に苦戦していました。それもあって昨夜、狭山スキー場でX-SocksのCaving Ultra Lightを試してきました。
X-Socksは、部屋で足入れした段階では少しきつかったのであまり乗り気ではなかったのですが、狭山とはいえ滑走3日目でインナーが少しつぶれたのか、シューレースを使ったのが効いたのか、丁度よくはけました。
ソックスで全般的にボリュームアップされたのがよかった感じです。まだ若干、足首の外上あたりが緩いのですが、そこはバックルの締め具合で詰めていこうと思います。


ということで、STIからRedSterに移行する人は、靴下の見直しも一緒にした方がいいかもしれません。

2015年11月8日日曜日

RedSterのカーボンスパインってどうなの?(狭山でためしてきました)(加筆しました)

滑る前にも気になっていたカーボンスパイン。
とりあえず、狭山スキー場ではなんともわかりませんでした(笑)

以上。
ではあんまりなのでもう少し。
カーボンスパインで後ろを強くしている話がRedSter登場当時から宣伝されていますが、これってバイインジェクションで前に柔らかい素材を、後ろに硬い素材を配置することを狙っているのだと思います。そしてどちらかといえば、万人が分かるのは前に柔らかいことによる操作性の良さでしょう。

後ろの硬さが活きる条件というのは、もっと雪が硬いところで、がっつりカービングしたときなんではなかろうか、という感じです。
少なくとも狭山の柔らかい雪では、ブーツの硬いところを使うなんてことはなくて、柔らかく動くのであんまり関係ありません。そんなことをしたら足元が崩れてしまうので。

ということで、後ろが硬いことによる良さ、弊害の確認は、12月のかたしな高原か菅平までお預けです。

ところで。
「カーボンスパイン」
って名前ですけど、これ本当にカーボン入っているのかな?
すくなくとも表面はプリントというかモールドですよね。ブーツの製造方法を想像してもカーボン入れるのは難しそう。名前に踊らされたかな。


昔拾った画像を探してみました。このプロトタイプ、バイインジェクションだけど、カーボンが入っているのかはわかりませんね。


クリアな素材とのバイインジェクション。

紐付きでインナーブーツを使ってみた

今となっては珍しくない紐付きのインナーを使ってみた話。


前段が長いですが、本題だけでは素っ気ない話なのと、この時にあーだこーだと考えた(妄想した)メモがないと私の振り返りにならないのでしょうがないってことで。

さて、前段から。
前のブーツ(ATOMIC STI-R)でも、シューレースインナー、いわゆる紐付きインナーになっていたのですが、実は一度も使ったことがありませんでした。
というのも、自宅の部屋で試した段階で、
「履くときに大変」
「脱ぐときはさらに大変」
加えて、
「STIは細くてボリューム的にぎりぎりだったので、紐の厚さが増えるのも嫌。」
と感じてしまったからです。寒いスキー場ではシェルがさらに締まった状態になるので、これでは使える気がしなかったのでした。

ただ、紐は使っていませんでしたが、ブーツを履くときは、毎回インナーを取り出して、先に足をインナーに入れてからシェルに押し込むという手順にはしていました。この手順で十分効果がでていると感じたので、紐を通そうという選択にならなかったのが今までです。

やっと本題。
今度のブーツ。私の好みを反映してなのか、例によって山本さんの作るブーツはタイトにかちっと組まれています。もちろんRedSterはSTIに比べれば全体的なボリュームはかなり緩くなっているのですが、例えば、足の踵の内側あたりはかなりタイトになっています。

今までに滑った2回とも左足の踵内側に
「これは長く履けないかも」
と部分的な圧迫感を感じました。

削ってもらったり広げてもらうことも考えましたが、まずは履き方や靴下で工夫です。
ということで、本題のシューレース(靴紐)を試してみることにしてみました。

シューレースを使うメリットは、大きく分けて3つあると想像してますが、このうち(2)の効果を特に期待しました。

(1)シェルにインナーを入れるときにタン部分がズレない
(2)インナーにシワを出さずに足に密着した状態を維持できる
(3)インナーが上向きに引っ張られてガムローが沈まない

結論的にはほぼ問題は解消して、部分的な圧迫感はすっかり無くなりました。
足の向きも違和感なし。この小さな差が影響するとは、今回のブーツもぎりぎりにつめた設計製作だったなと実感。
ただ、脱ぐのは面倒ですね。どうしたものか。紐ありだと、脱ぐときもシェルからインナーごと抜くか、シェルの隙間に指を入れて紐を緩めるかする必要があります。冬の寒さでシェルが硬くなった後でどうするのか。暖かい部屋に入ってシェルが緩むのを待つことになるのかな。面倒そうですが、折り合いを見つけていこうと思います。

最後に蛇足
「(3)インナーが上向きに引っ張られてガムローが沈まない」
というのは、履き心地の上で結構な違いが出ます。
普通にシェルにインナーをいれたまま足を入れていると、シェルと足に挟まれたガムフローやインナーの内側のクッション材は下向きの力を受けてだんだん下に沈んでいきます。この結果、ブーツの下の方が狭くなってしまいます。細身のシェルだと、シェルと足の隙間が小さいのでこの影響はさらに大きいです。
シェルからインナーを出して、足を入れたインナーをシェルに入れればガムフローは下から上にこすられる力を受けるので、上向きに引っ張られて伸びて広がります。微妙な量とはいえ、保管中も重力でガムローは下に流れているはずなので、この履き方でガムローが沈まない様にしてあげると、履き心地がよくなるようです。

シューレースなしのインナーでも同じ効果がでるので、インナーを取り出して足を入れてからシェルに足を入れる履き方をした方がガムフローが沈まなくて履き心地がいいのでお勧めです。

2015年11月3日火曜日

アトミックのパワーベルト

さて、もう一回ぐらい狭山スキー場にいってもいいかな?なんて思いながらこのエントリーを書いています。

実は今回作ったRedSterは、スノーヴァの時から滑っていてなんかスネの上の方が痛かったんです。
こんな感触初めてだったのですが、オフシーズンもあって身体が慣れていないのかな?なんて最初は思っていました。ところが、狭山スキー場で滑っても、スネの上の方の痛みが変わりません。なんでだろうと思っていたのですが、試しに自宅でブーツを履いてみて、やっと原因が分かりました。

原因は非常に単純なミス。
パワーベルトの締め方が間違っていたと。

私は今までパワーベルトは緩く締めていてあまり使っていなかったのですが、今回のブーツは上下二段の結構ごついパワーベルト(デュアルストラップ)が着いているのと、締め上げるタイプに変わっていたので、なんとなく今までよりしっかりしめていました。
ですが、この上下二段のパワーベルトは幅が広い分影響も大きく、ちゃんと調整しないと部分的にきつくなってスネが痛くなってしまうことを分かっていませんでした。

で、この失敗をもうしないようにとメモしておきます。

いいポイントが見つかるまでは、面倒ですが、毎回マジックテープ部分も剥がして再調整した方が無難みたいですね。

1.パワーベルトを緩める。
バックル(?)部分を緩めるだけでなく、マジックテープで止めてある上半分のパワーベルトも緩める。


2.バックル側を狙った強さで締める。
私の好みだと締め上げるというより、ブーツシェルのカーブに沿う程度、たるみを取る程度に締めています。
雪面の条件とか体調などその日の滑りの感触によって気持ち強く締めますが、なかなかそういう場面ないです。どちらかというと、バックルを全体的に強めに締めることの方が多いです。


3.マジックテープ部分を貼り付ける。
ここでも締め上げるのではなく、たるまないようにシェルのカーブに合わせてマジックテープを貼り合わせるだけにするのが私の好みです。


この2段式のパワーベルトが市販されてからもう10年ぐらい?たつのに、今回初めて使い方を知りました。blogの大半がブーツネタなのにもかかわらず、知らないことはいっぱいあるもんだと。
と、そんなお話しでした。


2015年10月30日金曜日

RedSterのカーボンスパインってどうなの?

今回は実際に滑ってからの実感と比較するために、滑る前のの不安や考えをメモしておくという試みなので、オチはありません。それは滑った後に書く予定です。

2012年1月30日に書いた最初にRedSterを見たときの感想でも、カーボンを混ぜてあるシェルにネガティブなイメージを持っていましたが、実際にブーツを購入した今もそのイメージは変わりません。


カーボンスパインですって。

過去の歴史を見渡しても複数素材を結合しているブーツが生き残ったケースはないですし、ワールドカップ選手も特に高速系ではRacetechな一枚素材なアッパーカフを使っているのでなかなか信用できません。まぁ、滑り手がワールドカップクラスじゃないので、何を偉そうに、って話ではあるのですが。

カタログには誇らしげに書いてありますが、実際のところどうなんでしょう。

私としては、大好きなSLではいい効果があるのかなという期待もあったり、苦手なGSで感覚が悪くなったらどうしよう?という不安もあったりします。

今のところ具体的な想像は全くできていません。
というのも、私の今までの滑走感覚では、ブーツの中で前にも横にも後ろにも寄りかかっていませんし、ブーツの背面を感じるようなことも一切なかったからです。
スキーブーツR&Dの山本さんによると、私がブーツの背面に対する感覚をあまり持っていないのは、ブーツの前傾角があっていないために起きていた事象なんだそうです。

今回は前傾角を適正化したので、カーボンスパインの感覚もわかるかもしれません。
ただ、Racetechの感覚がわからないので比較はできないのでしょうけど。

うーむ。またハイブリッド的にRacetechのアッパーカフをくっつけてみようかと思っていたけど、今回はアッパーカフまで加工されちゃったので比較にならないと思うし。

これはライヒの足元

これは逆の組み合わせ


滑ってみた結果が待ち遠しいです。

2015年10月13日火曜日

STIとRedSter(改)の比較

冬が待ち遠しく、早く滑りたいです。
ただ、狭山スキー場のオープンぐらいまでは私に選択肢はないのでひたすら我慢。
オフトレをして、仕事が溜まらないように日々過ごすぐらいが最大の準備です。

とはいえ、休日に天気が悪いと外出が億劫になるので、部屋でグダグダしています。
ということで、ブーツの前傾角比較のメモでも作ってみるかと思って書きました。
前傾角の測りかたは適当なので誤差も大きいですが、そこは雰囲気で。

今回作ったRedSter。15度ぐらい。

公式サイトから拾ってきた画像。反転してます。18度ぐらい。

目一杯起こした状態のSTI。16度ぐらい。
隙間のないセッティングにした写真はないのですが、そうすると18度ぐらい。

ノーマルと自分のブーツを重ねてみた。2〜3度ぐらい?の微妙な差分。

ただ、実際に履くとこの微妙な差でかなり感覚が違ってきます。
ということで、皆川選手のこの比較を真似しました。



家族が外出中にこそこそと三脚を用意して撮影しているのですが、そこは想像しないでください。また、掲載不可能なぐらいのスタイル悪さですが、恥を忍んで載せているということでお見逃しを。この流れで写真なしでは話にならないので。

ちなみにSTIは例の図2の状態にしてあるのでもう少し高いポジションも可能なのですが、力がかかるポジションを探すとこんな風になってしまいます。
今回作ったRedSterはこのポジションでびっくりするほど安定しています。

今までとは全く違う前後バランス。
写真は反転しています。

これで積年の悩みが解消してくれないかなぁと期待していますが、かなり前後ポジションが違うので自分の滑りの組み立て直しができるのか、ちょっと不安です。




2015年10月12日月曜日

前後ポジションの悩みと足首の前傾角

スキーでターンをする時に、足首を上から潰すような滑りではなく、足首を伸ばしスキーを内側から押すような滑りをしたいとずっと思ってはいるのですが、しかし、これがなかなか思うようにできないんです。
2シーズン前の滑りですが、ちょうどいい動画があったので編集してみました。

編集の小技は動画編集ソフトの使い方を覚えてきて試したくなっただけです。

緩斜面なのに失速しないで深く回っているし、スキーも滑っていて、道具の性能を活かせているかなりイメージ通りの滑りです。

ただ、できればもう少し膝を伸ばして滑りたいところなのですが、自分としては、これ以上膝を伸ばすと重心がスキーの真ん中から前にずれてしまい、スキーが滑らなくなるというか、バランスを崩してしまう気がしてどうにもなりません。足を伸ばした理想のフォームと、実際にスキーからのリアクションで選択しているフォームが一致しないのです。

いろいろ試してみたのですが、どうにもこの疑問は解決できませんでした。
例えば、ベンディング風に、切り替えで縮むことも試したのですが、それでも足を伸ばす時にしっくりくるポジションになりません。まぁ、私は外スキーの反発具合で切り替え方を変えているだけなので、切り替え方法によってターンマックスの足の感触は変わらないのは最初から予想の範疇でしたが。
そのほか、もしかするとターン前半であれば前に体がずれても平気なのか?とか思って試してみるも、恐ろしいだけでいい感触がつかめません。

というわけでモヤモヤしたまま滑っていたのです。

ところが、今回ブーツを作る時に、スキーブーツR&Dの山本さんから、ブーツの前後バランスの問題が顕著にでている話だと指摘を受けて非常に納得したのでありました。
が、その説明は長くなるので別のエントリに書きます。

2015年10月7日水曜日

足首の前傾角はロアシェルが決めている(その2)(写真追加&修正しました)

足首の前傾角はロアシェルが決めているという話を書いてみたのですが、読み返してみると図もなくて自分で読んでもわかりにくいですね。ある程度わかりやすくしておかないと、自分で読み返してもわからないので手を入れてみました。

まず、アッパーカフとロアシェルの関係は、通常、図1のようになっています。
図1


遊びなし(図1の状態)
ロアシェルとアッパーカフが密着して遊びがない。





これに加えて、Racetechでは、アキレス腱部分のビスと金具の使い方でもう一つポジションがつくれました。それがロアシェルとアッパーカフに遊びのあるポジションです。
それが私が使っていたSTIの前傾角の状態である図2です。

図2のようにするためには、アキレスけんの部分の金具の固定方法調整して、こんな風に使うことになります。


図2




遊びあり(図2の状態)
ロアシェルとアッパーカフに隙間があり、遊びがある。

RedSterの前傾角で大騒ぎしていたのは、結局Racetechで選択できた図1と図2の状態が、下の写真の赤い丸で囲んパーツが変更になった時に図1のポジションしか選択できなくなったためでした。



もちろん、力の伝達、エネルギーの伝達の効率を考えれば、図1の状態が基本だと思います。
しかし、それよりもポジションが自分の適正ポジションに近い図2の方が私にとっては重要で、
ATOMIC Race Techのアキレス腱のパーツ
ATOMIC Race Techのアキレス腱のパーツ その2
に書いた通り、STIを図1の状態で使ったらどうにもスキーにならなかったということです。

そのうえで、「足首を伸ばしに行っている時はシェルが後ろ側にたわんでいたのだと思います。」というのは、図2で、ロアシェルがたわんでアッパーカフとの隙間を塞ぐように後ろにのびて、高いポジションを取ることを許していたのだということを指しています。
と同時に、経年劣化でシェルが硬くなったので、ロアシェルの立ち上がり以上に足首が伸ばせなくなったという状況を推測したものです。

ちなみに今回新しいブーツでは、図1のようにアッパーカフとロアシェルが隙間なく連結された状態で、足首の前傾角が起こしていある状態になっています。なので、エネルギー伝達効率もよく、かつ適正ポジションになるように作り込んであるので、道具としてはかならずいい結果がでるはずなんですよねぇ。

あぁ。本当に足りないのは本人の技術だけになってしまいました。

2015年10月5日月曜日

今回もなのか

 細身のSTIをつかっている時代に書いた「スキー用ソックス」というエントリにもあるのですが、私が使っているスキー用のソックスは以下の2種類です。

上の方は、薄いMICOのX-RACE Extra-Light 1640 で極薄でペラペラです。
下の方は、高機能スキーソックスの走りだったUltra Carving Lightです。MICOよりも機能が盛り付けてあり、MICOと比較すれば厚みのあるソックスです。

さて、今回ブーツを作るときに行った計測ではMICOのソックスを使ったわけですが、STIよりRedsterのボリュームがあることから、Ultra Carving Lightを使ったらちょうどいいボリュームになるかな?と試しに履いてみました。

履いた当初は圧迫感が気持ちいいのですが、少しすると痺れてきてしまいます。MICOではまったくこんなことはないのに。
また山本さんはこのソックスの厚さのレベルで合わせに来ているのか、この工作精度はいったいどうなっているんだろうと驚愕してしまうわけであります。

本人は
「金型を作ることを想像すれば、1㎜以下の精度で合わせるのは当然ですよね」
とさらっと言ってはいましたが。
わかっていても驚きます。

とりあえず、足が痩せるまではMICOだな。



2015年9月30日水曜日

ATOMIC RedSter FIS 150 ちょっと履いてみた

スノーヴァは短かったに書いた通り、一応のところ滑ってきました。


この通り、ブーツもスキーも新調したものです。
回りが灰色なのは光の加減ではありません。本当にザウスもびっくりな雪の汚れっぷりでした。閉鎖空間で雪の入れ替えもなく、排気ガスだしてコース整備するのでしょうがないですけど。

滑りの方はこのコースの距離ではわかりませんでしたが、一応寒かったのでブーツのフィッティングではいくつか感じたことがあったので忘れないようにメモしておきます。とありえず、みんな山本さんに報告してコメントをもらおう。

(再掲)これじゃよくわからんというコースの短さ


・リフトアップは控えめ?
 
 RedSsterは150以上でリフトアップ、つまりボトムアッププレートを付けるのではなく、最初から厚底になっています。
 ところが、スキーも履いてみると、なんかあんまりソールが高くないかも、そしてソールもやわらかいかも、と感じます。

 家に帰ってSTIと履き比べたのですが、ソールが少しばかり薄い気がします。
 なんとなく付属の黄色いプレートを付けてやっと前と同じ高さのような。
 ロアシュエルがカチカチになっているからそう思うのかな?測ってないのでよくわかりません。


・フィッティングは思ったよりタイト
 STIは93mm幅、RedSter FISは95mm幅になっています。
 また、数字だけでなくシェル形状も違ってだいぶ全体ボリュームが大きくなっているので、もっとゆったりしたフィット感を予想していました。

 ところが冷えてくると踵の固定される感がかなり強かったり、一体感はかなり強く感じました。意外でしたけど、安心もしました。
 もう少しバックルの調整を詰めていかないと宝の持ち腐れだな。


・シェルは柔らかくて粘る素材になったのかも
 経年劣化して硬くなったブーツと比べたら、それは手に取っただけでもわかるくらい弾力があるのですが、STIの新品の時の記憶と比べてもRedSterのほうが柔らかくて粘りがありそう。
昨シーズン試したRedSter 130 はクタクタしていたきがしますが、このブーツはそんなことはありませんでした。これが、フレックスが調整されているからなのか、新品の素材によるものかまでは見極められていません。


・前傾角は違和感なし
 ノーマルのRedSterは履いた瞬間にあれ?と思いましたが、このブーツの前傾角は全く違和感なしです。ただ、まだ滑りは何にも変わっていません。なので真価はこれからわかるはず。


・ブーツに継ぎ目なし
 山本さんのところでブーツを作ると毎回そうなのですが、足首のヒンジが曲がるような感触ではなく、ブーツ全体がしなるような感じで動きます。動く場所に継ぎ目はありません。
 そうそう。これぞ劣化していないブーツ、新しいブーツの動きだと、一人にやにやとしていました。

総じて動きやすいブーツだと思ったので、緩斜面で深回りとか、中斜面でミドルターンとか、もっとブーツで力のやり取りをはっきり感じる条件で試してみたいです。

そこで早く滑りを組み立てなおして急斜面とかポールとかにも入りたいですねぇ。