2022年2月21日月曜日

物欲がどうなったのかのメモ 2017−2022

昔は1シーズンに一回、こんなのを書いていたのですが、忙しくなって放置していました。

当時どう思っていたのかも振り返りながら結果を書いていきます。

1.ATOMIC new RedSter FIS ブーツ
ATOMICは満を持して92mmブーツを発表したのでこれがほしい!
Racetechの発展系にみえる見た目、新しくなった素材がどんな乗り味を出すのか、興味がつきません。
今のブーツはもう2シーズンは履きたいと思っていたり、ブーツチューン代も考えると無理なのですが、これに興味があるのは間違いなし。一夏調査はいっぱいしていそう。

買えずに数シーズン過ごし、今シーズン作りました。
ATOMIC RedSter STI 130です。


2.ATOMIC new Redsterスキー
G9 FIS M / G9 FIS W / G9 FIS / S9 FISとか乗りたい。
予算を一旦無視したとしても、どうにも手を出せる気がしないから、くくりが雑です。
でも、興味の順位としては2位。

買っていません。というか試乗会にもいっていません。
なんならお蔵入りしていた2015のXT3.0に乗って感動したりしているので、新しいスキーはちょっと。。。


3.GS用のストック
2016/2017シーズンに120cmのストックを買いました。GSでもSLでも使っていますが、パンチガード付け直しが面倒なのでもう1本ほしいところ。
さて、何cmがいいのだろうか。
GS 120cm/SL 117.5cmとか、GS122.5cm/SL120cmとか。
正解があんまり見えていません。一夏楽しく悩みます。

GS用のストックは、SWIX SGC CT1の120cm(120cmを3cmカットした後3cm継足) を使っています。
長くするという答えを見つけて、購入には至りませんでした。
いい悪いはわかりませんが、扱いやすいです。

4.嫁さんのスキーウェア
もうそろそろね。なんか軽くてあったかいかっこいいのにしたいところ。

去年、ウェアをミズノのウェアに一新しました。軽くてあたたかいと嫁さんからの評判がいいです。

5.嫁さんのスキー
娘が奪っていったので嫁さんのスキーがない。
借り物のスキーを履いたら全然滑らなくてびっくり。
軽くて滑りやすいものを探したいところ。


娘に別のスキーをあてがったので、継続使用中。ただATOMICのD2なので重たい。


6.娘のスキー
GSスキーがほしいらしい。
GSスキーでフリーをしている父親に追いつくためには、150cm未満のスキーじゃ無理と気がついたようだ。


FischerのK2選手用スキーをもらって履いています。GS175cmとSL150cm。でも、ちょっとそこまで入れ込んでないからもっと普通のスキーでいいかな。


7.娘のレーシングワンピ
大人とのタイム差を見て欲しくなったらしい。考えておこう。

そこまで入れ込んでないから保留


8.コブに入れるスキー
例年先送っている話。
新品である必要はないので、試乗会のアウトレットスキーとかに手を出すかも。


うーん。コブに入る前のフリースキーのフォーム改造で忙しいので優先度低下中。
今の2016ATOMIC FIS SL Mがくたびれてきたのでこれを流用するか。


9.チューンナップボックス
今はツールボックスと車屋さんでもらったノベルティのバッグに入りきらない物を入れているのですが、もう少しちゃんとしまいたいです。

最近、これが欲しい。ノベルティのバッグが古くて崩壊しかけています。

10.カーボンレガース
毎年書いていますが、よっぽど何かがないとちょっと無理ですねぇ。


無理ですねぇ。

優先度が高そうな物から解決。でも物欲が尽きません。

2022年2月20日日曜日

硬いバーンと柔らかいバーン

スキー場のコースで硬いバーンと柔らかいバーンがありますが、今までは結構硬いところを選んで滑ってきました。
これは、
硬いバーンの方が道具の違いがはっきり出て、道具好きとしては道具の特徴がわかりやすくて楽しい
というのと、
硬いバーンが正確な動きを求めてきて動きが正確になり、上手くなれるはず
というのがありました。
大元をたどれば、「日本人は硬いところを苦手にしているからワールドカップで勝てない」というスキー雑誌の記事の影響もあったと思います。自分のレベルも棚に上げて、とは思いますけど、それでもツバクロとかで練習したのは一定効果はあった気がします。

ところが今シーズンは、「前日大雪が降り、圧雪されてるとは言えたいして硬くない」という条件で滑る機会が何度もありました。
いまいち柔らかい(とは言え、オオマツとしては柔らかいぐらいで、結構パックされてはいる。でも何にも気にしにしないで滑れるくらいは食いつく。)
というバーンを滑って少し物足りないかと最初は思ったのですが、滑ってみると、実はこういう雪で滑った方が新しい動きとかは色々試せていいのかも、と思いました。

硬いバーンだと内倒したり、スキーを踏むのが遅くなったりすると、たちまちズルっといくので嫌でも正確に動こうとします。
これが動きを洗練すると思っていたのですが、振り返ってみると、どうにも自分の枠の中で一番正確に動くようになる、というだけではないかと思ったわけです。

なので大きく動きを見直そうと試行錯誤しようとするなら、条件を緩めてもっと違う動きをしても許される条件、つまり硬いバーンにこだわり過ぎない方がいいと。

硬いところでは対応力というか、アジャストしていく力はつく気がしますが、
新しい動きにチャレンジするならもう少し条件を緩めないと効果が出ないと思うのでありました。

緩斜面で出来ないことは急斜面でもできない。
というのはよく意識していましたが、
柔らかい雪でできないことは硬い雪でもできない。
ということを意識した方がいいなというメモ書きでした。

スキーウェアを洗濯する

スキーウェアを洗濯しました。

私のウェアは、「そろそろ洗わないとな」とは思いつつ、利用頻度が落ちたままずいぶん長い間放置していました。 ですが、会う人みんなに薄汚れている感があると言われるので、面倒ですが洗ってみました。

過去にはNIXWAKを使って手洗いしたのですが、今回は手抜きに洗濯機を使ったり、普通の洗濯洗剤を併用したりしました。

使った洗剤はNANOX。
無香料、シリコン無添加ということで、素人判断でこれを使っちゃいました。
ゴアテックスを考えるとどうだろうとも思いましたが、汚れが目立つので多めの洗剤を使おうとすると手持ちがこれだけだったので妥協しました。
最初は手洗いのつもりだったので、ぬるま湯につけて汚れの目立つところに原液をかけて爪洗い用の柔らかいブラシで擦って洗いました。

何度かすすいでも汚れが出てくるので手洗いではらちがあかないと諦め、ここから洗濯ネットに入れて洗濯機へ。
洗濯機はドラム式なのですが、洗い7分、すすぎ2回でまず様子見。
出してみると若干、洗濯泡があるみたいなのでなので、すすぎ2回を追加。

きれいに落ちたみたいなので、今度は防水加工のためにTX.direct washinで洗濯機で一回洗い。

洗濯機の脱水をゴアテックスでやると洗濯機が壊れそうなのでやめておき、このまま外に干して水切り。


翌朝、だいぶ水が抜けてましたが、まだ水気が多いので、ここで裏返しにして洗濯機で5分ほど脱水。

さらに二日ほど干しておきました。

あまりもののNIXWAXと自宅にあった中性洗剤と洗濯機とだいぶ手抜きな感じでしたが、きれいになった気がします。
洗濯前と洗濯後の写真がないのが残念です。

2022年2月4日金曜日

いろいろ足りないけど、今はこんなものか

いろいろ試したくてフリースキーに行ってきました。

頭の中ではもっとかっこよく滑っているつもりなので、「こんなはずじゃ」という感じです(笑)
イメトレが甘いのか、パーツが足りないとか、動きが違うのか、とスローにしたりお手本と比較したりしながら、次に滑るなら何をしようかと吟味中です。

もとの実力もたいしたことないし、ブランクもあったので今はこんなものかと思うことにします。


緩斜面、大回り。 R>30 188cm

内側から足を伸ばしてスキーを押す動きに統一したいのに、やっぱり上から押す動きが混ざってしまいます。
あと、足を動かすのをサボったときはターンが浅くなってます。


中斜面、中回り。 R=15.5 175cm

ATOMIC XT3.0めちゃくちゃいい。
佐藤翔さんのキャンプに参加したときに、「これめちゃくちゃいいですよ」って言われて買ったのですが、なかなか使う機会が無くて。
買ってから4回目?の登場のスキー。
新品みたい。


緩斜面、小回り。R=12.5 165cm

小回り好きなのですが、好きで得意と思ってる事ほど昔の動きに戻りそうなので今シーズンは封印してました。そろそろどうかなと軽くお試し。
速い動きも単純で条件が簡単だったらどうにか動けてる気がします。

うーん。今やりたいこととは違う気がする。
動画の前半はまぁいいんですけどね。最後に向かってだんだん上に抜いちゃってるのは、外力強くて耐えられなくてこうなっているのか、単純に慣れがでてきて昔の滑り、動き方になっているのか。
もう少し練習しないとよく分からないところです。

大阪の整骨院で受けた乱暴な施術で右腰が痛いせいか、右膝の半月板損傷のせいか、右足が流れちゃいますね。筋トレしないと。

技術的な課題が解決したとはいかないですが、前進しているのも感じたし、スキー楽しくなってきました。

2022年2月1日火曜日

ターンフェーズはやっぱり3つ

GSスキーでターンらしいターンが出来る様になって、
いろいろ理解が深まるというか、当たり前に言われていたことが納得感が深まるというか、
「そういうことか!」と思うことが多い最近です。
ということで、今日はターンフェーズのお話しです。

ターンフェーズといえば、山回り、谷回りとかいうアレですが、オーストリアとかカナダのメソッドを見ているとこんな感じに3つにわけて表現しています。
Phase1:”Initiation” (開始)
Phase2:"Control"(制御)
Phase3:" Completion"(仕上げ)
#訳語は今思いつきで書きましたが、こなれた訳語は調べていません。

過去にもあーだこーだと妄想を繰り広げており、
迷走してぐるぐる何周も回ったのか、迷子になりながらやっと1周回ってこれたのか、自分自身、どっちかはわかりませんが、
「やっぱりターンフェーズって3つだな。」
と落ち着きました。
前回は3つみたいと気づき、今回は3つだと腹落ちしたのが違いです。

さらに今回分かったことは、
・今までPhase3が分かってなかった
・今までPhase2は迷走していた
・今までPhase1は運が良ければハマってた
ということです。

まーぜんぶ間違ってたなぁと。はははは。

いろいろ考えながらフリースキーをしていたら、いろいろ実感してビックリするわけです。
いろいろと言っても3つぐらいであんまり難しいことは考えいませんが。
・足を伸ばすようにしてスキーをたわませる
・伸ばし代のある姿勢で切替えの姿勢を作る
・足首は前に曲げない。ブーツの前傾角のママ

要は基本だけ。


せめてPhase2ぐらいはどうにかなってるかと思ったのですが、これも緩斜面でクローチングターンをしている時に、腰を内側に入れないでもっと正対を意識してみたら、明らかにスキーがたわんでよく滑りました。
スキーの進行方向、骨盤の方向、肩を結んだ線の方向は同じ向きにする、という基本を守って滑ると、スキーがたくさんたわみます。
なので、普通のターンの時も同じようにコレを強く意識します。


そして、Phase3は、Phase2でスキーをぐーーーっと押しながら姿勢を小さくしていくと、あるところでスキーのたわみの反動でスキーがぐんっと上に持ち上がってきて膝がたたまれます。なのでPhase2でスキーをたわませて力をためられているなら、自分の力で曲げたりしていないでも動けると。
もちろん低速だったりスキーをずらした後は自分から動きますが。
今まではこのPhase2の最後なのか、Phase3の初めなのか、この最後にターンを仕上げるためにスキーのテールの方を使う(?ここはまだよくわかってない)ぐーーーっと押す意識がありませんでした。
「力が抜けた状態でぺこっと膝を曲げてなんか違うなぁ」
と思ってみたり、
「SLみたいにあんまり考える余地もなく反動でここをごまかす」
のか、どっちかでした。
で、Phase2の出口の動きと、その後のPhase3の動きを明確に意識してそういう動作を入れると、Phase1に入りやすいし、深回りがやりやすい。


ということで、レールターンとかでPhase1的な動きはそれなりに出来るつもりでいましたが、Phase3で低い姿勢、Phase1での伸ばし代を確保した姿勢が取れていれば、さらに動きが大きくなり、調整の余地が増えるのでターン弧を選ぶのやりやすくなることを実感できました。


R>30のスキーをよりしっかり回すためには、Phase2で最後までしっかり圧をかけ、Phase3を明確に作り、Phase1で大きく動く、とする必要があると。
急斜面でも動きを小さくしないでこの動作をしっかりやるとスキーが上手く回る気がします。
まぁ1日くらいしか試せていないので、これであっているのかまた滑り込んで確認したいところ。

と、滑ってたら今度はSLスキーでリズムとるのが難しくなりました。
悩みは尽きないです。