2019年2月26日火曜日

ターンフェーズと圧をかけるタイミング

いろいろ滑ってるうちに「なるほどターンフェーズは3つなんだな」って体感したので、忘れないようにメモしておこうというお話。

■今までの感覚
2003年くらいからCSCFのビデオとかドキュメントを漁っていたので、ターンフェーズが3つに分割されて説明されていることは頭では知っていました。
あと、もっと昔で言えばSKI COMPでベラークにいた大杖正彦さんが連載してた記事にも書いてありましたね。

CSCFとかCSIAで定義するturn phase

そんなのを読んだり見たりしていましたが、なんとなく分かったふりをしていただけで、実際にはよく理解できていませんでした。私はSLスキーで動きを理解していたので、ターンフェーズに関する自分の感覚は2つで、「3つなの?」という感じでした。

phase2への意識が希薄

さらに、「ターン毎に動きが途切れてる」と言われたことがあり、ターンの連続性を意識していたので、谷回りをして山回りで1ターンというより、山回りから谷回りが連続が一つの固まり と考えていました。

切り替え重視の考え方

ちなみに「いいポジションにいればスキーに圧は加えられる」ぐらいに考えていたので、自分から圧を加えるタイミングを意識することはありませんでしたし、圧をかけるのは、早ければ早いほどいいぐらいに乱暴に考えていました。

■なんか違うかも
ところが、最近二つの違和感があり、どうも2フェーズでの理解には無理があるのではないか?もしかして3フェーズってこういうことなのかしら?と思いいたりました。

違和感1
SLスキーを使ってフルカービングの深回りで滑っていると、切り替えた直後からスキーに圧をかけると、ターン弧が浅くなってしまうというか、ターンのスペースの幅が狭くなってしまいます。ちょっと間をおいてからスキーを押したほうががっつりたわんで「ぐぃん」とターンする気がします。あれ?この間はなんだろう。


違和感2
GSスキーを使って「より早く圧をかける!」と思って滑っていたら、期待と裏腹にやっぱりターンが小さくなってしまうし、スキーがたわまず食い込んでしまいます。

がむしゃらに早く角付けして早く圧をかけ始めればいいと思っていたのですが、そんなわけはなかったと。どうにもターンフェーズを2つにしていては説明がつかないというか、動きが悪くなってしまうことを実感しました。

つまり、重心を落としながら角付けをしていくフェーズ(Phase1)があり、
その後にスキーに圧をかけるフェーズ(Phase2)があるんだなと。
で、いつまでも圧かけて倒してばかりもいられないので、これを仕上げて戻してくフェーズ(Phase3)ってことなのかと。

SLスキー使ったミドルターンというかSLターンでも3つに分割して考えた方が気持ちよくターンができそうだし、GSスキーも操作しやすい気がしました。

なので、忘れないようにメモを書きつつ、次のスキーで定着化をはかろうと思うところでありました。

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