2015年2月23日月曜日

ATOMIC 130か150か?ブーツテストした! ② 足首の前傾角は本当にこんなに強くていいのか

さて、足首の前傾角の話。

世にRedSterのブーツが溢れているのに今更何か問題があるということはないのですが、RaceTechよりも明らかに前傾が強くなっているこのブーツに、
「私自身がついていけるのか?」
というところを明らかにするのが今回の目的です。

結論はだいたい大丈夫な気がしました。
え?現物履いているのにだいたいなの?となるところですが、やっぱり簡易的なチューニングでは何もかもが完璧にとはいきません。今回はほぼ一夜漬けチューニングなので足首周りのホールドが弱く、足首が起きると、かかとが前にずれてしまうんです。なので、本来は後ろに乗るとかかとが押し付けられるような動きをするはずなのですが、これが体感できませんでした。

普通に滑る範囲では、足首をシェルなりの角度で滑っても違和感はなかったです。
一番危惧していたのは後ろに乗ってたときの挙動とか高速で滑った時の挙動だったのですが、その辺は足も痛くて頑張れませんでした。

そんなこんなもあり、次回はこんな組み合わせでこの辺りを試してみようと思います。
同系統のブーツなので、インターフェイスは共通でした。ライヒは逆の組み合わせのブーツ履いていますからね。できるんじゃないかなあと思っていたのですが、あっさりできました。



2015年2月18日水曜日

ATOMIC 130か150か?ブーツテストした! ビデオ

編集の仕方を変えてみました。速い方がRedSterです。
新しくてバネがあるブーツの方が動けるというのが一番の違い。
RedSterがRacetechよりいい。というより、新しいブーツは古くて経年劣化したブーツよりいい。というぐらいの話。



2015年2月17日火曜日

ATOMIC 130か150か?ブーツテストした! ① フレックスは130でいいのか(少し加筆)

まず、今回のお題は「① フレックスは130でいいのか」です。

結論から書くと私には130で十分と判断しました。

今回は、「150でもがんばれるかな?」ではなく、「130で柔らかくしても平気かな?」と考えました。柔らかい方が扱いやすいに決まっていますし、それで不満がなければそれでいいかと。

実物を履いて評価したいのは、特に横と後ろの硬さです。

ショップではブーツを履いて前に足を入れるぐらいしかやれることはありません。
チューンが出来上がったブーツならもう少しいろいろ室内でもやりたいことがあるのですが、私の足は舟状骨が大きく出ているので他のことはお店で何やってもよく分からないのが正直なところ。

大回りとか小回りとかしながらいろいろ考えます。

まずは、「ショップでも分かる」と豪語したけど、やっぱり気になる前方向から。

ショップで感じた前への柔らかさは、スキー場の寒さではちゃんと硬くなり、なんら困るものではありませんでした。逆に、外力のかかってない局面でも足首を前に入れやすくなった分、操作性があがりました。これはぐにゃっと曲げると言うのではなくて、動き出しの小さな動きが正確に柔らかく出来るという感じです。
前が柔らかくても、加重するときは足を伸ばす方向に使うのでこれで十分です。

次はお店でさっぱり分からない横と後ろの感覚です。

横の感覚。
すぐに慣れてはしまうのですが、比べてみれば、エッジのとらえの感触は少し落ちた気がします。特にターンの入り口部分は少しだけぼやけた気がします。でも、精度が落ちた代わりに自由度というか、荒れた斜面でらくだったり、ミスに対する許容度は上がった気がします。これが横の硬さの影響か、これがボトムアップが無くなったことに対する影響なのか。微妙なところです。ちなみに、ブーツボードは一番硬い黒いのを入れています。これはリフトアップされていてブーツソールの厚いSTIと比較してあんまり極端に変わってほしくなかったためです。

後ろの感覚はよく分かりませんでした。あんまり後ろだけって感覚じゃないので。
でも、足を伸ばして加重したときにブーツの構造として身体を支えてくれているものと理解すれば、これで足りないと言うことはないのでしょう。弱さは全く感じなかったです。逆に、カーボンが入って硬くなっているはどうなんだろう?よくわかってないです。

SLセットとフリースキーで比較しましたが、どちらもだいたい同じ感触でした。

緩斜面では硬いブーツの方がエッジの感覚がダイレクトでよかったです。でも、ビデオをみると動きが硬くて自分で思うほどはよくないですね。比較すると遅いし。
そもそも滑り自体が自分で立てた間延びしたセットに対応できず、全然いいところなしで、あまり厳密な比較になっていませんね。私は振ってあるセットの方が好きなんですが、これは間延びしたポールを待ってしまっています。結構長い時間、止まっているダメ滑りですね。
とはいえ、ダメはダメなりになんとなくブーツの違いが見えた気がします。


固定カメラで比較


決め手は荷物をしょって滑ったときの感触です。
背中にブーツやカメラ、三脚、ドリンクなどが満載でおそらく10kgちかくあったと思う荷物をしょって滑りました。そうすると、私の硬くなったSTI(150)のブーツでもそこそこ動けます。

つまり、体重が足りない。筋力が足りないと。
怪我をする前の自分の足は今よりは見るからに太かったし、高い体脂肪率ではあるものの体重も78〜80kgをさまよっていたので、パワーと体重も150のレンジにかすっていたか、背伸びしたらどうにかとどくかも?ぐらいだったと思います。

ところが、ダイエットで体重が減り、怪我で筋力が落ちたのでもう身体に合わないんです。荷物で重くなればブーツもスキーもそれなりにたわみますが、その重さを支えて動けるだけの筋力が無いです。
さらにもう5kgぐらい減量したいと思っていることを思うともう150のレンジにはかすりもしないとよく分かりました。

逆に10kgの荷物をしょったら130で無理かというとそんなこともありません。重さを支えるのは体軸なので。

ということで、なんとまぁ、最後に背中を押したのは重たいリュックだったと。


ATOMIC 130か150かブーツテストした! 前置き

まずは前置きから。


WC130はメモリーフィットと舟状骨まわりのシェルだしを一発入れただけの簡易チューン。もう130のフレックスと前傾角の感触だけ分かればいいというブーツ。
STI-RはR&Dチューンだけど、5年目の経年劣化で「カチカチになってしなりがない」+「へたって足首は前にクタクタと動く」という末期状態のブーツ。

なので厳密な比較は出来ていないのですが、お店で足入れするより分かるだろうという割り切りです。
インソールはSTIの時に作った今のアムフィットのもののを共用。
インナーはRedSter WC130のものをSTIでも共用。
ゲレンデには2足ブーツを持って行き、途中で履き替えたりしました。
2足目のブーツを背負っていくのは、リュックが重くてまいりました。

私の体格は、身長169cm、体重72kg、体脂肪率20%。
もう少し痩せて筋力つけたいと思っている40半ばの中年男性です。
運動不足を解消して今年はそこそこ動けると感じていますが、20代の頃のようには活きませんね。

使っているスキーは、ATOMIC RS SL Men(165cm) 2010です。
D2の着いてない方の結構硬いスキーです。エッジはかなりしっかり立てています。

私の技術志向は、競技スキー大好き。SL大好き。
大きく動くことを考えていて、足もしっかり動かすことを考えています。
動かないで左右に傾くだけの滑りではつまらないので。

最近だとこれはそこそこイメージ通りの滑りです。緩斜面ですけど。
本当はもう少しタイミングを早くしたいのと、スネの平行を保ちたいところ。
手もこんなに前に出さないで顔の横ぐらいでポールを叩くようにしたいとかいろいろ不満はあるので70点ぐらいの滑りです。でもまぁだいたいこんな感じです。



足を動かす(と言ってもブーツをつぶすような動きをすることはさすがに考えていませんが)ためには、足首だってしっかり動くブーツがいいです。
動き方はジョイントから曲がると言うより、シェルがしなって足首が前に入るというのが好きです。

という諸々条件があるので、当たり前ですが万人に共通するお話しというのではなく、私のための私のメモです。参考程度にお願いします。




2015年2月16日月曜日

ATOMIC 130か150か?ブーツテストした!

RedSter Worldcup 130履いてきました。

フリースキーとSLセット滑ってきました。
突貫工事で足が入る状態にしただけなので、本気チューンの状態ではありませんでしたが、いろいろ得るものがありました。

① フレックスは130でいいのか
② 足首の前傾角は本当にこんなに強くていいのか
③ メモリーフィットの実力はどの程度か

という観点でもネタはたくさんできました。

でも公開するのも微妙な感じだったり、推敲を要するものもあるので、ちょいちょいと書き足していこうと思います。




2015年2月15日日曜日

世界アルペン 女子回転

圧巻のシフリン。
地元のプレッシャーも関係ないのか?

選手のアトミックのSLスキー、ビオニックサイドウォールじゃなくて、フルサンドイッチだった。
来シーズンはあれくるのかな?

2015年2月11日水曜日

ATOMIC 130か150か?ブーツテストをする!

150のブーツはもう無理だなと書きながら、ブーツのフレックスを変えるのはなかなか勇気がいるというか、迷いや未練が残ります。

本命はスキーブーツR&Dで作ったブーツなのですが、時間もお金もかかるので、その前にどうしても踏ん切りがつかない部分をテストすることにしました。
ただ、ものが供給されるような選手ではないので、もちろん普通に購入します。
もう納得するためには、お金使ってでも実際に試したい。そう思い至りました。


ブーツはATOMICのRedSter Worldcup 130です。

比較対象年代メーカーモデルフレックスブーツチューン
旧ブーツ2010ATOMICSTI-R150スキーブーツR&D(ベーシック)
新ブーツ2015ATOMICRedSter Worldcup130メモリーフィット

主に確認したい点は興味のある順番でこんな感じ。

① フレックスは130でいいのか
② 足首の前傾角は本当にこんなに強くていいのか
③ メモリーフィットの実力はどの程度か

①は頭でわかっていても、やっぱり不安が残ります。
ATOMICは一般向けにも170というフレックスのブーツを出しているので、150のブーツって相対的に柔らかくなっているのではないかと疑問に思ったりもしています。
このあたりはお店で履いた感じだけではわかりません。現物を履いて納得したいところです。

②は初めてRedSterに足入れしたときから不安がある部分です。
マルセルヒルシャーとか本当に足首の前傾きがすごい強いので、こういう滑り方もあるのかな?と思ってみたり。

③は完全にブログネタですが、逆にこれがなければテストでブーツを買おうとは思いませんでした。おそらくある程度は履けるようになるはず。
R&Dでブーツを作ったらさらに比較したいところです。


仮に130が思った以上に柔らかく感じても、コブを滑るブーツにすればいいだろうと思っています。少し柔らかいブーツがほしいのは間違いないので。

おそらく違和感を感じるのは最初だけで、すぐに柔らかい方がいいと感じるようになるんだと思います。

と、想像はつくのですが、実際どうなのか。

2015年2月8日日曜日

ブーツ購入! ATOMIC Redster

購入しました。ATOMICのRedSter Pro 80です。サイズ24.5cmです。
ええ。娘のブーツです。


娘のブーツにもメモリーフィットしてきました。
うちの娘の足には、父親譲りの大きな舟状骨があります。
過去、私の舟状骨を納得いくレベルでうまく対処してくれたのはR&Dの山本さんだけでした。ということもあり、舟状骨の対処について正直に言えばショップレベルのブーツチューンにはあまり期待していなかったのです(すんません。いつもお世話になっている黄色いお店)。

でも、このメモリーフィット。すばらしいですね。一発解消です。
(というか、メモリーフィット狙いでATOMICにしたのですけどね)
足の形の見極め、パッドの形、大きさ、貼る位置にはお店の個性がでます(つまり上手い下手がある)が、加工の品質は安定しています。これはすごい商品です。

2015年2月7日土曜日

ビデオカメラ Canon iVIS HF G20

スキー撮影用のカメラを購入しました。
Canon iVIS HF G20です。

日差しの強いスキー場で液晶だけで撮るのは難しいので、ファインダーのついているモデルから探しました。でもファインダーつきのカメラって選択肢がホントに限られているんですね。
三脚に載せて放置するカメラは別途用意する割りきりで、防水性能はあきらめました。
そうなると、もう値段的にこれしかないとたどり着きました。
とりあえず、犬の散歩をしながら近所で試し撮りした感じでは、すごく撮りやすくていいですね。
自分が止まっていればかなりきれいにとれます。歩きながらだとさすがにぶれますが。
でも期待以上です。
スキーグローブでの操作は難しそうなので、なにか薄手の撮影用のグローブを探そう。

2015年2月5日木曜日

よく切れるスクレーパー

ヤフオクに出品されていたスクレーパーを購入しました。


友人のKNJさんから借りたら非常に切れ味がよかったので真似しました。
期待通りの切れ味で、使い切ったらまた買うと思います。

刃物は切れ味がよいと作業もはかどるし気持ちがいいですね。



以下、ヤフオクの商品説明のコピペです。

商品の詳細は以下表を参照ください。
項  目説  明
商品名スキー用スクレーパー■3㎜白10枚
商品サイズ●サイズmm)   厚さ3×長さ130×幅60
●白色板 ・ 赤、黒にて使用目印A~D入り 
商品紹介
経済性重視で研ぎながら使用するなら3mmが楽!
 多くの方より好評の硬い材質、アクリルスクレーパー(日本国産)です。

●削り面を特別、微小に凹加工してありシャープで硬く、くいつき良いです。
 3㎜厚は、耐水ペーパー研ぎも早く終わります。

●材質は、日本国産材アクリルキャスト板を使用。ロックウェル硬度M-100、
 耐熱変形温度100℃の硬い材質。耐水ペーパー研ぎでのべたつきも少なく
 仕上げやすいです。すくい角は仕上げてあり、研がずにすぐ使用出来ます。

●ホットワックス洗いのスクレーピングでも摩擦熱で滑走面への張り付きは
 起きません。#4000~の硬い滑走面のケバ取りやアカ取りも良好です!

●A~D頭文字や、裏表文字の色違いを目印にすると角を順序よく使うにも
 都合がよく、使用角がわかりやすくすみます。
 凹が研ぎ減ると通常(従来の)のスクレーパーと同じとなります。

切れます!スクレーパー使用は、必ず手袋等で、ケガ(傷)の防止対策必須です。

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商品状態●新品 白 3mm10枚 (単品PP袋入り)
注意事項●落札後のキャンセル及び、返品はお受けできません。
●追跡確認の出来るレターパックプラス便発送です。送料全国一律510円
 発払いですので、合わせて「2,990円 」がお振込みいただく金額となります。

 (レターパックプラス便は、対面お届け、受取時に受領印または署名がいります。損害賠償はありません。)
●振込手数料は、落札者様ご負担にてお願いいたします。
●お振込確認後出荷、お荷物追跡番号を連絡いたします。
●当方より連絡後、「お届け先等」、5日以内に「取引ナビ」にてご連絡下さいませ。

●当方より「取引ナビ」で連絡後5日以上返信連絡をいただけない場合は、お取引続行は困難と判断して
 落札者都合削除とさせていただきます。

●オリジナル 模擬複製を禁じます。●No imitation is permitted
●当出品紹介をご覧いただきありがとうございます。