2014年1月30日木曜日

CSCF World 2014の感想

前にも書いた通り入手困難なCSCF World 2014ですが、CSCF Level 3なcoachから購入。

せっかく手に入れたのに、忙しくてチラ見しかできていません。
意外にも目についたのはパラのセクション。
DVDを作った人の意図とは違うかもしれませんが、同じ練習メニューに取り組んでいたりして(並走するわけじゃないですが)いいお手本を見た気がします。

やっぱり上手い人も基礎的な練習をちゃんとやるんですね。

さっくりと感想を。

■女子SL
すごいウェーブの中にSLセットが立っている。こんな練習もありか。
(ウェーブが、、)

今年の女子SLはセットの中もいいビデオがたくさんあった気がします。
最後は、シフリンの滑り。
(シフリン)
セットを滑っているものだけですが、基本に忠実できれいでいいですね。
GoProをヘルメットの上に載せてました。

■男子SL
思ったより低めというか、中腰のポジションだなぁ。
バッチーっと足をのばしきるような滑りは、その後の動きの自由度も限られてしまうし、もうしないのが普通なのか。
典型的な中回り風なショートターンだけでなく、速いリズムのショートターンも入っていましたね。得意な気持ちのいいターン弧だけで滑ってしまいがちですが、いろいろなターン弧で滑るのは、滑りの幅を広げるためにも大事なんだと再認識。

ショートポールで中回転のようなセットで動きを丁寧に追う練習は、このレベルでもやるのか。こんなのが僕らのレベルでも効果的な練習だと思っています。
(ショートポール。セットは大きめ)


今年も佐々木明が収録されていました。柔らかくてきれいな滑り。
(佐々木明らしい、お手本にはできない派手なシーン)

もう何年連続で収録されたのかな。カナダ人がみてもやっぱりお手本に選びたくなる滑りなのでしょう。

■女子GS
最初のフリースキーのパートは、毎年本当に参考になる。すごく素直なきれいな滑り。
女子もR>30になった影響か、単に傾けるだけでなく、上半身と下半身のセパレーションと上下動をしっかりとって動いていますね。すごく参考になります。

私がここから読み取って真似したいのは、背中の前傾角(=股関節からの前傾)と、内足をしっかり持ち上げている(浮かしているわけじゃないですよ)ことか。
私自身としては今シーズンになって、やっとR>27も楽しくなってきたので、もうちょっとちゃんと分析して何かを拾ってこよう。

■男子GS
最初のフリースキーのパートにドリルがいくつか入っています。
体を上下に大きく使っているのは男子も一緒。
きっとR>35を使いこなすためには大きくはっきり体の動きを使う必要があるのでしょう。




あのカナダの足の長い選手はなんて言うのだろう?体型が違いすぎて参考にしにくい。

ショートポールでトレーニング。圧迫感のないところで動きを正確に仕上げていくのはSLもGSも一緒なんだろうなぁ。

男子のとりは、ヒルシャーでした。


すごい動きだ。

DVDで売るのが大変なら、ダウンロード販売でもいいんだけどなぁ。

2014年1月29日水曜日

GSの滑りを振り返ってみる

膝の痛みが深刻になる前の練習の滑りです。
今シーズン、R>27で二日目でゲート二日目。

ここ数年調子いい小回りの感覚に近づけたくて、上半身の前傾をいつもよりしっかりとったつもり。
で、力が上に抜けなくなって目に見えてよくなった気がします。まぁ、元が元ですから、よくなったってこんなものですが。
自分としてはいい感触つかめた気がします。忘れないようにメモしておかないと。




膝、半月板水平断裂というらしい

見慣れないので赤線でかこってみた。
この真ん中の横線が断裂しているところだそうです。

よく思い出すと、ロッキング症状出てるので手術だよなぁ。本当は。
でも、今シーズンは2月にスキー部の練習会を主催するので、だましだまし過ごして乗り切り、オフに本格的に対処しよう。




2014年1月27日月曜日

膝用にMueller使っています

とりあえず、痛いのを回避するのに病院よりも早く対応してくれるamazonさんで、muellerのブレイスとサポーターを購入。ごっついブレイスの方が効くかと思いきや、強く締め付けができるサポーターの方が気持ちいいです。

あ、ちなみにこんな柔らかいサポーターなんて気休めなので、「気持ちいい」とか「安心感がある」というのが重要な気がします。

とりあえず、膝の皿ががっちり押さえられると安心する感じがします。

ちなみに、サポーターはスーツの下にもつけられて、毎日使っています。
なんとなく、左ひざにも欲しい気がします。

アジャスタブルヒンジニーブレイス

オープンパテラニースタビライザー


膝の診断を受けてきました

今朝、膝の診断を受けてきました。

内側側副靭帯の損傷、前十字靭帯が伸び気味とかいろいろあるのですが、一番の問題は半月板断裂だそうです。
写真の右側にある半月板のまんなかに横線が入っているのが亀裂だそうです。
(ググった画像にはそんざいしない線だとは思ったのですが、やっぱりそうですか)


選択肢は3つ。

縫合するか、切除するか、このまま付き合うか、だそうです。
縫合は、若い人だと縫えばくっつくらしいですが、年取ってると縫ってもくっつかないので、やめた方がいいと。

切除は、亀裂した半月板の破片を切除するのだそうですが、半月板のボリュームが減るので長期的には膝関節の摩耗につながるのでやめたほうがいいと。

ということで、しばらく様子見、このままつきあうことになりました。

どうなったら手術の必要がありますか?と聞いたところ、
「断裂した半月板がずれるとか、めくれるとかすると膝がロックして動かなくなりますので、そうなったら手術ですね」
とのことでした。

...............ずれるのもめくれるのも痛そうですよ。

しばらくはリハビリという名の筋トレですね。

2014年1月25日土曜日

膝のMRIをとってもらった

膝を痛めてかなりしんどいので、病院に通っています。
というか、過去最大にやばい雰囲気です。

ですが、そこの病院がかなり混雑しており、院内でMRIをとろうとすると2月になってしまうそうです。早く白黒つけたいと言うと、外部の病院にMRI撮影を委託するとのこと。
へー。そんなサービスがあるのかと感心しました。


病院での説明は、「現像に時間がかかりますが、受け取ってきてください」といわれました。
何の気なしに聞いていましたが、「現像」ってなんだろう?と思っていたけど、その委託先の病院でも「現像しますので」と言われた。

で、しばらく待って受け取るとCD-RにDICOMデータが入っていた。
なんだやっぱり電子データじゃん。
ありがたいことに封もしていないので早速自分のMacで覗いた。


うーん。いっぱいあるけどよくわからなーい。
来週は診察だ。

2014年1月24日金曜日

(タイトル改め)まだ乗っています、→まだまだ乗ります、ATOMIC RS-SL 2011

(s_takkyさんにするどい指摘を受けて、ちょっと修正)

型落ちで買ったので3シーズン目のSLスキー。
最初は乗り方がわからず、じゃじゃ馬ぶりに絶望しましたが、乗り方がわかってからは最高に気持ちいいスキーです。

難しすぎて乗りこなせないかもしれないという可能性も非常に高かったのですが、菅平の大松でたまたま見かけた同じスキーを履いた上手い人の滑りを見ることが出来たおかげで、乗り方がわかりました。
最初の乗れない加減が絶望的で、ハイリスク・ハイリターンという感じでした。もうこういう選び方はしません。(と、30年ぐらい言っている気がします)


楽に滑る滑り方もわかったし、斜度が急なところでも扱えるようになったし。
上達させてもらいました。
まだまだ乗りますよ!

2014年1月23日木曜日

佐々木明 引退

佐々木明も引退だそうです。

佐々木明も直接見たのはやっぱりザウスです。
「全日本選手と滑ろう」というようなイベントで初めて彼を見ました。
ポールの根元ぎりぎりにスキーを通して、倒す音がやばかった(なんか、いろんなものが壊れそうな音でした)のを覚えています。

私も彼がワールドカップでも優勝できるじゃないかと何度も期待しましたうちの一人です。

佐々木明が2位に入賞したりした翌年、スラロームセットのインターバルが短いのが流行った理由は、佐々木明対策なんじゃないかと思いました。つまり、インターバルの広いスラロームじゃ佐々木明が勝ちすぎてしまいそうだと思ったヨーロッパのチームが懸念し、ああいうセットにしたのだろうと。
この解釈は私の勝手な思い込みですけどね。

毎年CSCFのWorldにも載っているし、世界が認めた選手なんだろうなぁ。

2014年1月20日月曜日

皆川賢太郎 引退

よみうりニュースにもありますが、皆川賢太郎選手が引退を決めたそうです。

以下、新橋の飲み屋で松井のバッティングにダメだしをするおじちゃんの話と同じと思って読んでください。



昔、ザウスでちょっと変なスキーを履いて黙々と練習している、一目見てレベルの違う選手がいました。よく見るとそれが皆川選手でした。
ちなみに履いていたスキーは、後に世を賑わすショートカービングスキーです。

皆川選手の印象は、スキー雑誌に掲載されている2mのSLスキー履いている時代の写真はぱっとしない感じで、私の好みではありませんでした。しかし、ザウスでの滑りはキレッキレで「これはやばいなぁ」という感じでした。今となっては理解できますが、当時は正直、「なんだあの滑りは?すげーけど、あれでいいのか?」って違和感もたっぷりでした。

その後シーズンが開けると6位入賞してさらにまたびっくりするわけです。


でも、滑りとしては、足首の前傾がきつい滑りで、私の好みとは違ったので、積極的に参考にしようと見たことはありませんでした。(このあたりの発言は新橋のよっぱらいオヤジですよ)

二度目の怪我から復帰した後、スキー雑誌の表紙に立ち姿がきれいになった皆川選手を発見。
すげーなんだこりゃ?と雑誌を買うと、山本さんがブーツを作っていたと。

滑りもカッコいい感じになっていたので、ぜひとももう一度世界を舞台に活躍してほしいと期待していました。
が、オリンピックにつながる結果にはならなかったのですね。

おつかれさまでした。


リュックをもらった!

レースは膝が痛いのと恐いのとで話になりませんでしたが、ビンゴ大会でリュックをもらった。
生まれて初めて、ビンゴで欲しいと思ったものを取れた。すごくうれしい。

このリュックすごくでかくていいです。ブーツとヘルメットを入れてもまだまだ入ります。


カタログで見たらNNT07スタートパック、17,325円。
楽天でみたら14,700円と。
あれ?いいものもらったな。

ATOMIC 2010 RACE D2 GS R=19 184cm

秘密兵器というエントリーで書いたスキーです。

RがきついGSスキーを探して選んだスキー、ATOMIC 2010 RACE D2 GSです。
期待通りR=19です。長さはもう少し短くてもいいかと思いましたが184cmです。

2010モデルと少し古いのですが、これを選んだ理由は、二つ。
一つは安いこと。もう一つはロッカーではないこと。です。

とりあえずチューンナップをしてみましたが、ベースエッジ側の角度があわない(私のアングルは0.5)でかかりませんでした。ちょっと不思議なベースエッジの感じでたれていると言うより、低い感じ。
剥離なのか、こういうチューンなのか?一回マシンでフラット出さないと、ダメかなぁ。



2014年1月18日土曜日

今シーズン、初GSの滑り

1/4のビデオなので少し前なのですが、今シーズン初のR>27、初のGSゲート。
フリー抜きでいきなりゲートなのですが、さすがにそれはないだろうという感じです。
全然スキーの性能というか回転弧をわかってないで滑っています。
まだ、R>27に慣れてないのと、右膝をかばって左ターンを内足で滑っているのが痛々しい。

自慢げな要素も満足する要素もないけど記録的な意味で。


ちなみにウェーデルン前です。

最初のは、上下に大きく動くつもりで。次のは上半身の前傾を維持することを意識してました。後者の方がいい感じかも。

それにしても、左足の方が雪面を捕らえているなんて。ありえないな。というか、ちゃんと治療しよう。

R>27に慣れるためのこんな方法

他にもいろいろやってはいるのですが、こんな手もあるか、という話です。

言うまでもありませんが、来シーズンへの自分へのメモってことなので、他の人に効果があるかはわかりませんのであしからず。過去の実績では、自分だけの必殺技だと思いこんでいたら、笑いの種でしかないパターンも往々にしてあります。

サイドカーブの緩いR>27に体をなじませるために、いろいろ試していたのですが、どうにかフリースキーでは様になってきました。そのなかでちょっとかわった方法が意外に効果がありそうな気がしたので忘れないようにメモしておきます。

それは、R>27のGSスキーを履いての「ウェーデルン」です。

つばくろのリフトを降りて尾根の部分を滑るときは、危ないので低速で滑るしかありません。そこで一部で受けが良かったウェーデルンをしてみたのですが、何本も繰り返しているうちに、調子が上がってきました。こんなことをしている人はあまり見かけませんが、エッジを押しつけるようにきれいにずらし、軸を作って真ん中に乗ってスキーを振ると、スキーの素性がよくわかってきます。おかげでサイドカーブを読み違えて内倒したりすることがなく、楽にスキーが操作できるようになりました。

レールターンからキャッチアップしていく方法は、私も好んで取り組んでいますが、ワンパターンにエッジにのって傾いているだけではスキー技術としての幅が狭く、それだけでは限定的な条件でしか上達できないものだなぁと考えてみたり。
いろいろな滑り方をしていろいろな刺激を与えた方が簡単に上達するってことなんだなと、実感したところです。

2014年1月16日木曜日

SLトレーニングメモ 2013

約1年前に書いて公開するのを忘れいていたエントリです。
さて、どれくらい今シーズン守っているのかなぁ>自分。


もう今シーズンも店じまいな感じなので、来シーズンの私へのメモが続きます。

まずは大好きなスラロームから。
2/23-24の伊藤さんのところでのトレーニングの感触がよかったので、ここで撮影してもらった動画が手元に来てからじっくり書こうと思ったのですが、いつになるのかわからないので記憶に残っているうちに書いてしまいます。

■忘れてはいけないこと
・いいポジションをキープする
・後ろに乗ったり上に伸びきっていると、動けないし弱っちい滑りになっていいことなし。
・股関節からの前傾と、胸を谷向きにすることを意識する。

基本的にいいポジションを作れれば、かなり思ったように動けることを再確認。
これができれば後はビデオの動きが目に焼き付いているので自動的にうまくいく感じです。


■そのための対策
(1) スタート時点でしっかり股関節から前傾する。
 ・突っ立ってスタートしてしまったら最後までそうなってしまうのでスタートから前傾する。
 ・背中を猫背にするのではなく、股関節から曲げる。
 ・膝を伸ばして骨格でスキーの上に乗る

(2) ポールをたたく手は前に出さない。
 ・逆手の手の構えは肘を曲げて顔の横か肩の前ぐらいにし、ポールが当たるの待つ。
 (ビデオでは未確認なのでどうかなぁ。でも、感覚としてはこんな感じ)
 ・ストックはポールを叩いたら、そのまま下ろして突く

この方が胸が谷を向くし、腰を内側に入れられる気がする。
それに、ポールをスネで倒せるから腕も疲れない。
手を前に出すと(肘を伸ばしてしまうと)、体が回りやすいことが一番の問題点で、もしちゃんとしたラインで入っても、腕だけでポールを倒すからポールが重くてすぐ腕が疲れてしまいます。
仮に疲れないとしたら、ポールからたいした衝撃を受けないぐらい遅いと思った方がいい。
ストックを突くために手を前に出したりするのは、ワンアクション余計な動作が増えて身体が落ちていかないし、身体が回る原因になる。CSCF World2013を見ると、素早く手首からストックを前に振っている選手もいたけど、私がこれをやると悪い癖が誘発するのでダメ。
一緒に練習していた何名かをみても、前に(進行方向、トップの横とか)突く動作にいいことはないと思った。

(3) スタンスはスネの平行を保つ
 ・内足の膝を倒して雪面に近づける

これは伊藤さんが指導していた内容。内足が邪魔で外足を倒せないという状況を回避したい。
これを強く意識すると、上になんて抜けられないので一石二鳥。
上に抜けるときには股下が三角になっている。

(4) 来季は腕のプロテクタを導入
 ・今シーズン、久々に痛い目にあいました。体がびびって動かないのでプロテクタを導入する。

■いい感触

久々にあった伊藤さんには「いいじゃん」と少し驚いた感じで褒められました。
今シーズン一番うれしかったかも。


(1)切り替え
自分では切り替えのために脚の操作をしてる意識はないんだけど、ぬるりんって感じで外力で素早く切り替えができて気持ちよかった。これがこの二日間だけじゃなくて毎回出せれば、技術的にもブレークスルーという感じなのですが。
跳ね飛ばされたりせずに、前に加速できて気持ちよかった。
しっかり、外足を伸ばせれば、よりスキーがたわんで雪面へのグリップも安定しそう。




■課題
(1) ライン取り
 ・もっとポール上できっちりとターンを終わらせたい
 ・ポールを通過後にスキーがポールに巻き付くようなライン取りにしたい。

 Marcel Hirscherと同じことができるとは思わないが、あのライン取りの要素を取り入れたい。
 細かいセットを滑るときにあれができれば、次のポールまでスペースがいっぱいあっていいなぁ。
  

(2) リカバリ方法
 ・安直にスイングを使うと、スキーがたわまないのでその後が困る。
 ・通るだけじゃなくて、体も落とす動きを混ぜたリカバリ方法を身につけたい。
 
World 20xxは実はリカバリテクニックとかは滅多に出てこない。練習で失敗してないということないのですが、お手本なのでそういうのが混ざってない映像が選ばれているのだと思う。本番ならあるはずだから、World Cup Inspirationalの方で探して研究しよう。

2014年1月15日水曜日

お悔やみ

blogがきっかけで仲良くしてもらっていた友人が年明けに亡くなったと聞き、非常に残念です。

blogに変なコメントがついているのにびっくりしてあわててメールを出したのですが、返事が来ないので不安に思っていました。それがまさかこんな結果とは。

今シーズンはお互い子供を連れてスキー場で合流したいと話していたのですが、実現出来ず。
まだ直接会っていなかったのですが、blogとメールだけでも涙が出るくらいのおつきあいができたことはよかったのかな。


2014年1月13日月曜日

ドリルの滑り

狭山スキー場で初滑りで、やっていたドリルがこんな風になりました。っていう動画です。
ちなみに足が痛くてかばっているので、自分としてはイマイチです。


秘密兵器は秘密のままに?

タイトルのままだとなんなので、一応ネタばらしを。

私はレギュレーションの厳しい大会に出るわけでもないのですが、GSスキーはR>27、186cmのスキーを使っています。



たわんだ感触の気持ちいいこのスキーも、サイドカーブが緩く私にはなかなか難しく、乗りこなすのにいつも時間がかかってしまいます。
R>35を私が購入することはまず無いとは思いますが、R>21の延長でぎりぎりR>27に乗るのではなく、R>35にも通用するようなテクニックでこのスキーを乗りこなしてみたいところ。

ともすると新しいことを覚える前にシーズンが終わってしまいそうな状況を打破するべく、対策を考えました。
それは、
「道具の難易度を下げ、先に動作を覚えてから本番スキーに調整したらどうだろう?」
という、例によって道具に頼ったソリューションです。

ということで、RのきついセカンドモデルのGSスキーを手に入れて練習してみることにしてみました。
これが秘密兵器です。いうほどたいした話じゃないのですが。




もちろん新品は買えないのでヤフオクでR>19、184cmのスキーを入手。
前にも書いたとおり、私はピステロッカーには魅力を感じていないので、あえてロッカーじゃない世代のスキーを選びました。
R>27を乗りこなすために買うのでものなので、同じATOMICのRACE GS D2です。

お金をかけないつもりなので自分でチューン。が、ベース側でエッジが低くなっていて出直すにも限界が。それでもまぁまぁな感じにしました。
乗り味は、SLスキーに近いですね。同じような動きで滑れます。

ただ、ひとつ誤算が。
R>27も結構乗れるようになってきてしまったので、みんなから「『R>27』の方が滑りがイイネ!」って言われることです。
いつ使おうか、このスキー。コブでも入るか。

2014年1月12日日曜日

古傷痛くて、練習中断

午後は、今シーズン初のSLの練習だったのに、どうにも膝が痛くて宿に帰ってきました。
古傷なのですが、どうにもエッジングができません。
切ないなぁ。今はアイシング中。

2014年1月10日金曜日

秘密兵器!?投入

大回りの調子があがらない、いやいや、上手くならないのでちょっと秘密兵器を投入。
どうなるのかわからないので、秘密兵器が何かはまだ内緒。


【リンク】ヘルメットの限界 シューマッハの事故

シューマッハの事故が世界中を駆け巡りました。
気になるところは、シューマッハはヘルメットを着用していたにも関わらずこの大怪我となったところです。これをどうとらえるのかは落ち着いて考える必要があるでしょう。

簡単に言えば、
ヘルメットも万能ではないとはいえ、シューマッハの事例を理由にヘルメットが無意味と考えるのも早計です。やっぱり被った方がいいですよ。
という話です。

硬いシェルを被るのですから、外傷の防止には大きな効果を発揮するはずです。
たとえば、脱げたスキーが頭にあたった場合などは、ヘルメットを被っていればゴンと音がする程度ですが、何も被っていなかったら大事です。あとは、転倒、滑落しても耳などが守られるのもいいです。

たた、昔から衝撃を吸収するこうかは限定的なので、今回の事故のようなことはやはり防げないです。

とはいえ、効果のある範囲がきっちりあるのでやっぱりヘルメットは被りましょう、ってことで。ちなみに、私は防寒の意味でもヘルメット被ります。


「ジュニアスキーさん、ヘルメットの限界」にもう少しまともな考察がありあした。

ビデオカメラ HDR-GWP88V

以前あれこれ悩んでいたビデオカメラですが、年末に購入しました。
Mac OSXでのAVHCD問題もPlay MemoriesのMac版が出て解消したそうなのでSONY HDR-GWP88Vにしました。
最近、動画をアップすることが多いのは、これの購入が理由です。


同じSONYの手ぶれ補正がすごいHDR-PJ630Vにするか、パナソニックのWA30にするかとも悩んだ結果は、コレ。
630Jは、防水がないので三脚で放置するのに不安でやめました。
WA30は、好みの問題もありますが、ズームの感触がいまいちだったのと、そもそも在庫がないのであきらめました。

AVHCDで録画するか、MP4で録画するのかを選択できるのですが、今のところMP4でしか使っていないです。動画の品質は十分だし、パソコンでみるのがメインですし。

ポケットに入る大きさなのと、期待していなかったプロジェクタ機能もそこそこ使えるのもいいですね。


2014年1月8日水曜日

ショートターンと小回り

使い回しのショートターン


この日の最後を飾った華麗な小回り

2014年1月3日金曜日

栂池スキー学校のブーツフィッティングのページ 2013/2014

以前も紹介した栂池スキー学校のブーツフィッティングのページですが、昨年12月に今シーズン向けの内容にアップデートされていました。

タイアップでもなく、特定メーカーに偏った意見でもなく、非常に読みやすい内容だと思います。

ストックの長さ その6

スキーの試乗ネタの次に人気のあるストックの長さネタです。

ストックの長さ その5では、「もうGS、SLともに2cmずつ切ることにした!」と決意したにもかかわらず、忘れてそのまま放置してシーズンイン。

ということで、ストックの長さ その4に書いたとおり、私のストックは

  • GS用ストック SWIX SGC CT1 117cm(120cmを3cmカット)
  • SL用ストック SWIX mach CT1 114.5cm(117.5cmを3cmカット)
  • 旧SL用ストック SWIX Cobra 112cm(123cmを何度もカット)

  • という品揃えのままです。ちなみに身長も変わらず168cmです。

    年末年始のフリースキーでは、手持ちの中で一番短いストック112cmを使って滑ってきました。で、これが調子よかったんですよね。

    もちろん長さの絶対値の善し悪しなんて、滑り方と手の構えによって全然感覚は違うとは思います。一応説明すると、私はSL好きなので身体は傾けないまま両足を傾けるような滑りを志向しています。それと手の構えは低く、ハンドワーク、ストックワークは見栄もはれないくらい下手です。


    でも、下手なりに思うところとしては、この112cmのストックが身体を前に運びやすいというか、谷側に落としやすい。

    これをSL用にして、次の長さのをGS用にしてしばらく使ってみようかなと。

    スキーブーツR&Dで作ったブーツの特徴 FAQ その2

    (2014/1/3 誤字脱字を修正したらなぜか最新エントリーに。内容は更新されていません)

    R&Dでブーツを作っています、という話をした後によく聞かれる質問と答え。
    よく聞かれる順で書いているつもりですが、数えてないので何となくです。
    それと、あくまで私の回答であって、山本さんの回答ではないことにご注意ください。
    そんなに外れては無いとは思いますけど、回答内容のすりあわせまではしたことがありません。

    誤解の無いようにと思って書いてたら、分量が増えてしまいました。
    めげずに読んでくれるとうれしいです。
    もう少し続きます。

    Q8. O脚(X脚)、左右差は矯正できるの?
    A8. 矯正はしてくれません
    スキーブーツを履いてるだけでO脚(X脚)が治ってきたり、左右差を無くしてしまうような矯正はしてくれません。
    でも、O脚やX脚などいろいろ身体の特徴や癖に対応して、あるがままの身体で真っ直ぐ立つことが出来る、よく動けるブーツを作ってくれます。


    ここも考え方次第です。
    足が真っ直ぐ入らずにねじれている状態になっていれば普段と条件が違うし、関節も動かないから思ったように動けません。これを解消するときに「体型を補正とか矯正して理想の姿勢を作るべきなのか」それとも「今のあるがままの姿勢を作るべきなのか」という話です。

    私の考え方は後者で、あるがままの姿勢で作るというものです。
    私の場合、スキーをしていない時間の方がずっと長いので、普段履いているスポーツシューズと同じような感覚でスキーに乗って運動できたほうがいいと考えています。裏を返せばスキーの時だけきついカントをつけるとか、足の長さの左右差を補正するようにプレートやインソールを入れるといった特殊な状態を作ることに意味があるとは思っていないからです。
    もし、理想の体型に近づけるのであれば、ブーツを作る前に治療やトレーニングであらかじめ治しておく、という感じです。


    ということで、矯正したり、極端な補正を入れない考え方に私は納得しています。
    ですが、考え方は人それぞれなので、矯正するようなブーツやインソールを選択する人がいても私はいいと思います。その場合はR&Dではなく、そういうチューンをしてくれる人を探してそこを選ぶべきなのでしょうね。


    Q9. そのインソール、意外と平らだね
    A9. 私の足型通りなんです
    これはA8.の「矯正はしてくれません」と内容としては被るのですが、私の足裏はこんなもんなので、カーブは地味になるんです。

    インソールはいろいろ試しているので、たくさん失敗談があるのですが、矯正にちかい話の失敗談はコレ。

    昔、シダスがウインドラスなんてキーワードとともに、つま先をあげてインソールを作ることをスキー雑誌でも喧伝していた時期がありました。たぶん、1998年前後です。今のシダスのホームページをみると、このキーワードも単なる一要素ぐらいの落ち着いた扱いになっていますが、スキー雑誌には「今年はこれだ!」ぐらいの勢いでタイアップ記事が載っていました。

    当時これを見た私は、そこそこ有名なスキープロショップでさっそくシダスのインソールを作りました。
    このときの店員さんも雑誌記事のとおり、
    「めいっぱいつま先をあげて!扁平足なかいぞーさんも、本当はこれぐらい土踏まずがあるんですから!これ履けば土踏まずも戻ってきますよ!舟状骨の位置も上がるからシェルの修正も楽になるし」
    といって、土踏まずをすごく強調した状態でインソールを作ってくれました。
    「こんなにやっちゃうの?」
    とか、
    「そんな理由(シェル加工をしやすくするため)で舟状骨の位置を変えるのはおかしいだろう」
    とは思いましたが、お店の中でブーツに入れて試着すると、
    「すごく変わった」
    という点で満足感があり、12000円ぐらいの料金を気持ちよく払ったことはよく覚えています。
    ところが、早速、SSAWSへ行って試してみたところ全然ダメでした。
    まず、足入れ段階で違和感があります。気温の高いお店の中ではシェルも適当にゆがんでくれましたが、寒いとそうはいきません。
    さらに、いよいよ雪上に行くと痛くてたまりません。土踏まずが上がりすぎですごく痛いんです。特に、ロングターンで足裏に力がかかると痛くて痛くて。下手な足裏マッサージより痛くてスキーに圧をかけきれないし、動けないんです。結果は2時間ばかり格闘してお蔵入りです。


    運動能力の高い選手に土踏まずの発達した方がいるのは事実ですが、だからといって私の扁平な足裏に、そんなインソールを入れても意味が無いということがわかりました。
    これは極端な失敗例で、やり過ぎだったのかもしれませんが、
    「理想に近づけるために矯正・補正する、という手法は加減が難しすぎる」
    というのが私の中の結論となり、あるがままに作るべき、体が改善したらインソールを作り直すべき、と思うようになりました。


    Q10. 結局どうなっていればいいの?
    A10. 足がすとんとまっすぐ入り、動きたいところが動き、動かなくていいところが動かない、となればいい。
    かけた金額とか時間で優劣が決まるわけでも無く、有名なお店を選ぶことがよいわけでもありません。
    「足がすとんとまっすぐ入り、動きたいところが動き、動かなくていいところが動かないこと」
    を満たしたブーツを履けば、技術的にもスキーは楽しくなりますし、もうブーツのことなんて気にかからなくなります。所詮、ブーツの選択とかチューンって準備作業ですからね。本番は、それを使って楽しく滑ることですから。


    Q11. 高すぎない?
    A11. 適切な価格と思うところを選んでください
    お金は大事です。考え方やブーツの出来、価格、これらに納得のいくところをご自身で選んでください。
    税金のように半ば強制的に徴収されるものであれば、高すぎるという批判も成り立ちますが、R&Dでブーツを作らないとスキーが出来ないわけではありませんし、誰も無理強いをしていませんので、サービスを買う人が納得していれば問題ないという話だと思います。

    私の場合は、今、自分がやりたいスキーをやろうとした時に他にはない結果が得られるので、山本さんから提供された技術の対価として納得して払っています。
    もちろん気軽に払える額ではありませんし、将来スキースタイルが大きく変われば必要性の判断は変わるかもしれませんが。


    Q12. ブーツを安く作ってその分滑った方が上手くなるんじゃないの?
    A12. そういう人もいるかもしれませんね
    そういう人がいたり、そういう選択をする人がいても否定しません。
    ブーツを作ることは準備であり、ゴールではありません。
    自分が楽しく滑れるためにどうすればいいのか、納得する方法を選びましょう。


    私自身はR&Dで作る前はその分も滑っていた訳ですが、ブーツへの不満が解消できませんでした。

    「足がすとんとまっすぐ入り、動きたいところが動き、動かなくていいところが動かないこと」
    という状態になってないまま闇雲に滑っても、これ以上上手くなれない、楽しく滑れない、と考えて今に至っています。


    Q13. 盲目的に信じ込まされて高いお金払っているんじゃないの?
    A13. それはないと思いますけど
    山本さんはブーツやシューズといった工業製品を作っているエンジニア、技術者なので、我々、一般客を相手にしても理詰めでものを決めていくことを提案してきます。だいぶ一般客にあわせて話をしようとしている努力は感じますが、本質的にお客に過剰な夢を語って信じ込ませるようなことはしません。

    昔、来期のブーツについて話し合っていたときに、
    「横に倒す感覚のいいブーツがほしい。フレデリック・ニーベルグ(当時ドーベルマンを履いていた)みたいな大回りがしたい」
    と私が言うと、
    「横に倒す感覚のいいブーツというのは確かにあります。ただ、それを履いたからといってフレデリックニーベルグみたいに滑れるということはありません。滑りは本人次第ですからね」
    と淡々としたものでした。
    このときだって、
    「それだったらもう、この選手用のブーツをうちでチューンすればばっちりだよ!」
    と調子のいい店員さんみたいな話をすればお買い上げ決定なのかもしれないのに、そういう話は一切聞いたことがないです。

    <脱線>
    まぁ、私が会心の滑りをしても、それを見てニーベルグを思い浮かべる人はいないと思いますけどね。
    </脱線>

    ということで、山本さんの技術者っぽいところも人柄も私は好きですが、サービス内容はロジカルな判断の積み重ねなので、盲目的、というものとは対極にあるような感じです。

    他の誰かが同じような考え方で同じような結果を出せるサービスを安価で提供し始めたら、冷静に比較して私はそっちに鞍替えするかもしれません。
    本当に同じであればですけどね。


    Q14. じゃあ、どうやってブーツ選ぶのがいいの?
    A14. でっかい質問ですね。これは次回に。

    1/2 年始フリースキー

    1/1も滑ったのですが、自分を撮ってないので1/2分です。
    ガスが濃くて写りも悪いし、滑りも全然なのですが、恥をさらして自分を鍛えるというドM的な発想で。



    雪面は、夜から朝までに降った20cmの新雪が、踏み荒らされてぼこぼこになっていました。
    荒れてる具合はどうと言うことはないのですが、柔らかいのに手こずりました。スキーが硬めなこともあって、強く圧をかけるとスキーが沈んでしまう雪はリアクションが拾いにくくて難しいです。そーっと滑っているつもりが手抜きで滑っているようになってしまっています。

    意識したのは「突いた後のストックを跳ね上げないこと」と、「スネを平行にすること」の二つ。
    でも、ストックワークがカッコ悪いのは「跳ね上げ」だけが原因じゃないですね。もう、「××をしない」という引き算の発想ではなく、「○○をする」という足し算の発想でイメージを作り直さないと良くならないな。しかも、ストックワークと言うよりハンドワークが悪い。

    スネの平行は、うーん、そーっと滑る意識が何もかも中途半端にさせている気がします。これは結構得意なつもりだったので継続します。

    しかし、iMovie 10.0は簡単にYoutubeにアップロードできるので危ないな。恥を恥とも思わず動画を公開しそうで怖いです(苦笑)