2013年4月1日月曜日

試乗2013-2014 ATOMIC BLUESTER DEMO AC 169cm

ATOMIC DEMO AC 169cm
大回り系のデモ板のセカンドモデル。
トップモデルとの違いは、去年までは主にXビンディングが載るかどうかだったそうですが、
来期はスキー本体(D2じゃないベース部分)も違い、軽量化されているそうです。

これはアサマ2000にあるATOMICのエキスパートレンタルで借りてみました。
1時間1000円です。


まず軽い!手に取っただけで軽いです。これは驚き。
165cmの私のATOMIC RS-SL 2011より長い、169cmのDEMO ACの方が軽いです。
というか、私のスキー重たかったんだ。比べたことないから知りませんでした。

■見た目
チューンの状態は悪くはなかったです。
エッジはそれほど立ってなくて、私の好みとはちがいますが、雪が柔らかいし、いろんなお客さんが乗るのでこれでもいいか。
スクトラクチャのパターンは同じだけど、私のよりも深い。腐れ雪対応なのかも。


■乗ってからの感想
ATOMICのデモタイプは初めて乗りましたが、同じブランドだけあってサイドカーブとかフレックスの感じは違和感なく滑れます。
滑走面も結構滑りました。腐れ雪に深いストラクチャは効くってのは本当なのかも。

選手用のSLと比べればグリップも弱いけど、谷回りから丁寧に乗ればしっかりカービングできるし、この強すぎないグリップが逆に自由度の高い証拠なのでしょうね。

ただ、切り替えたあと、ターンの入り口でトップの接地感(接雪感?)がないのが気持ち悪いです。
ターン弧を変えて滑っても同じで、ターンの入り口では接地感が希薄です。
ここでいう気持ち悪さは、ターン前半のスキーの軌道が予想できないことを指しています。

でも、気持ち悪さを無視して、いつも通り体を動かしていくと、普通にターンできます。

この後に乗ったATOMICの選手用SLはロッカーではなく、こんな感触はなかったので、この差はおそらくロッカーが主要因。
昔のトップの短いサロモン2Vも似たような感じで私はだめでした。
どうも私はこういうスキーは苦手らしく、しばらくロッカーは様子見にする結論が出ました。

ちなみに、リフトの上で会話させてもらった方(私よりご年配の方)は、
「このスキー最高です。コブも荒れた斜面もいいし。トップモデルより扱いやすいし、基礎スキーには最高ですよ。」
と、絶賛してたので乗り方によってはいいんでしょうね。
私は2本滑った範囲ではそのロッカー最高の滑り方が見つけられませんでした。
残念。

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