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2026年6月28日日曜日

ブーツ製作をお願いして計測に行く

スキーブーツR&Dでブーツ製作のための計測をしてきた、というお話し。

のろのろしていると去年のように作るタイミングを失うので、「今年はブーツを作る!」と決めて早めに動くことにしました。
実際には、
4月にブーツカウンセリングを受けてブーツのモデルとサイズを選定し、すぐにカンダハーにブーツを発注。
5月の中旬には早々に来期のブーツを入手。
6月に計測してブーツを預けてきました。

スキーブーツR&Dの設備メンテナンスで5月に計測できなかったのは想定外でしたが、私としては過去最速です。
早めに動いたので1ヶ月待たされたのも全然問題無しで、余裕を持って対応できました。

今回は、スキーブーツの製作と一緒に、ロードバイクのシューズに使うインソールの製作をお願いしています。
ロードバイクのインソールは、スキーブーツ用に計測したデータを使って製作できるとのことでやることはいつもと同じ。
念のため今履いているサイクルシューズのサイズ間違いが無いか、ボリューム感のチェックをしてもらったことが唯一の差分です。


今回想定外というか、そうだったな、そうだったか、と思ったことが二つ。

一つ目。膝がみえる服装で。
「スキーと同じ格好していくぞ」と気合いを入れて9分丈のCWXを履いて行きましたが、膝が見える状態で撮影するので膝上まで巻くって対応しました。
サイクルパンツとかスパッツとかで膝が見えるのはいくつも持っているので、こっちで行くべきでした。
何人いるのか分かりませんが、これから行く人は忘れないように。

二つ目。平和が一番。
インソールの納期が未定。
通常、1,2週間で出来上がるのですが、納期未定。なぜなら削り出しのインソールの元の素材が入荷してこないとのこと。
ここでもナフサ関係あるのか。
早く平和になってほしいものです...

2026年5月13日水曜日

反省会に行ってきた⑤(ブーツ選定編)

最後はブーツ選定のお話し。

その前に、スキーブーツR&Dが最近やっているお仕事の話を聞いたりして脱線し、残り時間が無くなりました。
ただ、ブーツは早めに発注したいので、残り時間の中でブーツを選びます。

ちなみに今はATOMICのSTI 130を使っています。
もともと赤白の時代にもSTIを使っていて、またこのブーツが履きたいなと思っていたので前回何も考えずに飛びつきました。
ただ、ブーツフレックスは硬いブーツ信仰をやめて、150から130にしたのが前回のトピックです。
ちなみに130にして何も困りませんでしたし、扱いやすくなったと思います。
経年劣化で弾力が無くなったのは気になりますが、それ以外は文句なしです。

順当に行けば、ATOMIC STRのF4ですが、モデルチェンジしたTRも気になります。

こればっかりはなんとも分からないので、事前にカンダハーの在庫でTRとSTRを履き比べてみました。
温度の高い室内でも履いてられないぐらいあたって痛いのですが、そこは心を切り替えて何が違うのかを観察します。
が、STRに対する安心感は感じても、TRの良さがお店で履いたぐらいじゃわからないというのが正直なところ。

スネの支点になる場所の違いとか、足首の動く方向とかに違いがあるはずなんですけど、
気になるのはTRのロアシェルのボリュームが大きいことぐらい。

スキーブーツR&Dにお願いすると、フィッティングの問題は存在しないので、STRの細さもリスクになりません。
ということで、STRでいいかなと。
という話をしたところ、
「ATOMICのSTRのF4でいいんじゃないですか」
という超あっさりと結論がでました。

散々ビデオを見せてあれこれ質問したり、こんな動きをするべきという指導を受けたので、もう分析済みでしょうけどね。
ということで、スキーブーツR&Dから出ると、カンダハーに連絡してSTR F4を発注しました。

ということで、シーズンの締めに、スキーブーツR&Dのカウンセリングで1時間を満喫したお話しでした。

反省会に行ってきた④(振り返り/膝が伸びすぎ?)

もう既にズバッと切られて、 さらにズバッと切られていますが、トドメのところを。

その前に、念のため毎回入れておくことにしました。
ちなみに、お断りを。
山本さんから内容的には結構な辛口なコメントをいただいていますが、これは私がトークストレートなコメントを求めているからなのであって、誰彼構わずこんなワケじゃないです。あと、blogで面白おかしく切り抜いて書いています。
普通に丁寧で論理的な方ですので、誤解の無いようお願いします。


ということで再開。

「こんなに膝が伸びきっているのは、どうなんでしょう?」
と聞いてみると、
「運動が間違っているからそう思うだけで適正ですよ。」
と最後にもバシッときます。
さらに大回りの動画を見せると、
「もっと深回りで練習しましょう。」
と、トドメの一撃を。

ということで、ショートターンはグリップ感も強くてそこそこ悪くない滑りが収められたな、と思っていた動画も、 この日を境に、課題が山盛りだという事がわかり、すっかり別の印象の動画に見えてきました。

ふぅ。やっぱりオフにトレーニングをしてないばかりか、スキーのことも何も考えないで仕事ばっかりしていて、急にスキーして上手くなっているはずないですよね。

もっと普段からスキーのことを考えないと楽しく滑れない!というのがこの日の総括です。

という背景で、最近の連投になります。

反省会に行ってきた③(振り返り/Aフレーム)

前回は、山本さんの鋭い一閃にあい、よろけているところでした。
続きを行きます。

その前に、念のため毎回入れておくことにしました。
ちなみに、お断りを。
山本さんから内容的には結構な辛口なコメントをいただいていますが、これは私がトークストレートなコメントを求めているからなのであって、誰彼構わずこんなワケじゃないです。あと、blogで面白おかしく切り抜いて書いています。
普通に丁寧で論理的な方ですので、誤解の無いようお願いします。


ということで再開。

さらに間髪入れずに、 「あと、Aフレームはこんなに腰を外に向けたらそうなりますよね。スキーと腰を正対させないと。」
「スキーは歩行運動の延長にあるんですよ。歩くときにそんなに腰振らないですよね?」
さらに返す刀でバシッと。
「言われてみれば、正対のキーワードも忘れて、わざわざ外向系を強く入れる意識で滑っていました。それでなのか!」
と思わず漏らすと、
「何を言ってるんですか、もう10年以上同じ事を言っているのに」
と苦笑いが混じったコメントが。


「上手く滑っているつもりでいたけど、そうじゃなかった写真」
をさらすことになりますが、ここが違って意識を変えないとね、という記録を残すために載せてしまいます。
そりゃ足もそろわんですね。
確かに、ブーツを作った年にはこんな動きしていない。
言われてみれば、正対している。
一回分かったつもりだったのになんとしたことか。

もう少し続きます。

反省会に行ってきた② (振り返り/足首前に入れすぎ)

まずは大間違いじゃない感覚を確認したのですが、ここからは2025/2026の滑りのビデオを見てもらいながら進めます。
私の感じる問題について共有し、ビデオを見ながらコメントをいただいていきました。


ちなみに、お断りを。
山本さんから内容的には結構な辛口なコメントをいただいていますが、これは私がトークストレートなコメントを求めているからなのであって、誰彼構わずこんなワケじゃないです。あと、blogで面白おかしく切り抜いて書いています。
普通に丁寧で論理的な方ですので、誤解の無いようお願いします。

真ん中に乗る感覚はよくなったと思うが、
「①昔は気にしてなかったのに、いわゆるAフレームが出来ちゃうこと」
と、
「②筋力低下で脹ら脛が痩せた分、膝が伸びすぎじゃないか?」
という2点を聞きました。

すると、その前の話題に入る前に、
「うーん。真ん中に乗っているけど、まだ前にブーツを潰しちゃってますね。板の反動じゃなくてブーツを潰した反動になっちゃってる。」
とのご指摘。

この左ターンの圧力マックスで、スネが前に入っています。
「筋力的に辛くてハムストリングが使えなくて前に乗ってごまかしている意識はあったのでが、一回で見抜かれちゃうとは…」
と言い訳してみますが、
「スキーするのにそんな筋力要らないです。スキーは歩行運動の延長にあるんだから筋力が必要って要らない運動しているからです と返す刀で一閃。

そうか、そこからか。と思いながら、へこたれずに聞きたいことを聞いていきます。

長くなったので分けます。

2026年5月12日火曜日

反省会に行ってきた①(振り返り/感覚編)

少し日が経ちましたが、スキーブーツR&Dの山本さんにカウンセリングを受けに行ってきました。

目的はシーズンの終わりに振り替えりをしてフィードバックをもらうことと、次のブーツのサイズ、モデルの選定のアドバイスをもらうことです。


まずは、振り返りの話から。

最初は感覚編。
認識が合ったのは、ブーツへの圧のかけた方。
スネの骨の中に力が通るように上から圧をかけて、踵で受け止める。
スネは前にも後ろにも横にも寄りかからず、拇指球にも力が無い感じ。

大昔に習った足首を前に入れる感覚はありません。
ブーツのソールを基準にすればこんな感じ。
滑っている時としては、こっちの方がイメージが近いかも。

「今シーズンはこの感覚がつかめて、これで滑ったらR30の188cmの古いスキーも難しさを感じなくなりました!(大発見です!)」
と自信満々に伝えたら、
「いや。もう10年以上その話しているのに。やっとわかりましたか。もうkzさーん(笑)」
というリアクションでした。

「面目ない」

次からは悩み相談です。

2023年3月24日金曜日

今シーズンはこれで終わりか

スキーにいたきたいけど、仕事が忙しくてどうも今シーズンはもう無理っぽい。
次のステップとしてターンのところを確認したかった。
無念。
今シーズンの4日目の滑りの動画から抜き取って写真にしました。
特に意識してなかったけど、2コマでトップがあがって飛び出し、3コマ目でトップから着地しているところに、上手くなってきたかな?と感じてます。

2022年2月4日金曜日

いろいろ足りないけど、今はこんなものか

いろいろ試したくてフリースキーに行ってきました。

頭の中ではもっとかっこよく滑っているつもりなので、「こんなはずじゃ」という感じです(笑)
イメトレが甘いのか、パーツが足りないとか、動きが違うのか、とスローにしたりお手本と比較したりしながら、次に滑るなら何をしようかと吟味中です。

もとの実力もたいしたことないし、ブランクもあったので今はこんなものかと思うことにします。


緩斜面、大回り。 R>30 188cm

内側から足を伸ばしてスキーを押す動きに統一したいのに、やっぱり上から押す動きが混ざってしまいます。
あと、足を動かすのをサボったときはターンが浅くなってます。


中斜面、中回り。 R=15.5 175cm

ATOMIC XT3.0めちゃくちゃいい。
佐藤翔さんのキャンプに参加したときに、「これめちゃくちゃいいですよ」って言われて買ったのですが、なかなか使う機会が無くて。
買ってから4回目?の登場のスキー。
新品みたい。


緩斜面、小回り。R=12.5 165cm

小回り好きなのですが、好きで得意と思ってる事ほど昔の動きに戻りそうなので今シーズンは封印してました。そろそろどうかなと軽くお試し。
速い動きも単純で条件が簡単だったらどうにか動けてる気がします。
が
うーん。今やりたいこととは違う気がする。
動画の前半はまぁいいんですけどね。最後に向かってだんだん上に抜いちゃってるのは、外力強くて耐えられなくてこうなっているのか、単純に慣れがでてきて昔の滑り、動き方になっているのか。
もう少し練習しないとよく分からないところです。

大阪の整骨院で受けた乱暴な施術で右腰が痛いせいか、右膝の半月板損傷のせいか、右足が流れちゃいますね。筋トレしないと。

技術的な課題が解決したとはいかないですが、前進しているのも感じたし、スキー楽しくなってきました。

2022年1月25日火曜日

足首は前に曲げないのか

前回こんなことを書いたので、ブーツの使い方というか足首の曲げ方、膝の曲げ方の話を書いていきます。
例によってというかこのblogは昔から同じですが、私があーだこーだと考えてきたことを後から私が振り返るために書いているので、「何を今更」(ならまだしか)、「何を言ってんだか」(的外れで恥ずかしい)とかという話もあるのですが、そういうものだと思って読んで下さい。

ということで、今回は、こんなフォームはどやったら取れるんだろう?というの考えてみた話
この画像は拾いものです


前置き的なお話
私は大昔のスキーブームの頃からのスキーヤーなので、
・遠くを見ろ
・手は前に
・脛は前に入れろ
・拇指荷重だ
とまことしやかに教えられてきました。
最初の二つはともかく、最後の二つは今となっては?という感じですし、当時の滑りをYoutbueでみても間違っていると思うのです。
それでも、これが呪いのようにと言うか呪縛のようにというか、先入観というか、とにかく頭にこびりついているので、腰を落とすようなポジションを取ることが想像出来ませんでした。

でも、ワールドカップレーサーだって腰掛けるみたいなポジションとるし、「高い姿勢から足を伸ばして荷重すること」なんて言われて、やっぱりこれは避けては通れないぞ。とようやく重い腰をあげたという感じです。



で、いろいろと考えた結論としては、「スキーという運動は、実は自分からは足首は曲げないのではないか?」というものです。

まず、ターンでスキーに圧をかけているとき。
ターンでスキーに圧をかけてスキーを効率的にたわますためには、足首を前に曲げるような動きでは無く、むしろ足首は伸ばすように使い、足を伸ばしてスキーを真上から押すような動きがよいわけです。
足首を前に曲げる動きと足首を伸ばす動き


これは前回のブーツを作った2016シーズンぐらいから理解していたつもりで、滑っていてもこういうふうにスキーを押した方がスキーがよくたわむし、よく滑る実感があります。
なので、ターン中に自分からは足首を曲げません。
段差を超えるときなんかはもちろん足首が曲がりますが、それでも自分からは伸ばす方向に戻していきます。

次は、ターンとターンとつなぎの切替えの時
ターンとターンの切替えは、いわゆるストレッチングとベンディングがあるのですが、ここでは足を伸ばすことを考えやすいベンディング的な動きをベースに考えます。伸ばすためにはまず縮んでないとなりませんからね。
ストレッチングというか立ち上がって切り替える方がわかりやすいのですが、私の場合こっちだとターンに入ってから足首を潰す動きになりがちなので一旦、切替えで縮んでからターンで足を伸ばすというやり方で考えます。

このとき、素足の時と同じように足首を曲げて低い姿勢になろうとすると、ブーツがあるのでそんな風に曲げることが出来ません。
ある程度足首が前に動くブーツもありますが、結局素足ほどは動かないし、動きのリズムと関係なくブーツの反発で足首を起こされてしまいます。
切替えでほとんど外力が無いときに、ブーツを大きく潰すなんて出来ないのです。
ブーツで足首が曲がりにくい時に、無理にでも曲げる方法ともう曲げないで対策する方法があるとしたら、ここは足首は曲げないが正解であると考えることにしました。
なので、動き方としては、足首は前に入れずに、ブーツの角度と変えないで姿勢を低くする方法を検討します。
さて、その方法ですが、下の図にも書きましたが、足首を前に曲げずに膝を曲げると後傾になってしまうので、その分股関節をたくさん曲げて頭の位置をブーツのつま先の上ぐらいに維持します。
ちなみに膝を曲げるときは、スキーの真上にかがみます。内側に入れたり、次のターンの内側に入れたりしません。
足首を前に曲げる動きと足首を伸ばす動き


シフリンのYoutubeにあった練習シーンでこんな動きをしていましたが、膝を畳んだとき頭の位置はブーツのつま先くらいに見えます。
#ちなみに詳細は割愛しますが、しゃがんだあとスキーを開く動きが重要でした。
#この開く動きが切替え後のスキーをとらえる動きにつながっていることに気がつくのに時間がかかりました。

ということで、切替え中も自分からは足首は前に曲げません。


以上、考えた結論としては、「スキーという運動は、実は自分からは足首は曲げないのではないか?」となるのでした。

ということで、やってみた結果がこれ。
前回のポストと同じネタです。

まだ慣れないので不格好ですが、足首を前に曲げずに膝を大きく曲げて切り替えて見た様子。
扱いきれなかったR>30もこうやって滑るとターンしやすいことが判明したのは驚きでした。
動画は前回と同じものです



参考にしたのはこの動画
カメラアングル的にも動き的にもイメージしやすくよく見ていました。
ぜんぜんこうなってませんけどね。。。
元ネタはこれです。よく見るところだけ抜粋しています。



おまけ
滑っていて思ったのは、ブーツフレックスを150から130に落とした今回のRedShter STI 130でも、第三、第四バックルをしっかり締めて、寒い中滑っていると、自分の力はではほとんど足首を前に動かせません。
もちろん、全体重をかけて前に傾いたりすれば動きますが、スキーらしい動きの範囲では足首の可動範囲というのはすごく小さく感じます。
でも、この意識で滑ると、ブーツの足首の可動量というのが気にならなくなります。

時代は1992年にさかのぼり、初めてノルディカグランプリ(黒)の選手用をみたときに思った、
「足首がほとんど動かないブーツでどうやって滑るんだろう」
という疑問が、ようやく理解、解決出来たような気がします。



忘れないうちに書き出した感じです。


おまけのおまけ
同じこと書いてるなぁ。物忘れの問題か。

2022年1月23日日曜日

ニューブーツでまた滑ってきた(その2)

山本さんのコメントがなかなか返ってこなくてやきもきしていましたが、いただいたコメントは、シンプルで以下二つ。

「目標としては素晴らしいが、ワールドカップレーサーみたいに腰掛けるぐらいに腰を落として切り替えるのは、強靱な体幹が必要で、今の筋力レベルでは怪我のリスクが大きすぎる。」
「腰掛けるぐらいではなく、高い姿勢から脚を伸ばす意識で基本的な動きを目指すのが現実的です。」



加えて、
「動画が粗いからから詳細にはわかりませんが、でもコメントは同じです」
という話もあり、まーそーですよね。


言われてみれば思い当たる節もあり。動きを覚えるために極端にやりましたが、
滑っていても膝を壊しそうなリスクを感じたし、
腕がいつも以上に暴れるのも体幹の足りないのをごまかしているからなのかな?
と考えるとまた滑って試したくなります。

ということで、もう一度日帰りでオオマツに行きました。
膝を曲げる量を考えながら、さらにGSスキーでフリースキーをしました。

20本近くビデオを撮ったのですが、見栄えがするのはこれだけ。
このコースで5本ぐらい滑ったのですがバッテリー切れもあって記録されていたのは2本ぐらい。
でも、オオマツのホワイトピークでこんなにしっかりGSスキーをたわませてターンできたのは初めてかも知れません。
なのでいい方向に向かっていると自分ではおもい、もう少し練習してみます。


最後にSLスキーに戻していろいろ試したのですが、そこはビデオに撮れて無く、気持ちのいいだけのタコ踊りだったのか、GSスキーからのフィードバックで何かが進歩したのかは確認出来ませんでした。


昔は、「膝をこんなに曲げたら筋力的に辛いだろうからやらない」と思いこんでいたのですが、実は斜面を下りながらタイミング良くやればそんなことはないということが分かりました。
なので安定感や操作性があがるので、これはぜんぜんありだなと思いました。
そのときのブーツの使い方というか、膝の曲げ方は、忘れないようにそのうちここに書いておこうと思います。

ということで、新しブーツは非常にいいと自分では思っている次第です。

 ニューブーツでまた滑ってきた

ニューブーツでまた滑ってきました。
行き先は大松です。でもフリースキーだけ。
結論から言えば、いきなりスキー上手くなったりはしなかったけど、こういうことなのかな?という感触をつかんだような気がします。



さぁ、作戦を妄想するとして3つ挙げたので、これを考えながら滑ります。

・スキーの進行方向、骨盤の方向、肩を結んだ線は、同じ方向を向ける。
・ブーツの制約を考えながら足のストロークを大きくする。
・今まで筋力的にできないと思い込んでいた、切替で膝を深く曲げる滑りに挑戦して、切り替えを見直す

普段の惰性で滑らず考えながら滑るので、まずは扱いやすいSLスキーで繰り出しますした。br> 気持ちよく滑れたので、これはいいビデオが撮れたのは?と楽しみにしてお昼にビデオを見ます。



。。。


まぁ恐ろしく腕が暴れていて、何だこれは?という滑りが大量に記録されていました。
もう青ざめちゃうというか、この世から抹消したいレベル。
一番まともに滑って見えるところだけ切り抜いてもこんな感じでした。
ちなみにFullHDビデオを三脚に載せて撮ったものを編集で切り取っているので画像が粗いです。4Kカメラ欲しいなぁ


しかし、挫けず、
「SLスキーは何をしてもターンできてしまうから、GSスキーで練習した方がいい。」
と言われていたのを思い出し、午後からはGSスキーで練習です。
幸いゲレンデはガラガラです。先週で国体予選も終わったのでレーサーの数も全然です。

練習用のGSスキー欲しいなと呟いてみたものの、そんな余裕もないので手持ちの2016モデルのATOMIC GS FIS W 188cm R>30をつかいます。
自分には手に余るスキーだったので結局稼働率がめちゃくちゃ低く、もう6年も前のスキーですがへたりもなく状態は全然問題無し。
不安に思ったとおり最初の一本は全然ターンができず焦りましたが、サイドカーブの感覚を補正した2本目以降は案外滑れました。

ビデオには、なんか変えようと右往左往している様が記録されていました。
ほんとうはもっとカッコいい滑りになっているはずだったんですけどねぇ。

でも、R>30のスキーを過去に無いくらい自分で操ってターンできたのでいい方向に進んでると期待します。
ごまかしがきかないGSスキーの方が今は自分にスキーを教えてくれる気がしました。


とりあえずこの2本の動画を山本さんに送り、コメントを求めました。
が、まぁ、コメントのしようもない動画だからなのか、忙しいからなのかなかなか返信が来ない(苦笑)
ということで、コメントをもらったあとに続きます。

2021年12月15日水曜日

ニューブーツで外を滑ってみた

ブランシュ鷹山と湯ノ丸で滑ってきました。

ブーツは調子がよくてすばらしい感触です。
雪不足で地面の形が出てしまってできたウェーブとかでも雪面を追従して安心して滑れます。
130なんだな。やっぱり。という感じです。

ところがです。



ビデオをみてびっくり。




なんだろうこれ!?

誰が滑ってるの!?

昨シーズン二日しか滑ってなかったときよりひどい滑りでどうした物かと戸惑うばかり。

一緒に行ったNさんは調子よさそうに動けているのになぁ。

あまりにも自信がなくなったので、いつもいく菅平の大松にいって地味に基礎練からやりなおさなくてはと画策中です。

はぁぁぁ

このblogでは過去失敗した滑りでもなんでもアップしてさらしてきました。
カッコいいところだけ抜き取っても面白くないし、使用前、使用後を比較しないと書いて記録する意味が無いので。
でも、今回はあんまりなので、泣きの一回でもう一度滑ってきてからにさせていただきます。


↓まだ、ビデオを見る前で気持ちのいい感触だけを喜んでいたときの写真。
ちなみに、BRIKOの赤いゴーグルは翌日経年劣化で壊れました。

2021年11月28日日曜日

ニューブーツを履いてみた

とにかくニューブーツで滑ってみたくて狭山スキー場に行ってきました。

狭山スキー場は緩斜面で面白みのないゲレンデで混んでいるともう降りるだけになってしまうので、今回はオールナイト営業の時間に行ってみました。
しかし、いやぁ。雪が少ない。
他のスキー場がオープンしたからもうコストはかけないってことなのかしら?と邪推してしまうレベルでした。

実際に人は少なくて、ムービングベルトで順番待ちになることはほぼありません。
ゲレンデのスタート地点でスタート待ちになることもありますが、短時間で気にならない程度です
さて、滑ってみてのブーツの感触です。

ブーツインナーの感じは赤白のSTIに比べて大分変わりましたね。

でも、その差分もあまり気にならないくらいの出来でした。
最初の微調整がいらないレベルでできあがっているのに、優しい履き心地とタイトなフィット感が両立している感じです。履いてて普通の靴より気持ちいい。

滑ってみて一番感じるは、自分の身体が動かないこと。切ないなぁ(苦笑)。自転車だけじゃなくて地面を走る機会も増やしていこう。

とはいえ、それでも滑りはじめてすぐに感じることもあります。
特に今回はブーツの弾力を感じました。
これは足首を前に入れてその反動が、という話ではなく、普通に滑っていて圧をかけているときにそう思ういました。

とりあえず150から130にしてどうなのか?というところでは全然違和感なし。というかこれよりなにかあるのか?というぐらいこのブーツに違和感なし。
10年以上も何にびびって130にしなかったんだろう?さっさと変えてしまえば良かったというのが感想です。

あ、でも前傾角あわせてあるからなのかな?
ノーマルの前傾角だと私には角度が強すぎて上から潰しちゃうから150ぐらいで支えるという選択肢もあり、
「理想はスペシャルコースで前傾角を合わせて、動けるようにするために130がいい」
という話もあったなぁ。そういうことなのか?
今回はスペシャルコース前提だったし、身体能力、技術をみて選択の余地もなかったのでそういう話にはなりませんでしたが。
とにかく大満足。
山本さん提出用のビデオは次回に撮影する。

2021年11月24日水曜日

ニューブーツを受け取りに行く

ブーツ受け取ってきました。

約束した日取りに事務所に伺い受け取ります。
受け取りでは、とりあえず履いてみて軽く動いて様子を見るという普通のことをします。
その後、足の左右の傾きやスネの前傾角をチェックし、設計通りに仕上がっているかを山本さんが確認します。
このブーツを履いて静止した状態チェックで問題がなく、受け取る側に違和感がなければ受け取り時の作業は終了です。

この後は、滑っているところを動画に撮って山本さんに送り、修正が必要かどうか最終チェックしてもらいます。


例によって雑談しながら進みます。この雑談楽しむために来ていると行っても過言でもないかもしれません。
面白かったのは、
私:「そろそろ片付いて暇もできてくる頃ですか?」
山:「いやいや。年内はもう深夜まで働き詰めですよ。」
私:「いつが暇なんですか?」
山:「実はシーズン中が一番暇。選手もお客さんも滑りに行ってるから。もう雪上のサポートもしていないし、本業の設計だけやってるから規則正しく普通の時間で働けます。」

なるほどね。昔はシーズン中に捕まえるのが大変でしたが、今はそうなのか、って感じです。

さて、毎回履く時はドキドキしますたが、履いた瞬間に「おぉ」これだと思わせる仕上がりです。
毎回一発目でどこも当たらず、どこも緩くもなく均一の圧で足をホールドしてきてびっくりします。
ブーツのソールが床面に吸い付いたのかと思うくらい真っ直ぐ体重がブーツに乗ります。

あれやこれやと一通り感激するのですが、そこは前回と同じなので割愛

よければ、 昔のポストを読んでください。

とりあえず写真撮りました。

一見普通なんですけど、
外側のカーブも、
内側のカーブもすっかり変えられています。
特に、舟状骨周りは、「前のブーツで『疲れてきた時に少し痛む』という話があったので、少し余裕を持たせました」という通り、かなり大きく変形してます。
あーなるほど。この話の問い合わせを記録しておいてくれたのか。本人も忘れていたのに。
ありがとうございます。


ヒンジの下にもう一つ山があるみたい。
光を当てるとカーブのえぐみがわかるかと思いましたが、上手く撮れない。

雪上が楽しみで仕方がないです。

2021年11月1日月曜日

ニューブーツの計測にいく

前回は動画を見せたり、どんな滑りをしたいのか、等を共有してディスカッションし、ブーツの機種とサイズを選定しました。
今回はその次のステップでブーツを作るための計測をしてきました。
とはいえ、カウンセリングと計測で断絶的な境界線もないので、前回聞き漏れたことの相談というか雑談もしながら進めていきます。
足の大きさを測るのは前回済ませているので、今回はその続きから。
計測では骨格、姿勢のチェックも入るので、自分の腰、股関節、脚の関係もよく見えるようにサイクルパンツを履いていきました。
まぁ、膝から見えればいいみたいなのですが、せっかくやるならわかりやすい服装で臨んでみるかな、ってところです。

3Dカメラで足の写真を撮るのを念入りにやります。6年前からは大きく変わってない感じ。
ブーツ側の三次元データと足の三次元データを比較しながら作業をするそうです。
スキーブーツR&Dは当初からずっと、私が20年前に初めてきて質問攻めにした時からも、計測、設計、制作で数値をベースにやっていたと聞いていたのですが、まさにCAD/CAM/CAEを実践している感じでした。


機械工学科の落ちこぼれだった私としては、技術のすごさはわかるつもりなのですが、いやぁ、どこを目指しているのか(苦笑)
ここまで投資しても自分で使う道具でしかなく、システムとして売るわけでもなく。壮大な趣味?
「こんなに投資してどうするのですか?」
って本人に聞いても、
「誰にも売れないです。買い手がいないから。初期投資も大きいし、工学的な知見もいるし、売る先はないですよ」
と、苦笑い。あながち外してもいないってことみたい。 ただ、ご本人よれば、
「身につけたこの技術は、日本のスキー界があってこそ身についたもの。儲からなくても恩返しなんです」
と使命感もあるそうです。
振り返ってみると、本人の努力があってこそですが、たしかにあの時の日本のスキー界じゃなければ道も開けなかったかなと思います。




おまけ。
最後に私の質問と、山本さんのトークストレートな回答に私がカッコ悪く打ち砕かれたトピックを。

雑談の中で、右手に結構な骨折をした友人のリハビリ計画について山本さんも交えて話していました。
一日でも早く滑りたいと訴える友人に対して、私は、
「もうそこで滑ってもオリンピックで金メダルを取れるわけでもない。しっかり治すことがスキー人生を長くする。手の怪我なんだから後遺症残ったらパソコンもたたけなくて仕事もできなくなるよ。絶対にしっかり治すことが最優先。」
と言い切りました。
山本さんも「その通り。安全に治すことが最優先。」
となりました。

という話の後に、
(私)「今まで150使ってたのでソールが低くなるのが気になります。ボトムアッププレートは入れるべきかどうか相談したい。」
(山)「入れるべきではありません(笑)。かいぞーさん、オリンピックで金メダルとりませんよね。ハードなシチュエーションで滑るならともなく、日本で滑るんですよね。今の身体能力、技術レベルを踏まえるとリスクにしかならない。ボトムアップするリスクをおかして、それをする意味ありますか?」
(私)「そういう意味では150を選んだのももっと冷静になれば違いましたよね?」
(山)「そうですよ。そう説明したじゃないですか。でも、お客さんが履きたいって言ったら履かせますよ。金メダルとるためじゃない。趣味なんだもの。そういう楽しみ方もありです。なんでも効率だけで決めたら楽しめないですよね。たとえ性能・効率の面で違っても、それが本人が選んだ楽しみ方であれば、否定はしません。」
と壮大なブーメランが返ってきました。

ということで、今回はボトムアップもなしで、見た目はノーマルブーツです。

そのほか、アムフィットの話とかいろいろ面白い話を聞きましたが、今回はこのあたりで時間切れ。

さぁ、11/21には受け取りなので、できあがりが楽しみだ。

2021年9月28日火曜日

ニューブーツのカウンセリングに行く

娘ちゃんと嫁さんのブーツも新調したので私のブーツも新調します。

で、例によって私はスキーブーツR&Dで山本さんとのカウンセリングからスタートします。

このカウンセリングは、自分の滑りの動画を持ち込んだり、疑問質問をぶつけたりしながらいろいろと相談し、最後はブーツの機種、フレックス、サイズの選定を行います。
詳しくはそういう話を過去にいっぱい書いたのでそっちを参照してください。


カウンセリングは個人的なこともたくさん会話したので、全部を載せるのはあれですが、面白かったトピックを拾ってメモしておきます。


(私)「一冬滑らず、久しぶりに滑って、経年劣化でブーツ硬くなってたけど、案外調子いいと思って滑れた滑り」といいわけというか、予防線も張って自分の動画を見せる。
(山)「全然ダメ。自分で目指すと言っていた滑りができてない」
と瞬殺。
(山)「最後までしっかり圧をかけて山回りを仕上げることをやらないと。」
(基本ができてないのに応用を語るなんて、、、と言わんばかりににっこりされました)

へこたれずに聞きたい話をさらに聞く。


(私)「前回ブーツを作るときに、『いつものスタンスをしてください』と言われてチェックしていただいたとき、
見栄を張って広めのスタンスを取ってしまったんです。
それを意識して滑るとそんなスタンスを作るパワーがなくてしっくりきませんでした。今回はそれを反省してスタンスを見直したうえでブーツを作りたい。」
(山)あのとき、スタンスが広すぎたのは見ればすぐわかります。でも、前回もそれを見越して設計してあるから大丈夫です。滑りの違和感はブーツの問題ではなく滑りの問題ですよ。


(私)「ターンの場面ではブーツの硬さが気にならないが、圧が抜けた切り替えの時は経年劣化の硬さをすごく感じた。なので、圧がぬけたところをベースに考えるべき?」
(山)逆です。気にならないのはブーツフレックスと自分の体のバランスが取れているから。そういう設計だったのが効いてるんです。逆にバランスが崩れているところが違和感として感じるんです。


(私)「ブーツは赤白のSTIと、赤に白バックルのRedSter(カーボンスパインの時代のもの)で、ボリューム感の違いはあったのだけど、総じて感触は好きなのでATOMICを継続するつもり。
       ボリューム感と操作感はSTIが好みだった。
       お店でTIとSTIを足入れしたら、どちらもボリューム感としては満足できそうだが、違いはショップではわからないので、どっちにするか相談したい。」

     ※フィッティングに関しては山本さんのところに出す時点で問題じゃないのですが、広いブーツを狭くすることはできないのでボリューム感は気になります。
(山)「今の滑りの感じや課題間からするとSTIがいいですね。特にソールのフレックスを感じやすい点でSTIがおすすめ。」
(私)「150にした方が動きが制限される分、力は伝えやすいという提案もされたけど、どう考えるべきか。」
(山)「今の課題はどう動くか、なので130がいい。」


話は前後しますが、
(山)「予算制約がなければ2足作って、1個は練習用に110とか90の柔らかいのにすれば、動きは一番学習しやすい」
とも言われ、動きのなかでスキーをすることを覚える段階にあるというフィードバックでした。
できたり、できなかったりするんですよねぇ。。。自分でもそう思います。


さすがに2足作るわけにも行かず、ATOMICのSTIで130になりました。
サイズも念のため計測しましたが、今までと変化なし。
そのあと、黄色いお店に行ってブーツも購入しました。

次回はブーツを持ち込んで製作用の計測です。

2017年9月24日日曜日

スキーブーツR&Dのスペシャルコースで作ってみた(その9)ブーツの最終調整

久しぶりにスキーブーツR&Dに行ってきました。

このリンク先のエントリにも書きましたが、スペシャルコースには作ったあと、滑った動画を見てもらって行う最終調整というイベントがあります。

本来はブーツを作ってすぐに滑り込み、その結果をビデオで撮って最終調整してから本格的にシーズンに突入、というのがあるべき姿ですが、時間が確保できなかったのと本人が混乱期に突入していたので最終調整ができず今に至りました。

さて、シーズン中にも何度か動画を見てもらってその度にフィードバックをもらっていたので、私からの確認ポイントは実は2個だけ。
一つは今の理解とフレックスの関係を確認する話で、もう一つはフィッティングの話。

まず一つ目。
今の理解として動き方を変えてきたら、足首のフレックスの硬さは感じなくなったのですが、その感触が合っているのかどうか、という答え合わせです。
・自分から捻る動きはしない。
・足を曲げた小さい姿勢と足を伸ばした大きな姿勢を繰り返す。
・小さい姿勢は、足首の角度をあまり変えずに、頭の位置をつま先の上ぐらいに維持しながら膝を大きく曲げて作る。
・大きい姿勢は、膝裏を伸ばして踵でスキーを押すイメージである。
なんていう動きを体を動かしながら説明。

この動きで行けば、自分から足首を曲げに行く局面がないので、今のブーツフレックスに跳ね返されることも無いし、足を伸ばしているときに振動をもらっても吸収できているという感じです。

この理解があっているのか、またフレックスの理解があっているのかを確認したかったのです。
で、一生懸命説明した割には、そこはあっさりと「そういうつもりで設計しているのでOKですよ」と。

次に二つ目。
フィッティングの話は快適性と力の伝達効率のトレードオフの話。
実際にこのブーツを使っていると、1日目は調子がいいのですが、2日目になってくると写真の舟状骨の下辺りが当たって赤くなってきます。なので、強く踏み込もうとすると少し痛みが出て踏み込みが甘くなってきます。無視できる範囲でもありますが、ちょっと気になります。

こんな風に舟状骨の下が赤くなります。
部屋の散らかりには目をつむって。

これは逆の足ですがほぼ同じ。
丁度光っているところが舟状骨の下側を出している部分。

①ここを広げて当たりを解消した方がぐっと足を強く下に押しつけられてより力が伝わるのか?
②それとも、内側に広げると快適にはなるけど、その分足が内側に逃げて軸がずれてしまって力が逃げてしまうのか?

これに対しては、私の足と現状のブーツセッティングの関係で言うと、結論は②。
私の足は圧に負けて足の形が崩れやすいので、これを防ぐために内側の壁のラインを決めているので、力の伝達を優先するなら変更しないのがよいとのこと。
たとえば、私が毎週5日間このブーツで滑る前提で快適性を優先するなら、シェルをもう少し出したのでしょうが、今の滑走量だとこの痛みは無視できる範囲と判断しました。
なので、ここもブーツはいじらない、と納得して結論づけました。

ということで、最終調整での加工はありませんでした。
加工がないというとなんか損した気分ですが、未完成で滑っていたわけではなかったのでよかったかな、と思うことにしています。

実際には、このブーツの動作の前提を確認(実はメールベースで何度もしていたり、機会があれば予約して事務所に行って話もしていたので何度目の確認なんだという話もありますが)したり、当たりと性能のトレードオフの話をしたりと、有意義な時間でありました。

特にトレードオフポイントは、実際に滑って見ないと最後の詰めは分からないので、そこをどうあるべきかを議論して、必要に応じて最終調整というのは有効なのでしょうね。

新しいATOMICブーツには非常に興味があるのですが、やっぱり今シーズンは自分の体に対する完成度の高いこのブーツを継続して使うことにしました。

2016年8月29日月曜日

スキーブーツR&Dのスペシャルコースで作ってみた(その8)誤字修正

「スキーブーツR&Dのスペシャルコースで作ってみた」の(その8)です。

「やっとわかってきたから、さぁ定着化だ!」
と意気込んだものの、スケジュールがなかなか確保でき無いことに加え、暖冬でどんどん雪が溶けてスキー上はどんどんクローズしていきました。
結局、このあと滑れたのは3月にSOARキャンプ日帰り、ドイツで2日、丸沼で半日。合計2.5日くらい。このうち、落ち着いてフリースキーができたのは丸沼の半日のみ。

滑り込んでいけば頭で考えて作った極端な動きが、実際の運動にあわせて馴染んでくると言うか、考えないでも動ける様になるはずだったのですが、そこまでたどりつけまえんでした。

実際足の伸ばし具合はどんな感じで加減するのか?なんてあたりを探っていきたいところでしたが、来シーズンに持ち越しです。



この動画はだいぶ雪が緩んだ後のもので、ハイシーズンのようには動けていません。でも、自分の感想としてはまずは「こんなところかな」という感じです。
「こんなものなの?」
と期待外れに思う方もいるでしょうが、道具だけでは滑りはよくならないですし、焦って空回りした分、滑りを仕上げていく時間は足りませんでした。あくまで上達は本人次第なのであります。実際に確認した私が言うのでそこは間違いありません(苦笑)


それでも昔からの疑問が解消したり、今まで感じたことがない感覚が得られたりしました。「そういうことだったのか!」と「理解できた」というのは大きな収穫でブーツのおかげです。スペシャルコースのブーツが、スキーをわかりやすく簡単にしてくれることは確かです。

私としては、これからどういう方向に練習していくのか等、新しい目標も見えたので大満足です。来シーズンどうなるのかが自分でも楽しみです。
私の一進一退をここに記録することは続けていくので、「スペシャルコースにして、あいつは結局どうなったんだ?」という興味がある方は、また見ていただければと思います。

また、読んでいてもうお気づきでしょうが、私はちょっと偏屈な楽しみ方(つまりはブーツおたく、道具おたくですし、難しい道具を乗りこなしてどうにかしたいという願望がが強い)をしているので、スペシャルコースでの王道の本当のどまんなかの体験談とはなっていません。山本さんの推奨どおりにブーツも150じゃなくて130にするとか、練習も道具になじむところから計画的に滑っていたりすれば、もっとあっさりブーツの良さを感じることができるのであろうと想像します。
最初に作ったベーシックコースではほとんどリクエストを出さずに、山本さんの提案通りにしていましたが、もちろんそれでいい結果が出ました。希有な技術を持った人のサービスなので、素人が余計な口を出さない、というのも一つの利用の仕方なのだと思います。

私の様にあれこれリクエストして決めるのか、それともフルコースでお任せにするのか、ここでどう舵を切るかは実際にスペシャルコースをオーダーする人が選択できる一番の楽しみだと私は思うので、各自の戦略を決めてからのぞめばそれでいいものだと思っています。費用的にはかなりの覚悟が必要ですが、そういうことが好きな人には、自分で望んだ物が提供される、という喜びが得られるとても贅沢なコースだと思います。

素人の余計な口出しなのか、オーナーの適切なリクエストになるのかは、カウンセリングで詰めていくのがいいと思います。そういうコミュニケーションが面倒な人は、動画をたくさん持ち込んでそれをベースに作ってもらうのがいいのでしょうね。

どちらにせよ、もし、スペシャルコースにするのであれば、オフの間にじっくり時間をかけてやっていくことをお勧めします。
そうすれば、「それは滑りで解決する物」とか「それはまさにブーツで解決する物」と切り分けもできますし、もしかしたら「ここまで費用をかける必要は無い。これはいらない」という判断をすることもあるかもしれません。費用的にももちろん、内容的にも慌てて作る類いの物ではありませんので。

さてさてネタはまだまだいくらでもあるのですが、そろそろ息切れしてきました。
元々、「スキーブーツR&Dのスペシャルコースで作ってみた(その0)」で、

「2015/2016シーズンに向けて、私はスキーブーツR&Dのスペシャルコースでブーツを作ってみました。「ATOMIC STIからRedSterに乗り換えてみた」と同様に、本当は、私がスペシャルコースを選ぶ前に誰かの書いたレポートを読みたかったのですが、発見できず。とりあえず、私の分を書いてみることにしました。」

と書いたのですが、はたして私は、「スペシャルコースを選ぶ前に読みたかったもの」に相当する物を書けたのですかねぇ。

まだ何か思いついたら書き足していきます。

2016年8月23日火曜日

スキーブーツR&Dのスペシャルコースで作ってみた(その7)

新しいブーツで何を発見したのか、というお話し。の続き。

1日目は自分としてはなかなか満足のいく発見が得られました。その時の動画を見ながらあれこれ考えていたら、この感触を忘れないうちに早く滑らなくてはと焦ってきて、週末を待たずに木曜日の祝日に無理矢理KNJさんを連れ出して日帰りで滑りに行きました。

この日のオオマツは、苗場のWCupを週末に控えているせいか、ゲレンデはがらがら。そして快晴。
もっと雪が硬ければよかったけど、あれだけゲレンデが空いていればそれを補ってあまりある十分美味しい条件でした。あとから気がついたのですが、実はポールバーンとその他のコースでコース整備のやり方が違っていたんですね。ポール練習後の沢コースを滑って見たらカチカチで気持ちよかったです。さすが菅平。


■2日目(2016/02/11)
この日は1日目につかんだ山回りの感覚をベースに、切替えの意識を変えてみようとテーマ設定。
本当は山回りの定着化の方が先なのでしょうが、わかり始めてきたらもう好奇心に負けて切替えのやり方を探りに行くことにしました。

ターン中には足を伸ばして使っているので、
切替えでは、
膝を伸ばしたまま単純に傾きを戻すか、
膝を曲げて雪面からの重心の高さをあまり変えないで切り替えるか、
という選択肢になってきます。
単純な動作の前者の場合はもちろん、ちょっと動きが複雑になる後者であっても、ターン中の足を伸ばして雪面を捕らえる感覚は変えずに滑りを組み立てたいところです。そのあたりの感覚を確認して行くことにしました。

まずは単純な重心を高く保ついわゆるストレッチっぽい切替えから始めました。自分から外向を作ったりしないで前回同様歩くようなイメージで滑ります。

自分の癖を矯正するために意識しているのは、ターン中に外腕を前に出してスキーの向きと胸の向きを合わせながら滑ること。そして外腕の位置です。腕は足よりいじりやすいので、腕の動きから連動させて全体の動きをよくしていこうという作戦です。
あくまで理想は高くLigetyなイメージで。ただし、傾きの量は斜面の硬さ、斜度、スピード、ターン弧、そして私の技量にあわせて現実的なところで。傾きの量だけは形から入っても意味が無いので。(と、言い訳のようですが、まじめにそう思っていますよ)

Ligetyの腕の位置に着目した


まだ、スラローム的な早い動きはできませんが、ミドルターンでつないでいくとスキーがターン中に良く滑る感触があります。なかなか気持ちがいい。これはある程度予想通り。
これも動画無いなぁ。滑るのが楽しくて撮っていませんでした。

そろそろ動画を撮るかと、名カメラマンKNJさんに撮ってもらいました。
ベンディング的な動きはちょっと複雑なのでもう少し後でと思っていたのですが、ホワイトピークコースで滑り出したら、雪面がもこもこと荒れていたのと、短いSLスキーでうっかりそこそこのスピードも出してしまったので、必要に駆られてベンディング的な動きを使い始めました。



動画を見ると、切替えを意識しすぎてターン中の動きが雑になってしまいましたが、自分としてはベンディング的な動きをやっと理解できた記念すべき滑りです。もちろん今までもなんとなくやっていたのですが、初めて理解したという感じです。

この動画から起こした連続写真でいうと、2コマ目の動き方に、自分としてはいくつか「わかった!」というポイントが有りました。
できる人からすると当たり前なんだとは思いますが、自分としてはここに発見がありました。


発見1:ベンディングは、小さくなると言うよりターン中に突っ張っていた体を緩めるぐらいでも成り立つ。

私は半月板に水平断裂があったり、過去の大転倒で側副靱帯を伸ばしていたりして、膝に負荷のかかる滑りができません。なので、ベンディングだからといって、腰掛けるほど無理矢理小さくなるのは受け入れがたいと思っていたのですが、軽めのベンディングというのが今までぴんときていませんでした。

というのも、今までのブーツでターン中に荷重を上手く受け止められるポジション自体が案外膝が曲がった状態だったので、そこからさらに膝を曲げると、既にかなり深い角度まで膝を曲げる必要が出てきます。軽めにやってみたいんだけど、すぐにこんなに苦しくなるまで曲げるっておかしくないか?という疑問がありました。

しかし、今度のブーツではターン中はかなりしっかり膝が伸びているので、切替えで膝を曲げる量がそれほど多くなくても、ターン中に比べるとしっかり膝を曲げていることになるので、感覚的には緩める程度でもリズムが取れます。つまり全力のベンディングじゃなくて軽いベンディングという動きができて、それでもターンできるということが理解できました。


発見2:ベンディングで膝を曲げるとき、思ったより足首は曲げない。

自分ではそれほど固執しているつもりはありませんでしたが、昔から、
「足首を前に入れてスネをブーツのタンに押しつけるように」
なんて言われていたので膝を曲げて姿勢を低くするときは、足首をぐっと前に入れて腰の位置が後ろに行かないようにと無意識にがんばっていました。

しかし、切替えではほとんど外力がないので、ブーツをつぶす力は、基本的に自分の体重と筋力です。ブーツのフレックスが高めなこともあって、足首を前に入れようとぐいぐい押してもブーツに押し戻されてしまいます。
「あれ?なんか無理筋なことをがんばっているのかな?」
とふと気がつき、ブーツの前傾角を自分から曲げに行く意識はなくし、膝を曲げて腰が後ろに移動した分は、頭が前にくれば相殺されると考えて、上半身の前傾を少し強くしてみました。
感覚的には、上体が起きると置いて行かれるので、そうならないようにあらかじめ股関節から前傾するぐらいの感覚です。

すると、足首が伸びたまま(実際には前に動いていますが)でも、スキーの真ん中のポジションが維持して切替えができます。

なるほど。これアリだな、と。

と、同時にブーツの硬さに対する評価が一気に変わりました。
外力がかかる時は足首を伸ばし、外力がかからないところで足首を曲げる。
つまり、どのフェーズでもぐにゅっとは足首は曲がらない物だと再認識したら、無理に足首を入れて押し返されることもなくなり、安定して滑れるようになりました。1月までは「150失敗だったかなぁ」とうんうん悩まされていましたが、今滑っている感覚として、ブーツが硬いと思うことは一切ありません。
逆に足首を伸ばして、ブーツの前傾を起こす様な力を加えると、ブーツの後ろ側がぴんと張って力を支えるので、もっと柔らかいブーツでもいいのかな?なんて買うときの悩みと真逆な考えにも興味を持つようになりました。でも、この感覚はまだよく分からないです。もっと硬いところで滑り込めば何かが分かるのかも知れません。

<蛇足>
今までドーベルマンみたいに足首の稼働範囲が小さいブーツにはちょっと不安があったのですが、もう問題無くいける様な気がしてきました。
</蛇足>

発見3:先行動作は首から上だけ
ポールに入らなくたって自分の通るラインはあらかじめ確認しておきたいところですが、スキーの向きと胸の向きを合わせて滑るので、視界が制限されてしまいます。LigetyやShiffrinはどうしているのだろうとYoutubeの動画を見てみると、頭だけ、視線だけがきっちり先行しています。

なるほどそういうことなのか。さっそくこれを真似しよう、と思って滑ると、なるほどテンポがいい。

ただ、これが一番今までの癖が抜けなくてついつい上半身を外に向けるというか、内肩を前に入れたくなってしまう(何時代の滑りだ。レーキャンでみる若い子は誰もやってない。。。)ところですね。

出来上がるターン弧の大きさと自分の予想しているターン弧の大きさのギャップが解消していないので、無意識に「もっと回したい」と思って余計な動きをしてしまうのかも知れません。厳密に言えば、出来上がるターン弧のラインも今までと違う気がしますし。これを慣らしていくのは今後の課題です。

発見4:視界が安定する
昔から、SLでラインを正確にコントロールして滑るコツは、頭を揺らさないことだと思っていたので、非常に重視していました。視界が安定していればその分、揺れを補正しなくて良くなるので、ラインを考える時間が増えますので。

滑り方をいじり初めてから、どうにも回りがよく見えている様な気がしていたのですが、荷物をしょって滑って確信しました。この滑り方、頭や上半身が揺れない。

視界が安定するのも気のせいじゃない。今まで見えなかった物が識別できるし、視野角も広くなった気がする。これは怖さがなくていいですね。


という感じで、確認すればするほど何かを発見し、驚きの連続でした。

ちなみに、このページの動画をじっくり見ると、ベンディングでの沈み込みの量をいろいろ試しているのが読み取れるかも知れません。これくらい曲げるとどうなるのかな?と実験しています。

この後もこんな調子でいろいろ試しながら滑り込んで様子を見たり、GSスキーに戻してみたりしながらいろいろと確認をするのでありました。、16時以降の練習の終わった硬い沢コースで滑ったりもしたのですが、やっぱり硬いコースの方が道具の挙動はわかりやすいですね。硬いコースはやっぱり楽しい。

もうこれだけ分かれば、手を広げるよりもまずはこの2回で感じた新しい感覚を自分自身に定着させることが大事だな、と考えて、次回は定着化だなと思いながらゲレンデを後にしました。

ということで、2日目終了デス。

2016年8月21日日曜日

スキーブーツR&Dのスペシャルコースで作ってみた(その6)

新しいブーツで何を発見したのか、というお話し。

「発見」をキーワードに書こうと思ったのですが、当時のメモをみながら書いてみたら「驚いた」となってしまったので、そこが「発見」だと思って読んで下さい。

残念ながらスペシャルコースといえど、ブーツを変えただけで劇的に滑りが変わるなんてことは無いですし、使い方(=滑り方)を間違っていればかえって悪くもなります。
滑りを変えたいのであれば、道具の違いを丁寧に感じとり、頭を使って変えるべき動きを具体的に考えて、そして考えた動きを実際に試してみる、というステップを繰り返す必要があります。いろいろ面倒ですが、もう子供のころの様な直感でわかる年齢をとっくに通り過ぎてしまった私にはこういうプロセスが必要です。

実際には感じるだけじゃなくて、ビデオを使ったり、静止画を重ねてみたりして客観的にも見ていくので、観察して、考察して、仮説を立てて検証する、を繰り返すという感じです。
長い前置きですが、昨シーズンを振り返ると自分自身へのメモとしてはこれが一番重要なんで、書いておきました。

そういう肝心なことができずに右往左往した様は過去のblogにあるので興味のある方はそちらをどうぞ。
私自身が読み返しても
「全然分かってないなぁ、当時のオレ」
と思って恥ずかしくなるのですが、それもblogの楽しみの一つかと思って消さずに残してあります。


そんなわけで仕切り直して、観察、考察、検証を順番に繰り返してみたら次々と霧が晴れた感じでした。

意図して滑りをいじったのは2日ばかりあるのですが、まずはその1日目。
この2日で全てわかったというより、いったんそこまででいろいろ理解できたので、手を広げるより定着化させることに舵をきったので2日になったという感じです。

■1日目(2016/02/08)
頭の中を出発点に戻します。
今回の出発点は「膝をもっと伸ばしたポジションを取りたい。」というものでした。
それによって「高い姿勢で体重を骨格で支えてスキーの真ん中に乗れば、より簡単にスキーをたわませられるはず」と思いえがいたのですからこの感覚から確認していきます。

その初日となるこの日のテーマは「とにかく山回りの感触をつかむ」と言うことに絞りました。切替えとか谷回りといった他のことはいったん保留です。上に抜けようが何だろうが、とにかく気持ちいい山回りの滑り方を探すことに専念しました。
具体的には、
「スキーと胸の向きを正対させて過剰な外向を作らない」
「高い姿勢で軸を作って骨格で外足に力を伝える。」
みたいなことを考えて滑ってみました。

まずはフリースキーです。
斜面はフラットで硬いところ、斜度はスピードを出しても怖さを感じない程度の中斜面で、真っ直ぐ滑り出し、ぎゅーんと山回りで切り上がります。
とにかく意識を山回りに集中させるために余計なことは考えないで、単純に山回りを繰り返すところから再確認します。切替えも谷回りも外向とかもまだ考えません。ターン弧の振り幅も落差も考えません。知りたいのはスキーなり、ブーツなりに滑るとどうなるのかということです。背筋を伸ばしてできるだけ高い姿勢で、歩き出すのと同じような動きで、内側の足を前に出せば外側の手が前に出る、ぐらいの感覚で滑り出しました。

すると驚いたことに、1ターン目からもう違います。188cmのGSスキーが過去経験したことがないほどにしっかりたわんでグリップしてぐいぐい回ります。そして安定しているのにスピードもぐんぐんあがります。

GSスキーってR>30でもこんなに回るんだ!
まるでSLスキーみたいじゃないか!

と思いながら興奮して滑りました。

なんでこんなに違うんだ?と意識して観察してみると、スキーのたわみ方が違うことに気がつきました。今までも、少なくとも自分で得意だと思っていたSLスキーではしっかりたわませているつもりでしたが、この感触と比べれば今までのたわみ方なんてトップ側がくいこんでテール側がスリップしていただけでした。
テール側も含めてスキー全体がたわむってこういうことなのか!ということに驚きました。
(トップを使う感覚はあったので、それに対する相対的な表現としてこんな風になりました。特にテールを重視しているワケではありません。前置き無く説明するなら「トップからテールまで全体がたわむってこういうことなのか」という感じですね。)

再掲です。これを体感しました。

もちろん「スキーをトップからテールまで全体をたわませる」なんてことは文字では知っていましたが、このレベルで体感したのはこれが初めて、という驚きです。

たった一本滑っただけなのに驚いてばかりです。

次に2本目。
1本目で良かった山回りの感触をベースに姿勢というか、上半身の置き所を探ります。
上半身は思ったより被せて丁度いいみたいなんて書いてみたのですが、実はそう書いたあとも自分自身で半信半疑でだったので、これを確認します。
さっきはあまり考えないであるがままに滑りましたが、今度は上半身の置き場所をどこにするべきかを考えながら滑ります。
しかし、1ターンするだけで答えが見えてきて、2ターン目には確信に変わりました。
やっぱり、頭から背筋を伸ばして足裏までどんと体重がのるポジションで素直に傾けるだけの動きの方が効率がいいんです。圧倒的に体が楽ですし、スキーにもよく力が伝わってしっかりたわみます。
とういことで、上半身は思ったより被せて丁度いいみたいと書いてはみたものの、これもやめることにしました。
やっぱり前後に軸を折って効率がいいわけがない、と書いてみれば当たり前の結論に。

蛇足ですが、完全に股関節からの前傾をしないのではなく、必要な分は前傾します。自分の今まで思っていた角度よりは曲げない、という相対的表現です。

次に3本目。
さらに次のステップに進みます。
山回りの感触もつかめてきたのでもう一工夫。山回りでターンを最後までしっかり仕上げることを意識しました。
いつも「早いタイミングでターンに入り、早いタイミングでターンを終えたい」と思っていましたが、そういう高度なことよりも、まずは基本に忠実に「ターンの終わりまでしっかりスキーをたわませる」ことを優先して感触を確認します。

すると、スキーの動きがさらに変わりました。
ターンを最後まで仕上げようとすると、ぐいぐいとスキーが回って、感覚的には外スキーが山を登っていくような感じがします。
やれていることのレベルはともかく、感覚的にはTed Ligetyの山回り(修正)に書いたような感じです。こうなるとクロスオーバーが簡単にできて、あまり難しいことを考えないでも次のターンに入れます。

もしかして切替えって思ったより簡単なのか?
これだけタイミング良く、スキーと体の位置が切り替わるなら谷回りだって簡単だぞ?

今まで思い込んでいた物と違うことが次々と感じられて、どんどん気持ちよく滑れるようになってきました。あぁ、誰かにこのフリースキーの姿をビデオに撮ってほしい、、、。そう思ったのですがこの滑りは何も残ってないんですよねぇ。残念。

本当はもっと丁寧にフリーで見直して動きを定着化させたかったのですが、ゲレンデが混雑してきたこともあり、3本のフリーで切り上げました。
そして、ビデオに撮ってもらいたかったので、明らかに早すぎるけどポールに入りました。


自分として参考にしたいところを切り抜いた編集済み版(再掲)

恥ずかしい滑りも入っている未編集板(再掲)


滑り方を見直して最初のポールなので、ターンの距離感やラインが想像と違ったりして思った通りとは行きませんでしたが、自分としては「お。これはまだまだ伸びしろがあるぞ」と手応えを感じました。もちろん、フリースキーで感じたほどの感覚はポールの中ではできていないのですが、しばらくは山回りの感覚を基準にいろいろと見直して行けば、全体的に良くなるだろうと方向性が見えた気がします。そういう意味でこの動画は私にとって非常に重要な記録になりました。

おまけとしては、失敗した後というか、後半さらにラインが落とされた後に苦し紛れに出てきた昔の滑りは、体が暴れているのにスキーが動いていないという恥ずかしい感じが白日の下にさらされ、「これには戻りたくない」という動機付けという意味ではいい記録です。

と、なかなか自分としては大きく前に進むことができた1日目でした。
2日目の話があるのですが、長くなったのでここでいったん切ります。