2021年9月28日火曜日

ニューブーツのカウンセリングに行く

娘ちゃんと嫁さんのブーツも新調したので私のブーツも新調します。

で、例によって私はスキーブーツR&Dで山本さんとのカウンセリングからスタートします。

このカウンセリングは、自分の滑りの動画を持ち込んだり、疑問質問をぶつけたりしながらいろいろと相談し、最後はブーツの機種、フレックス、サイズの選定を行います。
詳しくはそういう話を過去にいっぱい書いたのでそっちを参照してください。


カウンセリングは個人的なこともたくさん会話したので、全部を載せるのはあれですが、面白かったトピックを拾ってメモしておきます。


(私)「一冬滑らず、久しぶりに滑って、経年劣化でブーツ硬くなってたけど、案外調子いいと思って滑れた滑り」といいわけというか、予防線も張って自分の動画を見せる。
(山)「全然ダメ。自分で目指すと言っていた滑りができてない」
と瞬殺。
(山)「最後までしっかり圧をかけて山回りを仕上げることをやらないと。」
(基本ができてないのに応用を語るなんて、、、と言わんばかりににっこりされました)

へこたれずに聞きたい話をさらに聞く。


(私)「前回ブーツを作るときに、『いつものスタンスをしてください』と言われてチェックしていただいたとき、
見栄を張って広めのスタンスを取ってしまったんです。
それを意識して滑るとそんなスタンスを作るパワーがなくてしっくりきませんでした。今回はそれを反省してスタンスを見直したうえでブーツを作りたい。」
(山)あのとき、スタンスが広すぎたのは見ればすぐわかります。でも、前回もそれを見越して設計してあるから大丈夫です。滑りの違和感はブーツの問題ではなく滑りの問題ですよ。


(私)「ターンの場面ではブーツの硬さが気にならないが、圧が抜けた切り替えの時は経年劣化の硬さをすごく感じた。なので、圧がぬけたところをベースに考えるべき?」
(山)逆です。気にならないのはブーツフレックスと自分の体のバランスが取れているから。そういう設計だったのが効いてるんです。逆にバランスが崩れているところが違和感として感じるんです。


(私)「ブーツは赤白のSTIと、赤に白バックルのRedSter(カーボンスパインの時代のもの)で、ボリューム感の違いはあったのだけど、総じて感触は好きなのでATOMICを継続するつもり。
       ボリューム感と操作感はSTIが好みだった。
       お店でTIとSTIを足入れしたら、どちらもボリューム感としては満足できそうだが、違いはショップではわからないので、どっちにするか相談したい。」

     ※フィッティングに関しては山本さんのところに出す時点で問題じゃないのですが、広いブーツを狭くすることはできないのでボリューム感は気になります。
(山)「今の滑りの感じや課題間からするとSTIがいいですね。特にソールのフレックスを感じやすい点でSTIがおすすめ。」
(私)「150にした方が動きが制限される分、力は伝えやすいという提案もされたけど、どう考えるべきか。」
(山)「今の課題はどう動くか、なので130がいい。」


話は前後しますが、
(山)「予算制約がなければ2足作って、1個は練習用に110とか90の柔らかいのにすれば、動きは一番学習しやすい」
とも言われ、動きのなかでスキーをすることを覚える段階にあるというフィードバックでした。
できたり、できなかったりするんですよねぇ。。。自分でもそう思います。


さすがに2足作るわけにも行かず、ATOMICのSTIで130になりました。
サイズも念のため計測しましたが、今までと変化なし。
そのあと、黄色いお店に行ってブーツも購入しました。

次回はブーツを持ち込んで製作用の計測です。

2 件のコメント:

竹 さんのコメント...

ブーツ 新調ですか、いいですねー
山本さんのコメント
ゾクゾクしますね。
私もカウンセリング受けに行きたくなりました。
年に5日ぐらいしか乗らないのですが
今どきのスキー板になってから
訳が分からなくなってしまいました。
インソールも自分で作ったりしましたが
今は抜いてしまってます。
山本さんのところ行かないと・・・

kz さんのコメント...

こんにちは。竹さん。コメントありがとうございます。

山本さんのコメントは、もっと強烈なのもあるのですが、ここに書いて私の恥を掘り下げても仕方がないのでわかりやすいものを拾って書いています。

年5日ですか。悩ましいですね。できたものは段違いにいいと思っていますが、年5日で元をとった気分になれるのかは難しいところ。ブーツは使わなくても劣化しますからね。
経済的な制約に折り合いがつくのであれば、体験することをお勧めします。