2015年12月29日火曜日

ウォーミングアップが足りてない

少し前の話になりますが、丸沼高原で佐藤翔さんのキャンプに参加してきました。
雪はそれなりにあるものの、リフトは激混み。20分に1本ぐらいのペースです。
あれ?これハイクアップした方が早いかな?と思って登ってみることにしてみました。

登ったのはバイオレットコースで、第2リフトの乗り口から、木のあるあたりまで。
下の画像の緑の線のところです。


同時にリフトに乗った人とは1分くらいの差で負けましたが、結構いい勝負。ただ、最後にちょっと斜面が急になるところで一気につらくなり、まぁ1日1回でいいかなぁ。
狭山みたいに毎回ハイクアップで時間稼ぎ、とはいきません。距離も長いですしね。

ただ、本題はここから。
上がってしまった息を整え滑り出すと、すごく身体がよく動くんですよね。コーチにも身体動いています、って言わました。
つまりは、普段はウォームアップがぜんぜん足りていないと。そういうことなんだと思います。毎回15分ぐらい登った方がいいのかも。
ただ、問題は汗ですね。ゴーグルは曇っちゃうし、本当に寒いときは冷えちゃうし。
でも、軽井沢スノーパークでの草レースは、リフトが動く前に少し登ってみよう。

ついでにちょっと発見も。
ブーツも温まって柔らかくなって動きやすかったです。
フレックスは少し落とすのかな、やっぱり。

2015年12月24日木曜日

D2用の治具がいらない


ATOMICのD2は、操作性を高くしながら安定性を確保するため、やわらかいスキーに硬いデッキを乗せるという構成になっています。実際にターンの入り口でも扱いやすいし、ターンが始まれば安定感があるので、ハッタリではなく効果があると感じています。

しかし、この効果抜群のD2も、バイスに乗せてチューンナップする時は、このD2のせいで安定せず、かなり邪魔です。

無視してスクレーパーをかけると、D2のある部分だけ余計に削れまうし、エッジをいじっていてもずるっとずれたりもして非常に困ります。

仕方なく、凹型の治具をゴム板を張り合わせて作ったりもしましたが、いちいち使うのも面倒で、、、

と悩んでいました。


ところが。
今年買い換えた新しいSWIXのバイスと、幅の小さくなった新しいD2だと、ちょうど隙間にD2がはまり、見事に安定するんです。

抜群に作業効率があがりました。

なんてステキなことでしょう!嬉しかったよー、というお話デス。



2015年12月14日月曜日

RedSter物語は佳境に


思えば、2012年9月21日金曜日に書いた、「ATOMIC REDSTER Worldcup ショップで足入れしました」が始まりでした。

私がもう3年にもわたって、
「もう150は無理だから130だ」とか
「やっぱり150だ」とか
「新しい前傾角にチャレンジするぜ」とか
「やっぱり無理だ」とか、
と紆余曲折というかブレブレにぶれてさまよってきた話、「RedSter物語」もシーズンインとともにそろそろ佳境です。

途中、決断できなくて、評価用にブーツまで買うことになるとは思いもよりませんでした。
期待を膨らませた狭山での初滑りでは、ポジションがわからなくなってダサい滑りをさらし、その絶望感だって思いもよりませんでした。

大枚はたいて作ったブーツは壮大な無駄遣いだったのか、それとも少なくとも本人ぐらいは納得のいく結果になるのか。

まぁ、結果がでるまで書き続けるんだろうな。





チューンした

こいつらを仕上げて、

こうした。

新しいバイスいいね

「バイスを新調した!」に書いたバイスを使わないまま12月になってしまいました。
つまり、秋にはスキーもあったのに、ワックスを塗っても剥がしてもいないんですよね。

さて、新しいバイスですが、あたりでした。
非常に作業効率があがったので、もっと早く買い換えるべきだった、と悔いてしまいます。
お勧めできます。



あたらしいバイス

古いバイス
(拾い物の画像です)

2015年12月11日金曜日

新しいブーツは膝も楽だった(ちょっと加筆)

書き忘れていましたが、今回のブーツは今まで以上に膝の負担が小さくてびっくりです。

私は右膝には、半月板を水平断裂した古傷があり、膝を捻る動きをしているとしばらく歩けなくなるほど痛みます。そして痛みが引くまでに数日から数週間かかります。

なのでターンでアンダーステアにならないようにするためには、膝を捻るような動作を入れるのではなく、重心の前後バランスを調整し、スキートップを雪面に食いつかせるように意識しています。
まぁ、年相応の滑り方というわけです。
それでももちろんリカバリでは膝の捻りも使ってしまうのですけどね。


というようことを考えて滑っているのですが、今までの経験だと、そういう意識をしていたとしても、やっぱり滑った後には膝に疲れがたまるというか、鈍痛があり滑り終わってからはアイシングをしていました。


ところが。
今回の志賀高原での2日間は、これでもかというぐらい滑りまくったのですが、膝が全然痛くなりませんでした。むしろ適正負荷で運動したおかげなのか、かえって調子がいいくらいです。

前後バランスをチューニングするとこういう効果も出てくるのかと、驚きました。


ちなみに、まだ再調整に出していないので、今は前後の静的なバランス、つまりポジションの調整だけがされた状態です。
これから滑っているところの動画を山本さんに見てもらい、フレックスバランスも見直してもらうことになっています。今度は前後の動的なバランスの再調整です。

この点についてはまだ山本さんと意見交換もしていませんが、たぶん、少し柔らかくすることになると思います。自分で滑っていて、前にもう少し柔らかくてもいいかな?と感じているので。

しかし、まだ新しいブーツに慣れ切っていないので、結論を出すならもう少し滑り込んでからだな、と思った次第でござます。

2015年12月9日水曜日

シーズンインキャンプで収穫あり

先日参加した佐藤翔さんのシーズンインキャンプはとても満足いく内容でした。
コーチングで指摘されたことは、大きく以下の3つ。
・後ろに乗りがち。もっと足首を前傾させること。
・前後差が大きすぎる。前後差を作らないこと。
・切り替え時に上に伸びている。頭の位置を動かさないこと。

いずれも当たり前なことばかりですが、できてないんですよね。でもそれらを意識して、滑りはだんだんよくなってきたと思います。

でも、私の最大の収穫は、新しいブーツの使い方が見えてきたことです。
狭山とはいえ3日も滑り、リフトにして80本近く滑ったのに全然しっくりこなくて、
「ブーツの内容が変わりすぎて、オレ、対応できないかも」
と不安に思っていたのですが、滑りを変えていく方向性がはっきり確認出来ました。

以下は、コーチングの内容とその対策。忘れないようにと言う私のメモです。

■足首を前傾させること。
これは、余計な思い込みと、昔のブーツの癖が混ざっておかしくなっていた感じです。

余計な思い込みとは、せっかくブーツの前傾角を浅くしたのだから足首を起こして滑らなくてはという思い込み。
でも、ターンフェーズの全ての場面で固定的にこんな足首を起こして滑るのではなく、
少なくとも切り替えの局面ではスキーのトップを雪面にしっかりと食いつかせないとターンがはじまりません。

昔のブーツの癖とは、切り替えでの足首の角度の決め方の癖です。
昔のブーツでも切替ではトップを雪面に食いつかせるため、足首を前傾させていたのですが、その角度の決め方はブーツの前傾角に合わせるようにしており、自分からさらに足首を曲げたりはほとんどしていませんでした。こうするだけで、おおよそトップが噛み込むポジションになっていたのです。

でも、今回のブーツで同じようにブーツの前傾角に合わせただけでははそうはいきません。自分からしっかり足首を前に入れてあげる必要があります。
予想はしていたつもりですが、やっぱり足首の前傾角をいじるというのは大改造ですね。滑りへの影響が大きいことを実感です。

自分としてはまだしっくり来ていないときの滑り

やっとこれかな?と見えてきたときの滑り
やっぱり、SLスキーで滑りを組み立て行く人なんだな、自分。

■前後差が大きすぎる。
これは去年いい方法だと思って意図的に取り入れた「内足を持ち上げること」が、結果的に悪影響を与えていました。
2003年ぐらいからかな?もう10年以上前から、
「内足を持ち上げずに常に内足の外エッジを雪面に着けたままにして滑る」
という原則を自分に課していました。
これは、内スキーを浮かしてしまうと、内スキーが外スキーに同調しない動きが入りやすかったり、前後のバランスを思い込みで作り崩してしまうと感じたからです。
つまり、常にアウトエッジをつけて雪面を感じるセンサーとして使い、操作や荷重をコントロールするのに利用しようという作戦です。

これをすっかり忘れて内足を積極的に持ち上げた結果、前後差が大きくなって内側に傾くことを妨げていたり、シェーレンになったりする結果になっていました。
もっとポジションが安定した時期であればこういう滑りもできるのですが、最初からは無理ですね。ポジションが作れてきたら意図しなくても内足が上がるときは上がるでしょうし。自分から内足を持ち上げるのはもうしません。

対処も見えたのであとは練習あるのみです。

■切り替え時に上に伸びない
見た目の動きとして上に伸びているのですが、「上に伸びないように動かない」という対策はしません。私の中では「動きは大きく」が原則です。一つでも「動かない」というルールを作ると、結果いろんなところの動きが小さくなってしまいます。
上に伸びなくてもいいように動くルールを作っていきます。

まず、根本原因。
上に伸びている根本原因は、切替のポジションが悪いことです。
切替のポジションが悪い結果、一度立ち上がってエッジ角を完全にリセットしないと次のエッジに切り替えられず、そのため上に伸びる動作が入っている、というのが私の理解です。

また、これを解消すれば、安定を求めて自然に上に伸びなくなる、ということを過去にも経験しています。

なので、
「この動きが不要になるように、切替の動作を改善する」ということを根本原因への対処として、新しい「動き方のルール」を作ります。
でも、そのルールは、上記の二つなんですよね。ということで、新しいルールは無し。
基本をきっちりやればそれでよしと。

という整理にしました。
忘れないように次回滑るときはこのページを読み直さなくては。



2015年12月7日月曜日

シーズンインキャンプ参加してきました。

外のスキー場での初滑りとして、志賀高原一ノ瀬スキー場に行ってきました。
心配した雪もしっかりとあり、滑れるコースは写真中の中間から始まる短い緩斜面主体のコースだけですが、十分に練習できる条件でした。

参加したのは佐藤翔さんのキャンプです。
今回はフリースキーのキャンプで、ポジションチェックをみっちりやりました。



練習内容がポジションチェックのためのベーシックトレーニングだったことに加えて、ゲレンデの条件がよかったことなど好条件が重なり、狭山スキー場では混迷を極めたポジションも少しずつ見えてきました。

いいキャンプでした。

2015年12月6日日曜日

一の瀬ファミリー

翔さんのキャンプに参加中。
一の瀬ファミリーゲレンデは十分雪があります。




2015年12月1日火曜日

次は一ノ瀬で。

暖かい天候に狭山も臨時休業。
例年以上に訳のわからない状況なのでもう少し狭山で様子を見たかったのですが、もう来週は志賀高原一ノ瀬です。

さて。広いところにいけば何か見えてくるのだろうか。

スキーとブーツを一度に変えたのはやりすぎたのかな?とちょっと弱気になってみたり。

今からできるのは古いブーツとの履き比べですね。古いスキーは処分したので。

こういう面倒くさいのは狭山が丁度いいですけど。金曜日に狭山は無理だなぁ。

2015年11月30日月曜日

嫁さんのブーツのサイズ選び

嫁さんのブーツのサイズ選びに今回はかなり悩みました。
ということで、今回は選んだ過程を残して実際に滑って見た結果と比べてみたいというメモです。

ATOMIC Redster FIS70 23.5cm

嫁さんの足は、実測では右足が22.0cmで左足が22.5cmなので、左足にあわせて選ぶことになります。そして、22.5cmのブーツだとサイズがぎりぎりになりそうです。
案の定、本人によると、22.5cmではつま先に横から押される感覚があるという話でした。

これが削ってどうにかなる範囲なのか、インナーがつぶれて慣れればどうにかなる範囲なのかの見極めが難しいです。そもそも横から感じるといいつ、触りながら説明しているのは、かなり前に近い。
本人は初級者感覚なので善し悪しが分かりませんし、私も他人の足なのでよくわかりません。

ぎりぎり境界のサイズなので、ショップの人はこのサイズで履いてみることを薦めてきますが、私はもう一つ大きいサイズでもいいのではという疑念が抜けません。というのも、ショップの人も小さいサイズを選びたがる傾向があるからです。

試しに23.5cmを履いてみたら、くるぶし、アキレス腱のカーブを含めこちらの方が足首回りがフィットする、ということで結局こっちにしてしまいました。これから4年を考えると、どうせ足裏のアーチも加齢で下がってくるだろう、という読みもありました。

実際に滑ったあと、その予想に反してどうしてもサイズが大きいと言うことであれば、カスタムインソールを作ります。というのも純正のぺらぺらのインソールに比べればボリュームが出てくるので、それを入れればどうにかなるであろうと予想しました。

カスタムインソールについてショップの人と会話していると、カスタムインソールはきつめのカーブが出来上がりやすいということであまりお勧めしない、最初からカーブのあるタイプがよいと薦められました。
でも成形しないタイプのインソールは、私の苦い経験から私はまったく乗り気ではなく、購入対象に入ってきません。できることなら熱成形で控えめなカーブを作ってくれればいいのに、とも思いましたがお店も混んできているのでやめておきました。

やっぱりカスタムインソールを作るとしたら、R&Dの山本さんのところかな。
どうも私がよいと思っているインソールは、他では作れそうにもないようです。アムフィットは高いけど、嫁さんに家族スキーに参加してもらうためにはそれぐらいの投資をしてもよかろうと。そう思ったところでありました。

2015年11月29日日曜日

ATOMIC FIS 70購入

ATOMIC Redster FIS 70 23.5cmを購入。今度は嫁さんのブーツです。


うちの嫁さんは今までATOMIC CS90というモデルを履いていたのですが、古くなったので買い換えです。見た目はすごくきれいなのですが、土踏まずが下がってきてサイズが合わなくなってきましたのも買い換えの一因です。




うちの嫁さんはながらく初級者をやっているのですが、私や娘の足とは違い、幅が極端に細いです。それにあわせて幅の狭いモデルを探していくと消去法でレース用モデルになってしまいます。なので、若干フレックスを落として今回は70です。

しかし、メモリーフィットもブーツチューンも必要がありません。安上がりな足でいいなぁ。唯一したチューンはバックルキャッチャーの移動。足の細さを反映して、バックルキャッチャーを一つ内側に移動しました。






2015年11月27日金曜日

グローブを繕ってみた

親指の先に加えて、人差し指の補強部分も破れていたグローブをつくろってみた、というお話です。





親指はさすがにもう皮の面積が足りないので、あて皮をしないとだめですね。
でも、そんな都合のいい皮なんて手持ちにありません。とりあえずはテーピングのままで。
小さい皮なんてどこで買えるのだろう?ユザワヤでも覗きに行こうかな。

人差し指の部分は裂けているだけなので、ここを繕ってみることにしました。
グローブオイルをしみこませて皮を柔らかくしているので、普通の布用の針と糸で縫えてしまいました。できあがりはまぁまぁいい感じではないでしょうか。

糸は強度と太さを気にして2本取りにしています。あんまり細いと強度も心配ですが、細いと皮を割いてしまうかもしれないと気になったので。本当はもっと太い糸を使えばいいのでしょうね。

あとは、1か所糸が擦り切れても全部ほつれないように、上から下に縫って一度玉止めして糸を切り、もう一度下から上に向かって縫っています。







2015年11月25日水曜日

グローブを買ってしまった

グローブを買い換えました。

出遅れた感もありましたが、先週末の時点で私のサイズ(8)でも、豊富な選択肢がカンダハーさんに在庫されており、じっくり選ぶことができました。

定番のREUSCH、流行のENERGIAPURAとかLEVELなどたくさんありました。

派手な色使いのLEVELとかLEKIもかっこいいのですが、私は昔の世代の人なので白い皮のグローブが好みです。そして握った感じのよい、皮の柔らかいHESTRAが本命です。


購入したのはHESTRA DOWNHILL COMP ERGO GRIP。

HESTRA DOWNHILL COMP ERGO GRIP

これは昔からのあこがれのグローブで、薄くてグリップ感が最高です。
過去に何度もお店でうんうんうなって値段の高さに断念してきたグローブです。

今回あらためて手を入れてもサイズもぴったりだし、グリップ感も最高です。
私の手の熱さを考えると、この薄さも魅力です。

そしてなにより、当時よりも安い価格設定になっていたのがびっくりです。
高めの値段設定ではあるのですが、当時よりも2割ぐらい安くなっているので、もうこれで確定でした。


ナックルガードがついている最近のグローブの流行とは逆行していますが、このペラペラのグローブを選んでしまいました。

薄くグローブオイルを塗って手に馴染ませながらスキーに行けるのを楽しみにしているところであります。



でも、最初に手に取って悩んだのは、HESTRA VERTICAL CUT COMP。
HESTRA VERTICAL CUT COMP

今のGripwellの前に使っていたものと同じです。
柔らかい皮で握りもよく非常にいい感じです。

でも、10年ぐらい前に中綿が多くなったんですよね。
それまでは比較的寒いグローブというか、中綿が少なくてグリップ最優先のグローブだったのですが。私はスキー場でも手が冷たくなるというより、手が熱くなってグローブの中で汗をかくことが多いので、このグローブは暖かすぎです。

中綿が多くなってからは、真冬でもリフトの上で毎回外していたことを思い出して断念しました。
でも、値段は非常に魅力的ですね。この完成度のグローブがこの値段とは。

2015年11月22日日曜日

皮製スキーグローブを長持ちさせるコツ

グローブのことばかり考えていたら、忘れいていたことを思い出したのでメモしておきます。

皮製グローブを長持ちさせるために、私が気をつけていること。

1)ポールセットには別のグローブを使う
これがすごく大事。もうこれを忘れないためにこのエントリを書いたようなものです。
しめった皮のグローブでポールレンチとかを回しているとあっという間に皮がすり切れてしまいます。ドリルだって避けたいぐらい。
なので、古いグローブをリュックに入れ、ポールセットの時だけそれをを使っています。

2)ハイクアップするときは別のグローブを使う
これもすごく大事。結局皮のグローブは、濡れた状態で力がかかるとすぐに破けてしまいます。でもハイクアップすると、どうしても担いだスキーが濡れている、もしくはスキーに着いている雪がグローブ越しの体温で溶けてグローブが濡れてしまいます。
なので、ハイクアップしたいときは、ゴアテックスのグローブにする、もう惜しくない古いグローブにする、などの対策をします。

3)濡れたまま使わない
結局1)〜3)は同じことなのですが、濡れたまま使わないということが大事です。

4)しっかり乾かす
使い終わった後、しっかり乾かします。
このとき、ストーブに近すぎると縮んだり固くなったりするので、手を置いていても熱くない程度の距離のところに置きます。できれば、部屋で乾かした方が無難ですね。
濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖してひどい臭いを放つようになりますしね。毎回しっかり乾かしていれば、そんなことはありません。
私は乾かなかったときはスペアのグローブを使うようにしています。

5)使った後、グローブオイルを塗る
グローブオイルを塗るのですが、そのタイミングです。
私は最近1泊2日でしか滑らないので、帰宅後自宅で乾燥させ、その後に塗っていることが多いです。乾く前に塗ることに意味があるのかがわかりませんし、何より塗りにくくて何のためにやっているのかよく分からなくなります。
ということで、理屈じゃないですが、よく乾かしてから塗っています。

ということで、私が気をつけたいのは1)と2)ですね。
あとはさすがに習慣づいているので。

洗った後のスキーグローブ

洗濯の具合と言うより、痛み具合の方が目立ちますね。

こっちはまだ行ける。

右手は親指の穴は無視できないので補修だな。



補修と言ってもテーピングを巻くぐらいしかないのですが。

ほら、もう完璧。。。。






スキーグローブを洗ってみた

皮のグローブを洗ってみたというお話し。
洗濯前の写真を取り損ねているのでわかりにくいですが、案外ときれいになりました。


さて、話はウェアを洗ったところにさかのぼります。
前回ウェアをNIXWAKを使って自分で洗ったら思いの外きれいになったので、今回もウェアを同じように自宅で洗ってみました。2回目となるとハードルも下がり、洗濯機で洗うという手抜きをしたにもかかわらず、結構きれいなり、すっかりいい気分で狭山で滑ってきたのでした。
しかし、帰宅後にウェアをチェックすると、つまみ洗いできれいにしたはずの袖口がもう汚れています。

ハイクアップもしていないし、直接肌が触れる分けでもないのに何故だろう?と考えた見たところ、グローブの汚れが移っているんだな、ということに気がつきました。

皮のグローブを洗える、という話はちらっと聞いたことがあったのですが、大昔にやったときは再起不能なほど固くなり大失敗でした。
でも、「私のグローブは、もう長年の使用で親指の先がすり減って穴が空きそうになっているので失敗しても惜しくない」ですし、「春スキーの時なんてぐちゃぐちゃに濡れてるけど固くならない。後始末さえ気をつければ皮は固くならないのかな?」と考えて、思いきって洗うことを決断しました。せっかく洗ったウェアが汚れるのも嫌なので。

ネットで検索してもスキーグローブを洗濯する話はなかなか出てこないのですが、検索ワードからスキーを外すと、バイクのグローブを洗濯したネタがごろごろと出てきました。いくつか読んでみると、石けんで洗えばいいみたいです。
「そうか、手の汚れを落とすのと同じかな?」
と妙に納得して、早速やってみることにしました。
ポイントは、型崩れしないようにすることで、絞ったりするのは厳禁のようです。
そして、最後も形を作って陰干しするのが重要だそうです。
詳しくはネットを検索してください。写真付きで丁寧に書いた記事がたくさん出てきます。

ちなみに私の手順はこれぐらい。
1.グローブをぬるま湯に浸ける。
皮の中に染み込んだぐらいでやめます。つけ込むというよりしっかりぬらすぐらい。

2.グローブを手にはめて石けんであらう。
自分の手を洗うように、石けんを使って洗います。石けんは手洗い用の牛乳石けんを使いました。汚れが気になるところに石けんを直接塗って、ごしごしとグローブを着けた反対の手でこすります。特に袖口があたるあたりは念入りに洗いました。
途中で石けんが泡立ちやすいようにとか、伸びやすいようにお湯をかけるのは、手を洗うときと同じです。また、汚れ落ち具合がわからないので、一度すすいでもう一度洗い直したりしました。

3.お湯をたくさん使ってすすぐ。
さすがに石けんが残っているのはいやなので、ぬるま湯を使ってじゃぶじゃぶすすぎます。最後は絞りたくなるほどぐちゃぐちゃになっていますが、そこは我慢して手にはめて押し当てる程度で水を抜くというか、水を切ります。

4.型を整えてから陰干しする。
これはバイクのグローブの洗濯について書いてあるblogの何カ所かに書いてあったのですが、干す前に一度手を入れて形を整えてから陰干しするのがコツのようです。
ということで、私も濡れたグローブに手を入れて、形が崩れないように手を抜き、陰干ししました。

5.乾くのを待つ。
乾くのには時間がかかりましたが、自然乾燥の方が皮が固くなるリスクがないようです。2,3日も放置しておけばすっかり乾きます。

6.グローブオイルを塗る。
指で薄く塗っていきます。たくさん塗りたくなりますが、べたべたすると扱いにくいので少しずつ塗っておしまいです。


できあがりの感想としては、冒頭の写真のように自分ではかなりきれいになったと思います。ただ、メッシュのように薄くなっていた親指の先は、とどめが刺されてしっかりとした穴になってしまいました。やっぱりダメージ無しで洗濯というのは無理なんですね。

でも、すすいだ時に出てきた汚れを思うと、グローブ自体はかなり汚れが溜まっているようです。皮のダメージと衛生面のトレードオフなので、私は今後も時々洗うことにしようと思います。


さて、穴の空いてないグローブを買わなくては。。。

2015年11月21日土曜日

狭山スキー場の夕方って思った以上にいいですね

もう先週の話ですが、今シーズン3度目の狭山スキー場に行ってきました。
今回はgyochanお勧めの日曜の夕方の時間帯です。

前回に引き続き、心拍も記録。
これが一番簡単に滑走回数を数えられます。
もちろん、山の部分が滑り終わり。谷の部分がリフトで、山の数を数えると、4時間いて32本滑っていました。

グラフを見ると前半にくらべて後半の方がぐっと谷間が細くなってい、リフトが空いてきて短いサイクルで滑っていることが分かります。これは、19時を過ぎると翌日月曜日に備えて引き上げる人が多いためです。19時を過ぎると目に見えてゲレンデもすき始め、リフト待ちも短くなります。記録もこれと一致していてなるほど、という感じです。

リフト待ち無しですいたゲレンデを滑るのであれば、狭山スキー場もなかなか楽しいところですね。


さて、人が本格的にいなくなった最後の1時間に気がついたことがあります。

実は、毎年滑っていながら、狭山スキー場での滑りと、普通のスキー場に行ったときで滑りの質が全く違うのは何故だろうという疑問がありました。

私は今まで雪質が原因だと思っていました。
狭山スキー場は斜面が緩い割に、雪がぐさぐさで柔らかいです。強い力を加えると崩れてしまうので、より正確で柔らかい動きが必要です。シーズンの終わりである春スキーでならともなく、ブランクがある初滑りの時期にはかなりハードルが高い条件だと思っていました。

しかし、実はそれよりもっと大きな要因があることに今回気がつきました。
それはゲレンデの混み具合です。
混んでいるゲレンデだと無意識にターンを小さくしようとしてしまい、自分の力でスキーを回し混んでしまっていたのです。そのため、私はスキーの持っているサイドカーブ、回旋力と、自分の感覚をキャリブレーションすることができず、調子が上がってこなかったようです。
今回、営業終了前の1時間ではゲレンデが空いていて、そういう圧迫感がない中で滑ったら全くターンの感覚が違うことが分かりました。

なるほど。混みすぎているゲレンデだと私のやり方では技術は思い出せないんだなぁ。もう少し地道なポジションチェックの練習からスタートしよう。

と、もう一度狭山スキー場に行くことを決意したのでありました。

が、なんと現在はこんな様子で営業時間が短縮されています。すっかり出鼻をくじかれてしまいました。ざんねん。



案内はこちらから。




2015年11月16日月曜日

ATOMIC STIからRedSterに乗り換えてみた

タイトル通り、ATOMIC STIからRedSterに乗り換えました。
本当は、私が乗り換える前に誰かの書いたレポートを読みたかったのですが、発見できず。とりあえず、私の分を書いてみました。


まだ滑走日数が少ないので、滑りとしてどうこうではなく、その履き心地の観点での感想です。

私が昨年まで履いていたATOMICブーツのSTIは、一つ前のRacetech世代のモデルで、カタログ表記でワイズ93mmというかなりロアシェルの細いブーツです。私はこの細身のブーツを非常に気に入っていたのですが、もちろん経年劣化には勝てず、履き替えることになりました。しかし、困ったことにATOMICはSTIの後継機種を販売してくれなかったので、一般人でも普通に手に入れることが出来るRedSter FISというモデルを選びました。

たぶん、STIを履いていた人からすると、RedSterへのモデルチェンジで一番ビックリするのはその緩くなった履き心地だと思います。カタログ上では95mmと2mmちがいですが、ロアシェルの形状が変わっているので数字以上に緩く感じます。というか、気持ちの問題ではなく実際に緩いです。
とはいえ、滑った感触はこのブーツが一番STIの感覚の延長に近いと聞いてRedSterを選択したので、このブーツの履き方になれていこうと思います。


どんな名チューナーでもブーツシェルのボリュームを減らすことは出来ません。緩ければ、パッドを貼るとか、ソックスの厚さを調整するとか、バックルで締め込んでみるとか、これぐらいしか選択肢はありません。
パッドを貼るのは最後の手段として、とりあえず、バックルとソックスで調整することにしました。

私の手持ちのソックスは、2種類。
一つは、STIにしてからメインで使っていたMICOのX-Race Extra−Light。神田界隈を歩きまくって、当時一番薄いという一点突破で探したソックスです。
もう一つはその前に使っていたX-SocksのCarving Ultra Light。

MICOのX-Race Extra-light

X-SOCKSのCarving Ultra Light

実はボリューム不足もあってMICOは少しブーツの中で滑ってしまうことや、バックルの調整に苦戦していました。それもあって昨夜、狭山スキー場でX-SocksのCaving Ultra Lightを試してきました。
X-Socksは、部屋で足入れした段階では少しきつかったのであまり乗り気ではなかったのですが、狭山とはいえ滑走3日目でインナーが少しつぶれたのか、シューレースを使ったのが効いたのか、丁度よくはけました。
ソックスで全般的にボリュームアップされたのがよかった感じです。まだ若干、足首の外上あたりが緩いのですが、そこはバックルの締め具合で詰めていこうと思います。


ということで、STIからRedSterに移行する人は、靴下の見直しも一緒にした方がいいかもしれません。

2015年11月9日月曜日

ポジションを模索中。比べてみました。

狭山で滑った昔の記録と比較。
こんなに後ろに乗っていることはないんだよなぁ。
雑念を払い感じるままに丁寧に滑らなくては。

新しい順に並べ替えしました。
2015-11
ATOMIC Redster FIS150 + ATOMIC FIS SL M


2014-11
ATOMIC STI-R + ATOMIC RS-SL M


2013-12
ATOMIC STI-R + ATOMIC RS-SL M


2010-12
ATOMIC STI-R + Fischer Worldcup Slalom

2010-12
ATOMIC STI-R + Fischer Worldcup Slalom


2015年11月8日日曜日

狭山スキー場のオールナイト営業

今回、初めて狭山スキー場のオールナイト営業を利用してみました。

なんかいろいろ細々書いていて、この話を書き忘れていましたが、来年の私のためにメモをしておこうと思います。

■電車で移動は気をつけろ。

私は西武線沿線に住んでいるのですが、それでも小平以降、西武球場前までの乗り換えは結構面倒です。私の愛用する「駅探」アプリの通りに乗り換えようとしましたが、スキーの荷物を持っていると、所沢で指定時間内に移動するのは少し難しいですね。
それとなにより、西武球場前までつながる電車の本数が少ないので、時間には余裕を持たないと。
今回は22:00着を目指しましたが、乗り遅れてあれこれしていたら22:30着になりました。
gyochan待たせてゴメンナサイ。

そして帰りの始発は5:44です。ここまで待てないよ!
今回はgyochanに家までおくってもらっちゃいました。アリガトウ!

■意外と人がいる
今回は11/6(金)深夜に行きましたが、1:30から人が増えたりしていてびっくりしました。
リフトの列もそこそこ長くなりました。

ゲレンデの混み具合は、gyochan情報にもありましたが、リフトの輸送力が一定なのでゲレンデに滞留する人の数で決まります。
ボードでグラトリする人がいっぱいいるとちょっとゲレンデの流れが悪くはなるのですが、これは楽しみ方の違いなのでしょうがないです。とりあえず、その人達が下に流れていくのを待てばいいだけです。さすがに深夜。そういう人が次から次へとくるわけでもないので平気です。

ただ、深夜だからってゲレンデの真ん中で上を向いてたって仲間の滑りを見ていたり、転んだ後立ち上がらないでごろごろしたり、滑り出して5mぐらいで止まってしまうのはどうなんだろうか。まぁ、文句を言っても始まらないのですが、そういう人がいると斜面は混雑します。でも、これも総人数としては昼間より少ないので、やり過ごせば大丈夫です。


■寒さは日による
今回はそう寒くなかったので、CW-Xの上下にスキーウェアだけという軽装で行きました。それでも十分暖かく、寒いと感じることはありませんでした。
でも、寒くなった時のために、リュックの中にはインナーを持って行っています。サヤママニアのgyochan曰く、もっと寒い日もあるので油断はできません。

万が一、手持ちのウェアで寒さを感じるとき、そんなときは上までハイクアップすれば大丈夫。私もオールナイトにもかかわらず、リフトの列が長くなったところで1本登っておきました。汗をかかないペースで登れば丁度よくぽかぽかです。

■準備運動は念入りに
さすがに22時過ぎから運動するようには習慣ついてないので、準備運動は念入りに。

■その他
飲み物の類いは外で買った方が安いですね。

RedSterのカーボンスパインってどうなの?(狭山でためしてきました)(加筆しました)

滑る前にも気になっていたカーボンスパイン。
とりあえず、狭山スキー場ではなんともわかりませんでした(笑)

以上。
ではあんまりなのでもう少し。
カーボンスパインで後ろを強くしている話がRedSter登場当時から宣伝されていますが、これってバイインジェクションで前に柔らかい素材を、後ろに硬い素材を配置することを狙っているのだと思います。そしてどちらかといえば、万人が分かるのは前に柔らかいことによる操作性の良さでしょう。

後ろの硬さが活きる条件というのは、もっと雪が硬いところで、がっつりカービングしたときなんではなかろうか、という感じです。
少なくとも狭山の柔らかい雪では、ブーツの硬いところを使うなんてことはなくて、柔らかく動くのであんまり関係ありません。そんなことをしたら足元が崩れてしまうので。

ということで、後ろが硬いことによる良さ、弊害の確認は、12月のかたしな高原か菅平までお預けです。

ところで。
「カーボンスパイン」
って名前ですけど、これ本当にカーボン入っているのかな?
すくなくとも表面はプリントというかモールドですよね。ブーツの製造方法を想像してもカーボン入れるのは難しそう。名前に踊らされたかな。


昔拾った画像を探してみました。このプロトタイプ、バイインジェクションだけど、カーボンが入っているのかはわかりませんね。


クリアな素材とのバイインジェクション。

ポジションを模索中。というか五里霧中。

先日、狭山のオールナイト営業に初めて行ってきました。
一緒に行ったのはgyochan。今シーズン、初めてビデオも撮ってもらいました。
あ、snovaでも三脚で撮っているか。でもまぁ、あれはノーカウントで。

ご一緒したgyochanにいろいろ偉そうに講釈垂れていたのですが、自分の滑りをビデオでみると全然ダメダメで落ち込みました。

ブーツが変わって前傾角の違いからどこに乗るのか迷っている、というか今までより後ろに乗りたいと意識しすぎておしりが落ちています。
あとは、切替の度に上体が抜けている(つまり股関節を伸ばしてしまっている)し。
そのせいでスキーの前半部分があまり仕事をしていません。
そしていつも以上に左腕がカッコ悪い。

滑っていても「ポジション違うなぁ」と思いながら滑っていたので、ある意味イメージ通りと言えばそうですが、自分でもショックを受けるぐらいカッコ悪い現場を押さえられてしまいました。

ちなみに例年通り、ストックを持たない時の方がしっかり乗れています。
しばらくビデオを撮ってしっくりくるポジションを模索する必要があることがわかりました。今のところは正解が見えずに五里霧中。
まさかの3度目の狭山スキー場かな。
今度は三脚でビデオを設置か。





スキーは柔らかくて気持ちがいいですが、その分前後ポジションがぶれやすいです。

昔の硬いスキーでの感覚が抜けてないのでここも調整要です。


紐付きでインナーブーツを使ってみた

今となっては珍しくない紐付きのインナーを使ってみた話。


前段が長いですが、本題だけでは素っ気ない話なのと、この時にあーだこーだと考えた(妄想した)メモがないと私の振り返りにならないのでしょうがないってことで。

さて、前段から。
前のブーツ(ATOMIC STI-R)でも、シューレースインナー、いわゆる紐付きインナーになっていたのですが、実は一度も使ったことがありませんでした。
というのも、自宅の部屋で試した段階で、
「履くときに大変」
「脱ぐときはさらに大変」
加えて、
「STIは細くてボリューム的にぎりぎりだったので、紐の厚さが増えるのも嫌。」
と感じてしまったからです。寒いスキー場ではシェルがさらに締まった状態になるので、これでは使える気がしなかったのでした。

ただ、紐は使っていませんでしたが、ブーツを履くときは、毎回インナーを取り出して、先に足をインナーに入れてからシェルに押し込むという手順にはしていました。この手順で十分効果がでていると感じたので、紐を通そうという選択にならなかったのが今までです。

やっと本題。
今度のブーツ。私の好みを反映してなのか、例によって山本さんの作るブーツはタイトにかちっと組まれています。もちろんRedSterはSTIに比べれば全体的なボリュームはかなり緩くなっているのですが、例えば、足の踵の内側あたりはかなりタイトになっています。

今までに滑った2回とも左足の踵内側に
「これは長く履けないかも」
と部分的な圧迫感を感じました。

削ってもらったり広げてもらうことも考えましたが、まずは履き方や靴下で工夫です。
ということで、本題のシューレース(靴紐)を試してみることにしてみました。

シューレースを使うメリットは、大きく分けて3つあると想像してますが、このうち(2)の効果を特に期待しました。

(1)シェルにインナーを入れるときにタン部分がズレない
(2)インナーにシワを出さずに足に密着した状態を維持できる
(3)インナーが上向きに引っ張られてガムローが沈まない

結論的にはほぼ問題は解消して、部分的な圧迫感はすっかり無くなりました。
足の向きも違和感なし。この小さな差が影響するとは、今回のブーツもぎりぎりにつめた設計製作だったなと実感。
ただ、脱ぐのは面倒ですね。どうしたものか。紐ありだと、脱ぐときもシェルからインナーごと抜くか、シェルの隙間に指を入れて紐を緩めるかする必要があります。冬の寒さでシェルが硬くなった後でどうするのか。暖かい部屋に入ってシェルが緩むのを待つことになるのかな。面倒そうですが、折り合いを見つけていこうと思います。

最後に蛇足
「(3)インナーが上向きに引っ張られてガムローが沈まない」
というのは、履き心地の上で結構な違いが出ます。
普通にシェルにインナーをいれたまま足を入れていると、シェルと足に挟まれたガムフローやインナーの内側のクッション材は下向きの力を受けてだんだん下に沈んでいきます。この結果、ブーツの下の方が狭くなってしまいます。細身のシェルだと、シェルと足の隙間が小さいのでこの影響はさらに大きいです。
シェルからインナーを出して、足を入れたインナーをシェルに入れればガムフローは下から上にこすられる力を受けるので、上向きに引っ張られて伸びて広がります。微妙な量とはいえ、保管中も重力でガムローは下に流れているはずなので、この履き方でガムローが沈まない様にしてあげると、履き心地がよくなるようです。

シューレースなしのインナーでも同じ効果がでるので、インナーを取り出して足を入れてからシェルに足を入れる履き方をした方がガムフローが沈まなくて履き心地がいいのでお勧めです。

2015年11月3日火曜日

狭山スキー場でハイクアップ

今回の狭山スキー場は、写真の通りゲレンデは空いていました。


5本滑ったところで、リフトの待ちの列が長くなってきました。
カメラを斜めにしても入りきらないくらい列が長いです。
このあとさらに伸びます。

こうなるだろうと思って実はハイクアップする前提で心拍計を着けてgarmin vivofitで記録してみました。

最初の5本はリフトも空いていたので4分〜6分に1本滑っているのですが、その後リフト待ちが長くて10分から13分に1本になりました。3本我慢したのですが、身体も冷えるのでハイクアップに切り替え。ここから8本登りました。最後は空いてきたのでリフトです。
だいたい、リフトの2倍弱ぐらいのペースで登れるのですが、汗が引くまで滑り出せないので2分ぐらい上で休んで、9分から12分弱に1本という感じです。それでもリフトを待つより圧倒的に速かったです。

ハイクアップは、雪が締まっていれば足元も案外楽でした。最後の斜度が上がるところで心拍があがりますが、全体的にみればそれほどの心拍負荷でもないので、登り切ってしまえばすぐに最大心拍の60%ぐらいまで回復します。身体も温まっていい感じでした。

ただ、一つだけ難点がありました。
濡れたスキーを担ぐのでグローブがすっかり濡れてしまいます。これさえなければハイクアップもありなんですけどね。
次回以降はグローブがどうなるかを考えて、ハイクアップするか決めることにします。

アトミックのパワーベルト

さて、もう一回ぐらい狭山スキー場にいってもいいかな?なんて思いながらこのエントリーを書いています。

実は今回作ったRedSterは、スノーヴァの時から滑っていてなんかスネの上の方が痛かったんです。
こんな感触初めてだったのですが、オフシーズンもあって身体が慣れていないのかな?なんて最初は思っていました。ところが、狭山スキー場で滑っても、スネの上の方の痛みが変わりません。なんでだろうと思っていたのですが、試しに自宅でブーツを履いてみて、やっと原因が分かりました。

原因は非常に単純なミス。
パワーベルトの締め方が間違っていたと。

私は今までパワーベルトは緩く締めていてあまり使っていなかったのですが、今回のブーツは上下二段の結構ごついパワーベルト(デュアルストラップ)が着いているのと、締め上げるタイプに変わっていたので、なんとなく今までよりしっかりしめていました。
ですが、この上下二段のパワーベルトは幅が広い分影響も大きく、ちゃんと調整しないと部分的にきつくなってスネが痛くなってしまうことを分かっていませんでした。

で、この失敗をもうしないようにとメモしておきます。

いいポイントが見つかるまでは、面倒ですが、毎回マジックテープ部分も剥がして再調整した方が無難みたいですね。

1.パワーベルトを緩める。
バックル(?)部分を緩めるだけでなく、マジックテープで止めてある上半分のパワーベルトも緩める。


2.バックル側を狙った強さで締める。
私の好みだと締め上げるというより、ブーツシェルのカーブに沿う程度、たるみを取る程度に締めています。
雪面の条件とか体調などその日の滑りの感触によって気持ち強く締めますが、なかなかそういう場面ないです。どちらかというと、バックルを全体的に強めに締めることの方が多いです。


3.マジックテープ部分を貼り付ける。
ここでも締め上げるのではなく、たるまないようにシェルのカーブに合わせてマジックテープを貼り合わせるだけにするのが私の好みです。


この2段式のパワーベルトが市販されてからもう10年ぐらい?たつのに、今回初めて使い方を知りました。blogの大半がブーツネタなのにもかかわらず、知らないことはいっぱいあるもんだと。
と、そんなお話しでした。


2015年11月1日日曜日

狭山スキー場で初滑りしてきました

狭山スキー場で初滑りしてきました。

西武ドームを望む景色はすっかり秋空です。気温もこの秋一番の冷え込みということで、雪も狭山にしては上出来な方です。

リフトは激混みだったのは予想通りですが、なんとありがたいことにゲレンデはだいたいこんな様子でかなり空いていました。

今回はビデオがないのでネタとしてはさみしいのですが、3時間みっちり佐藤翔さんのコーチングを受けてきました。ゲレンデ状態がよかったこともあり、ポジションの確認をメインにかなり充実したトレーニングが出来ました。

こんなに条件がよいならば、もう一回ぐらい狭山に行ってもいいなと思ったところです。

道具は例年通り、SLスキーです。