2015年9月30日水曜日

ATOMIC RedSter FIS 150 ちょっと履いてみた

スノーヴァは短かったに書いた通り、一応のところ滑ってきました。


この通り、ブーツもスキーも新調したものです。
回りが灰色なのは光の加減ではありません。本当にザウスもびっくりな雪の汚れっぷりでした。閉鎖空間で雪の入れ替えもなく、排気ガスだしてコース整備するのでしょうがないですけど。

滑りの方はこのコースの距離ではわかりませんでしたが、一応寒かったのでブーツのフィッティングではいくつか感じたことがあったので忘れないようにメモしておきます。とありえず、みんな山本さんに報告してコメントをもらおう。

(再掲)これじゃよくわからんというコースの短さ


・リフトアップは控えめ?
 
 RedSsterは150以上でリフトアップ、つまりボトムアッププレートを付けるのではなく、最初から厚底になっています。
 ところが、スキーも履いてみると、なんかあんまりソールが高くないかも、そしてソールもやわらかいかも、と感じます。

 家に帰ってSTIと履き比べたのですが、ソールが少しばかり薄い気がします。
 なんとなく付属の黄色いプレートを付けてやっと前と同じ高さのような。
 ロアシュエルがカチカチになっているからそう思うのかな?測ってないのでよくわかりません。


・フィッティングは思ったよりタイト
 STIは93mm幅、RedSter FISは95mm幅になっています。
 また、数字だけでなくシェル形状も違ってだいぶ全体ボリュームが大きくなっているので、もっとゆったりしたフィット感を予想していました。

 ところが冷えてくると踵の固定される感がかなり強かったり、一体感はかなり強く感じました。意外でしたけど、安心もしました。
 もう少しバックルの調整を詰めていかないと宝の持ち腐れだな。


・シェルは柔らかくて粘る素材になったのかも
 経年劣化して硬くなったブーツと比べたら、それは手に取っただけでもわかるくらい弾力があるのですが、STIの新品の時の記憶と比べてもRedSterのほうが柔らかくて粘りがありそう。
昨シーズン試したRedSter 130 はクタクタしていたきがしますが、このブーツはそんなことはありませんでした。これが、フレックスが調整されているからなのか、新品の素材によるものかまでは見極められていません。


・前傾角は違和感なし
 ノーマルのRedSterは履いた瞬間にあれ?と思いましたが、このブーツの前傾角は全く違和感なしです。ただ、まだ滑りは何にも変わっていません。なので真価はこれからわかるはず。


・ブーツに継ぎ目なし
 山本さんのところでブーツを作ると毎回そうなのですが、足首のヒンジが曲がるような感触ではなく、ブーツ全体がしなるような感じで動きます。動く場所に継ぎ目はありません。
 そうそう。これぞ劣化していないブーツ、新しいブーツの動きだと、一人にやにやとしていました。

総じて動きやすいブーツだと思ったので、緩斜面で深回りとか、中斜面でミドルターンとか、もっとブーツで力のやり取りをはっきり感じる条件で試してみたいです。

そこで早く滑りを組み立てなおして急斜面とかポールとかにも入りたいですねぇ。

2015年9月28日月曜日

スノーヴァは短かった

スノーヴァ溝の口に行ってきました。

コースが短いと聞いてはいたのですが、こんなに短いとはびっくりでした。どれくらい短いかは私の滑りの動画をみてください。

本人的には少しでもターンらしいターンをしてみようと思っているのですが、1ターン目からスペースが足りないことを気にして寸詰まりの滑りです。そして3ターン目はすでに減速に入らないと止まれません。

ちゃかちゃかした小回りをすれば別ですが、そういうのはこの時期に望んでないのでやってません。

滑るという意味ではやっぱり狭いですね。

ただし、ちゃんと寒いのでブーツが冷えてフィッティングは少しだけわかります。



あまりお勧めしませんが、もし行くなら2時間で十分だと思います。



2015年9月22日火曜日

BRIKOゴーグルの予備

最近だと、陳列の数を見てもゲレンデを見渡しても、ヘルメットもゴーグルもSHREDが人気みたいですね。でも、過去の資産もあるので私は相変わらずBRIKOです。見やすいのでマイナーでも気にしません。

私は汗っかきでゴーグルをよく曇らせてしまうので、レースはもちろん練習でもスペアのゴーグルをかならずリュックにいれて持っていきます。こうするようになったのは、レース前にゴーグルを曇らせてメタメタな結果を出したことがきっかけです。見えなければ滑れないのは当たり前ですよね。以来、かならず予備ゴールを持つようにしています。全部同じゴーグルにしておけば、付け替えても違和感はないし、スペアレンズも使いまわせて経済的です。ローテーションしてしっかり乾燥させればゴーグルも長持ちしますしね。

私が今使っているモデルはSUPERRACEです。これは見た目通り、視界が広くて気に入っています。トラマレンズもよく見えて文句のつけようがありません。
SUPERRACE

ところが、ご存知のとおりBRIKOは来シーズンにゴーグルをモデルチェンジします。
LAVA-7.6

なので、こっちもいいかなぁと思ったのですが、なんとこのトップモデルはレンズ交換が出来ないんです

もちろん値段も2万円近くと高くて手が出ないのですが、レンズ交換が出来なくてこの高価なゴーグルが使い捨てになるなんて、ますます手が出ません。

ということで、予算的に購入予定はありませんでしたが、流通在庫限りとなれば話は別です。カンダハーのウェア店でワゴンセールになっていた去年のSUPERRACEを買ってきました。8000円とお手ごろです。あと少しありました。在庫次第ですが、シングルレンズとダブルレンズを選択できます。私のオススメはシングルレンズです。興味のある方はお店へどうぞ。



手持ちのスペアレンズを生かしながら3個のSUPERRACEを使いまわして、またスポンジがボロボロになるまで大事に使いたいと思います。

2015年9月21日月曜日

ブーツもスキーも揃った。足りないものは、

ブーツは期待以上のものが出来上がりました。

受け取りの時もスキーブーツR&Dの山本さんから言われました。
「ブーツは完璧に仕上げました。足りないのは技術だけです。あっはっはっはっ(笑)」
と。私も
「こんなこと言われる店、ホントここだけですよ。普通、店は客をおだてて財布の紐を緩めるもんですよ!」
と返す、もう毎度お馴染みのやり取りなのですが、おっしゃるとおりでございます。

今回は前後ポジションが大きく変わるので、滑りも丁寧に組み立て直さないとブーツの良さも生きてこないでしょう。
シーズンのあたまに緩斜面でみっちり1〜2日ぐらいは滑り込で、ポジション探しをするぞと意気込むのでありました。


足首の前傾角はロアシェルが決めている

またまたブーツの話。
今回前傾角を自分用に調整してもらっているブーツを履いて初めてわかったのですが、ブーツの前傾角はロアシェルの立ち上がりが決めているということ。


 たとえば、下の写真。
昨シーズン、私としてはかなりいいイメージで滑ったはずの滑りですが、外足がちぢんでいます。外足をもう少し伸ばしたい伸ばしたいと思いながら滑っていますが、実際には伸ばせていません。
少なくともこのときより2シーズン前には感じたことがない感覚です。このシーズンはオフトレを真面目にやって久々に体が動いているのに、非常にもどかしい感じがしました。
外足が伸びきっていない

さらには、この2シーズン前まではそんなことを思ったこともなく足を伸ばせていたのに。下の写真では、足を伸ばしてスキーを押している感触があります。



ここではたと気がついたのですが、足首の前傾角にはロアシェルの前傾角が非常に大きな影響を与えているようです。
つまり、シェルが新しいうちはよくたわむので、足首を伸ばしに行っている時はシェルが後ろ側にたわんでいたのだと思います。しかし、昨シーズンは経年劣化が進みカチコチになったので、シェルが後ろにはたわんでくれずシェルの前傾角がそのまま足首の前傾角になり、動けなくなっていたと思われます。

あまりブーツのたわみを意識することはないですが、いろんな方向にブーツがたわむことで滑りが成り立っているのだと再認識しました。

スキーブーツR&Dの前傾角調整はかかる費用が大きすぎなのでちょっと人に勧められませんが、シェルが硬くなるような経年劣化が進む前にブーツを買い換えることは強く推奨したいと思ったところでした。

最後に補足すると、私はアイスバーンなど硬いところを滑るのが好きなので、ブーツのたわみの影響が大きいですが、柔らかい雪を滑っている限りはこの影響はそれほど大きくないかもしれません。ブーツの代わりに雪がたわんで(へこんで)くれるので。

それでもブーツは新しいほうがいいですね。

2015年9月20日日曜日

ATOMIC Redster FIS 150到着

スキーブーツR&Dからブーツを受け取ってきました。

例によって私の舟状骨対策も足の外側のカーブ変更もばっちりです。


いつものベーシックコースでは受け取り時点で基本的に完成なのですが、今回はまだ完成一歩手前です。このあと滑っているビデオ撮ってスキーブーツR&Dの山本さんに見せて、最終調整をしてもらうとやっと完成です。

さあ、最初の足入れです。
先入観がないように何も説明をしてもらわず履いてみましたが、さすがスペシャルコース、滑らずとも山本さんの事務所で履いただけで全く違いました。
今までのベーシックコースも床にブーツソールがべたっとついてる感じがありましたが、このブーツはそのさらに上を行き、ブーツソールが床に張り付いてるような感じです。
なにより前後バランスのよさが違いすぎます。ベーシックコースでも十分感動したのに、これはさらにその上を行きます。

加工内容を一通り説明してもらいましたが、そこまでやるのか、という感じでした。
個々の具体的な加工内容の話は割愛しますが、スペシャルコース固有の影響がわかる写真を載せておきます。これで何が変わっているのかわかる人は私を超えるスーパーブーツマニアですね。


早く雪が降らないかな。
ワクワクします。

2015年9月17日木曜日

ベンジャミン・ライヒ引退

ベンジャミンライヒが引退を発表しました。かなり好きな滑りです。

facebookに書いたものとかぶりますが、ライヒを最初に見たときは宇宙人の滑りだと思うほど驚きました。
一時代を作ったすごい滑りだったと思います。
CSCFのWorldでもライヒの滑りがたくさん入っていましたし。

一時期、ライヒの滑りばっかり見ていたのですが、その甲斐あって(その甲斐なく?)時々左手が上がるところだけ似てると言われています。

あまりミーハーに選手を追いかけたりしないのですが、ライヒモデルのヘルメットをかぶっています。実際にはライヒモデルだから買ったわけではないですが、ほかの選手だったらシグニチャモデルなんて買わなかったと思います。

お疲れ様でした。


愛用のBIRKO時代のライヒモデル。でもそろそろ交換か。

2015年9月13日日曜日

Garmin vivofit

今年の3月からGarmin vivofitという活動量計をつけています。もう半年近くになります。
あまり世間でみかけることがないのですが、けっこう面白い製品だと思うのでこれのレビュー的なことを書いてみます。

時計と一緒につけています。右手につけるのは苦手。

Garmin vivofitは、歩数、消費カロリー、睡眠状態なんかを計測してくれるリストバンドになっている活動量計です。価格はamazonで8,000円〜12,000円ぐらいです。
現在各社から似たような製品がいくつもでていますが、機能的にはほぼ同等です。
GarminなのにGPSが付いていないのはちょっと残念ですが、これがある意味重要です。

さて、使い始めると毎日記録が欠かさず取られることの威力に驚きます。

もちろん、そんなことはvivofitを使わなくても想像できるし、そしてこれが意外と面倒ですぐに挫折しそうなことも想像できるわけです。

しかしこのvivofitは、そういう面倒くさがりな私たち(私だけ?ではないはず)に優しい、すぐれた機能を持っているのです。それは約1年持つと言われている電池の持ちです。
本来無くてもいいような活動量計のために毎日充電をしたり、そのために付けたり外したりするというのはかなり面倒です。その点、このGarmin vivofitはほぼ着けっぱなしにすることができます。そして、50m防水もついているので、私はプールでもつけたままです。身体を洗うそのとき以外は外しません。
なので、
「睡眠状態をみたかったけど着けるのを忘れた。」
とか、
「思いの外たくさん歩いたのに着けるのを忘れた。」
なんてことはありません。

GPSがついたモデルは一番電池が持つものでも20時間ぐらいです。この使い勝手の良さを思うと、このvivofitにGPSがついていないのも納得です。これによって、毎日欠かさず記録を取るということが容易に実現できるわけです。

そして日々の計測結果はスマホのアプリとも連動して、Garmin Connectにデータが蓄積されます。ボタン一つでBluetoothで同期するので、ここでも腕から外す必要はありません。ちなみにvivofit単体では現在の歩数ぐらいしか確認できません。

そして歩いた結果もスマホのアプリやWebで確認できます。
日次、週次、月次、年次で集計ができます

 そして、睡眠状態も観察してくれます。
私が購入した当初はボタンを押してsleepモードにする必要がありましたが、ファームウェアアップデートで自動判定になりました。なので何もしなくても自動的に睡眠時間を測定してくれます。つまり、寝た時間と起きた時間を自動判定してくれます。そして何もしてないのにかなり正確です。これも面倒くさがりで結果だけ見たい私には最適です。

ピンクは起きているところです。

最後はおまけ。歩数を目的に買う人は関係ないですが、地味に便利な機能が付いています。
私は自転車用のGarmin Edge500を使っているので、同じアプリ上で管理され、例えば消費カロリーなんかが一元管理されるのはとても便利です。

あと、胸にハートレートモニタをつければ心拍も測定できます。私はフィットネスクラブでスピニングマシンを使うのですが、その時の計測に利用しています。

一定時間以上運動をしていないと赤いバーが現れて、運動をするように勧めてくれる機能があるのですが、これは全く使っていません。普段の生活では動いてないときは、仕事などで動けないときですからね。

ということで、これはなかなかお勧めです。

ATOMIC FIS GS W到着

SLに続き、GSももらってきました。
タイトル通り、女子モデルです。ええ。日和ました。
もうポイントレースも出ていないし、出ている大会ではR>30でもどうかと思うセットなので妥協しました。その分操作性が高いので、これを機会に大回りテクニックを底上げしていきたいと思います。

これもVサーモつきでフルチューンしてもらっていますが、一回全部剥がして塗り直しをしていこうかと。


家まで我慢できずに撮った1枚

そして2本揃いました。







2015年9月11日金曜日

ATOMIC FIS SL M到着

暗いところでとったので写真はイマイチですが、今シーズン使う予定のSLスキーをもらってきました。まだ袋から出していません。
うきうきして昨晩はこれで初滑りをしている夢を見ました。

電車で運んだので、残りのGSは別の日に取りに行きます。

一応Vサーモでフルチューン済みなのですが、滑走面作るのをやってみるか?