2016年11月28日月曜日
ストックの長さ その7
一時期落ち着いていたストックの長さ問題ですが、フォームを変えたところ、どうにもストックが短く感じて仕方がありません。
私の身長が169cmで、今の手持ちが次の3本。
主に114.5cmを使っているのですが、どうにも短い。空振り感が半端ない。
- GS用ストック SWIX SGC CT1 117cm(120cmを3cmカット)
- SL用ストック SWIX mach CT1 114.5cm(117.5cmを3cmカット)
- 旧SL用ストック SWIX Cobra 112cm(123cmを何度もカット)
主に114.5cmを使っているのですが、どうにも短い。空振り感が半端ない。
なんとなく120cmくらいあってもいいような気がしてきました。
ビデオで撮って考えてみよう。
2016年11月27日日曜日
狭山で初滑り
神戸から土曜の昼移動で東京に戻り、その日の晩に狭山スキー場で初滑りをして来ました。今日はあけて日曜ですが、今は神戸に帰る新幹線の中です。
毎年なんだかんだと狭山スキー場で初滑りをしています。
去年は新しいブーツにウキウキしすぎて自分を見失い、大きなロスをしてしまったので、今年は慎重にポジションチェックをさぼらずにやることにしました。
とはいえ最初の数本はワクワク感に負けて普通に滑ってしまいましたが、、、
気持ちいいですね。
たとえ狭山スキー場でも雪の上ってのは。
プラスノーだってありがたいですが、やっぱり雪の上はいいなぁ。
さて、ポジションチェックからやるわけですが、やっぱり基本は大事ですね。気持ち良く滑った滑りより、例えばストックを目の前に水平に持って滑るだけでもスキーのキレが良くなる。つまり、自由なままに雑に滑るより、制約を加えて慎重に滑ったほうがいい動きができる。
当たり前だけど、こういうのを積み上げていこう。
去年は新しいブーツにウキウキしすぎて自分を見失い、大きなロスをしてしまったので、今年は慎重にポジションチェックをさぼらずにやることにしました。
とはいえ最初の数本はワクワク感に負けて普通に滑ってしまいましたが、、、
気持ちいいですね。
たとえ狭山スキー場でも雪の上ってのは。
プラスノーだってありがたいですが、やっぱり雪の上はいいなぁ。
さて、ポジションチェックからやるわけですが、やっぱり基本は大事ですね。気持ち良く滑った滑りより、例えばストックを目の前に水平に持って滑るだけでもスキーのキレが良くなる。つまり、自由なままに雑に滑るより、制約を加えて慎重に滑ったほうがいい動きができる。
当たり前だけど、こういうのを積み上げていこう。
2016年11月26日土曜日
立ち上がり と抱え込みって 抜重の話なんだよね
タイトルでほぼ終わりなのですが、「なんかオレ、いいこと言った」と思ったのでスキー場でも思い出すようにそのメモを。
「立ち上がりと抱え込み」って抜重の話で、荷重の話じゃないんですよね。
スキーに力を伝える局面において、足は伸ばして使ったほうが得なのは、つまり足を伸ばして使ったほうが効率的にスキーをたわませられることは変わらない。
なので応用としては何かがあるかも知れど、とりあえず基本の動きとして「曲げ荷重」って動きはしない。荷重は伸ばしてするのが基本。
と思うきっかけになったfacebookでみかけた動画がこれ。
切り替えて足を伸ばしてから荷重するってところに着目。
以下、蛇足だけどついでに考えたことも。
「立ち上がり抜重」と「抱え込み抜重」でターン動作が共通だとすると、
抱え込み抜重の「切り替え」では、赤字で書いた動作が必要になると考えたほうが自然だな、というのが自分の感覚。
ということで、伸ばしてから圧を受ける。
ついでに、圧を受けても足首は前に入りません。
ブーツの前傾角のまま維持します。
爪先立ちもしません。
「立ち上がりと抱え込み」って抜重の話で、荷重の話じゃないんですよね。
スキーに力を伝える局面において、足は伸ばして使ったほうが得なのは、つまり足を伸ばして使ったほうが効率的にスキーをたわませられることは変わらない。
なので応用としては何かがあるかも知れど、とりあえず基本の動きとして「曲げ荷重」って動きはしない。荷重は伸ばしてするのが基本。
と思うきっかけになったfacebookでみかけた動画がこれ。
切り替えて足を伸ばしてから荷重するってところに着目。
以下、蛇足だけどついでに考えたことも。
「立ち上がり抜重」と「抱え込み抜重」でターン動作が共通だとすると、
抱え込み抜重の「切り替え」では、赤字で書いた動作が必要になると考えたほうが自然だな、というのが自分の感覚。
立ち上がり抜重 | 抱え込み抜重 | |
特徴 | 動作として簡単で、かつ、力のロスがない。 | 動作としては複雑だけど、バランスが取りやすい。 |
ターン中の動作 | ターン中は外足を伸ばして使う。 内足はたたむ。 | ターン中は外足を伸ばして使う。 内足はたたむ。 |
切り替えの動作 | 内足(次の外足)も伸ばして両足が伸びたエッジが立ってない状態にする。 | 使っていた外足の膝を曲げて、両膝が曲がったエッジが立ってない状態にする。 ターンに入り始めて外力が小さい内に外足を延ばす。 |
次のターン中の動作 | ターン中は外足を伸ばして使う。 内足はたたむ。 | ターン中は外足を伸ばして使う。 内足はたたむ。 |
ということで、伸ばしてから圧を受ける。
ついでに、圧を受けても足首は前に入りません。
ブーツの前傾角のまま維持します。
爪先立ちもしません。
2016年11月19日土曜日
グローバル指導者育成セミナー二日目
仕事が忙しくてスキーに行くどころか、blogを書く暇もないのですが、ちょっとだけ。
先日参加した、東京都グローバル指導者育成セミナーの二日目では、プレゼン資料の翻訳が加筆されていたのですが、よくみると本文も修正されていました。
で、これは気が付いた範囲ですが、結論が反対になっているものがありました。
一日目に疑問を感じた、
「理想的なテクニックと、各年齢や個人に応じた目標テクニックはイコールではない。」
と書かれていたこのスライドも、
一日目のスライド
二日目には、
「理想的なテクニックと、各年齢や個人に応じた目標テクニックはイコールだ。」
と修正されていました。
二日目のスライド
筋力などを踏まえてレベルの違いはでるが、同じものを目指している。
これは個別にフォロー入れてくれたら親切なのにね。
と思ったので、私が代わりに書いておくよ。というメモでありました。
2016年11月13日日曜日
もう胸いっぱいだ。ありがとう岡部哲也さん&ベニー
ベンジャミン・ライヒのファンでしたが、まさか東京でのセミナーに来るなんて、もう感激でした。話がきけるだけでもよかったのに、一緒に写真を撮ったり、サインをもらったり、握手をしてもらったり、もう動揺しているのがあからさまなくらい舞い上がりまくりでした。
私は過去アイドルにはまったことがないのですが、
握手のために並んだり、一緒に写真撮ったりする喜びというのものがこの世の中に本当にある、
ということをこの歳になって初めて理解しました。
最初は、岡部哲也さんとライヒが話しているのを見て、
「こんなすごいツーショットはないから写真を撮らせてください」
っていっただけなです。
そしたら、岡部哲也さんが、
「三人で写ろうよ。真ん中に入りなよ。」
って予想外の展開。
突然の出来事に動転して、顔は緩むし、ポーズは中途半端だし。すごいカッコ悪い。なので写真は恥ずかしくて載せられません。facebookにはのせたけど。
それに比べて、岡部哲也さんはなんてカッコよくていい人なんだろう。突然の対応も気が利いている。
ちなみにサインしてもらったのはヘルメット。
私のヘルメットは、ベンジャミン・ライヒのシグニチャーモデルなのでプリントのサイン(写真、下部)があるのですが、その上に直筆のサイン(写真、上部)を書いてもらいました。もうこのヘルメットでは滑れない。飾っておかないと。
ちなみに、
Hi Benni, could you please sign on my helmet ?
ってペンとヘルメット差し出したら、
It's already singed !
っていって笑ってサインしてくれて握手もしてくれました。
ライヒもいい人だ。いつかライヒの雪上レッスンを受けたいです。
オーストリアも同じだった(つぶつぶだけどね)
超つぶつぶの話ですが、ベンジャミン・ライヒが説明してた内容で「そうそうそれ同じ!」って話があって、いいキーワードだったのでメモしておきます。
前にも書いたことがある、
「フリースキーでできないことはポールの中でもできない」
「緩斜面でできないことは急斜面でもできない」
「低速でできないことは高速でもできない」
という練習の原則の話です。
言い換えると、
前にも書いたことがある、
「フリースキーでできないことはポールの中でもできない」
「緩斜面でできないことは急斜面でもできない」
「低速でできないことは高速でもできない」
という練習の原則の話です。
言い換えると、
「フリースキーからポールの中へ」
「緩斜面から急斜面へ」
「低速から高速へ」
ということなのですが、ライヒの説明も同じでした。
でも、言葉充実していてこんなに例が出てきました。きっとメソッド側に書いてあるんだろうなぁ。
「簡単なものから難しいものへ」
「知っているものから知らないものへ」
「横滑りから切り込み(?)へ」
「横滑りから切り込み(?)へ」
「精度の粗い動きから洗練された動きへ」
「体の下から上へ」(二日目に質問したら、簡単なものから難しいものへと同義だとライヒが答えてくれました。)
これ以外にも興味深い話はたくさんあったのですが、そのうちまとめられたら書いていこうかと。議事メモみたいなのしかないのでさすがに個人blogとはいえ恥ずかしくて晒せない。。。
グローバル指導者育成セミナー1日目
東京都スキー連盟主催のグローバル指導者育成セミナーの1日目に参加してきました。
「東京都グローバル指導者育成セミナー」って書かれたパワポが表示された時は、せっかくグローバルな視点にしようとしたのに、その冠が東京都だと、狭いの?広いの?と苦笑いになりましたが、まぁ、そんな細かいことは気にせずに中身に集中。
ギュンター・マーダーとベンジャミン・ライヒを生で見れるだけでもありがたいのに、オーストリアのメソッドやライヒの実際の練習動画を練習目的などを説明してもらいながら聞けたのは非常に有意義でした。
特に今まで断片的にしかしらなかった、オーストリアメソッドの構造の話を聞けたのはよかったです。
ギュンター・マーダーやベンジャミン・ライヒらが説明するオーストリアのスキー教育体制を聞いて、実はメソッド単体での価値よりもそれと関連する2つをあわせた3つの枠組みであることが重要だと理解しました。
その3つとは、
・リファレンスモデル(理想とする滑り)
・メソッド(理想とする滑りに近づくための工程、手段)
・ガバナンス(リファレンスモデルとメソッドを守らせる仕組み)
です。
リファレンスモデルは、「理想とするテクニック」という言葉を使っていて、何を目指すのかを共有するのです。これは「速いものは強く、美しく、効率がいい」という価値観で築かれていました。
メソッドは、そのリファレンスモデルがあってこその、そこへ行くための道筋。
これは年代別に何を重視するのか、とか、その際にどんなことに取り組むべきかなどが、雪上以外についても言及していました。
その場では数ページぐらいが引用されているだけでしたが、CSCFのメソッドはおそらくオーストリアのメソッドがお手本なんだろうなぁと想像させるような枠組みでした。
ガバナンスは、これらリファレンスモデルとメソッドを浸透させるための仕組み。
オーストリアが求めるトップレーサーにつながらない勝手なテクニックや勝手な指導論で教えないようにするため、国家検定スキー教師という資格があり、「no license no job」と、資格がないものには教える仕事はさせない、という枠組みができてるのだそうです。
「それじゃあ画一的になってしまうのでは?」なんて浅はかな疑問には、ちゃんと個性にあわせたテクニックにはどの年代から取り組むべきか、なんて感じで年代別のテーマに含まれており、しっかりと熟成が進んでいます。
彼ら自身は「様々な問題もある」と言っていましたが、ベースラインとしての役割としてはよくできていると感心しました。
皆川賢太郎さんがスキー連盟の理事として「日本でもメソッドの整備に着手した」という話をしていましたが、3つセットでやってほしいところです。
少なくとも、「リファレンスモデル」(目標)をまず定義してそのための「メソッド」(手段)にしてほしいところです。
手段のための手段を突き詰めるというよくわからないものにならないことを切に願うところであります。
「東京都グローバル指導者育成セミナー」って書かれたパワポが表示された時は、せっかくグローバルな視点にしようとしたのに、その冠が東京都だと、狭いの?広いの?と苦笑いになりましたが、まぁ、そんな細かいことは気にせずに中身に集中。
ギュンター・マーダーとベンジャミン・ライヒを生で見れるだけでもありがたいのに、オーストリアのメソッドやライヒの実際の練習動画を練習目的などを説明してもらいながら聞けたのは非常に有意義でした。
特に今まで断片的にしかしらなかった、オーストリアメソッドの構造の話を聞けたのはよかったです。
ギュンター・マーダーやベンジャミン・ライヒらが説明するオーストリアのスキー教育体制を聞いて、実はメソッド単体での価値よりもそれと関連する2つをあわせた3つの枠組みであることが重要だと理解しました。
その3つとは、
・リファレンスモデル(理想とする滑り)
・メソッド(理想とする滑りに近づくための工程、手段)
・ガバナンス(リファレンスモデルとメソッドを守らせる仕組み)
です。
リファレンスモデルは、「理想とするテクニック」という言葉を使っていて、何を目指すのかを共有するのです。これは「速いものは強く、美しく、効率がいい」という価値観で築かれていました。
メソッドは、そのリファレンスモデルがあってこその、そこへ行くための道筋。
これは年代別に何を重視するのか、とか、その際にどんなことに取り組むべきかなどが、雪上以外についても言及していました。
その場では数ページぐらいが引用されているだけでしたが、CSCFのメソッドはおそらくオーストリアのメソッドがお手本なんだろうなぁと想像させるような枠組みでした。
ガバナンスは、これらリファレンスモデルとメソッドを浸透させるための仕組み。
オーストリアが求めるトップレーサーにつながらない勝手なテクニックや勝手な指導論で教えないようにするため、国家検定スキー教師という資格があり、「no license no job」と、資格がないものには教える仕事はさせない、という枠組みができてるのだそうです。
「それじゃあ画一的になってしまうのでは?」なんて浅はかな疑問には、ちゃんと個性にあわせたテクニックにはどの年代から取り組むべきか、なんて感じで年代別のテーマに含まれており、しっかりと熟成が進んでいます。
彼ら自身は「様々な問題もある」と言っていましたが、ベースラインとしての役割としてはよくできていると感心しました。
皆川賢太郎さんがスキー連盟の理事として「日本でもメソッドの整備に着手した」という話をしていましたが、3つセットでやってほしいところです。
少なくとも、「リファレンスモデル」(目標)をまず定義してそのための「メソッド」(手段)にしてほしいところです。
手段のための手段を突き詰めるというよくわからないものにならないことを切に願うところであります。
2016年11月8日火曜日
オレのかかと荷重(その2)
荷重ポイントについてあれこれもうそうした話を忘れないようにメモしておくと。
先日参加した星瑞枝さんのオフトレキャンプでは、「うな」というキーワードを用いて荷重ポイントの説明をしていました。
超シンプルに言えば、
足を伸ばす方向に力を入れて体重を支える運動をしたときに、足裏の重心が来る位置を「うな」と呼んでいました。
骨格の使い方とか、筋肉の使い方なんかはほぼ想定通りだったので、あの荷重点にそういう名前があるのか、というのが感想です。
ところが、星瑞枝さんの説明する「うな」と、私が感じている同様の意味をもつ荷重ポイントが若干違うことに気がつきました。
実際にブーツを履いて動きを確認する練習もしたのですが、そこでも彼女の説明通りのポイントとは微妙に違い、私が一番力がかかると感じたのは、もう少し後ろの、かかとの骨の前ぐらい。
しかし、説明を聞いていると、
「腓骨を通って伝わる力が届く延長線上にあるポイント」
と定義しており、これとは合致します。
腓骨の角度で荷重ポイントの位置は変わるので、ブーツのセッティングで位置がズレるのかな?と思ってみたり。
ということで、私の「うな」はうなじゃないかもしれないが、考え方は同じってことにしておこう。
滑りたいなぁ。
先日参加した星瑞枝さんのオフトレキャンプでは、「うな」というキーワードを用いて荷重ポイントの説明をしていました。
超シンプルに言えば、
足を伸ばす方向に力を入れて体重を支える運動をしたときに、足裏の重心が来る位置を「うな」と呼んでいました。
骨格の使い方とか、筋肉の使い方なんかはほぼ想定通りだったので、あの荷重点にそういう名前があるのか、というのが感想です。
ところが、星瑞枝さんの説明する「うな」と、私が感じている同様の意味をもつ荷重ポイントが若干違うことに気がつきました。
実際にブーツを履いて動きを確認する練習もしたのですが、そこでも彼女の説明通りのポイントとは微妙に違い、私が一番力がかかると感じたのは、もう少し後ろの、かかとの骨の前ぐらい。
しかし、説明を聞いていると、
「腓骨を通って伝わる力が届く延長線上にあるポイント」
と定義しており、これとは合致します。
腓骨の角度で荷重ポイントの位置は変わるので、ブーツのセッティングで位置がズレるのかな?と思ってみたり。
ということで、私の「うな」はうなじゃないかもしれないが、考え方は同じってことにしておこう。
滑りたいなぁ。
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