2015年12月29日火曜日

ウォーミングアップが足りてない

少し前の話になりますが、丸沼高原で佐藤翔さんのキャンプに参加してきました。
雪はそれなりにあるものの、リフトは激混み。20分に1本ぐらいのペースです。
あれ?これハイクアップした方が早いかな?と思って登ってみることにしてみました。

登ったのはバイオレットコースで、第2リフトの乗り口から、木のあるあたりまで。
下の画像の緑の線のところです。


同時にリフトに乗った人とは1分くらいの差で負けましたが、結構いい勝負。ただ、最後にちょっと斜面が急になるところで一気につらくなり、まぁ1日1回でいいかなぁ。
狭山みたいに毎回ハイクアップで時間稼ぎ、とはいきません。距離も長いですしね。

ただ、本題はここから。
上がってしまった息を整え滑り出すと、すごく身体がよく動くんですよね。コーチにも身体動いています、って言わました。
つまりは、普段はウォームアップがぜんぜん足りていないと。そういうことなんだと思います。毎回15分ぐらい登った方がいいのかも。
ただ、問題は汗ですね。ゴーグルは曇っちゃうし、本当に寒いときは冷えちゃうし。
でも、軽井沢スノーパークでの草レースは、リフトが動く前に少し登ってみよう。

ついでにちょっと発見も。
ブーツも温まって柔らかくなって動きやすかったです。
フレックスは少し落とすのかな、やっぱり。

2015年12月24日木曜日

D2用の治具がいらない


ATOMICのD2は、操作性を高くしながら安定性を確保するため、やわらかいスキーに硬いデッキを乗せるという構成になっています。実際にターンの入り口でも扱いやすいし、ターンが始まれば安定感があるので、ハッタリではなく効果があると感じています。

しかし、この効果抜群のD2も、バイスに乗せてチューンナップする時は、このD2のせいで安定せず、かなり邪魔です。

無視してスクレーパーをかけると、D2のある部分だけ余計に削れまうし、エッジをいじっていてもずるっとずれたりもして非常に困ります。

仕方なく、凹型の治具をゴム板を張り合わせて作ったりもしましたが、いちいち使うのも面倒で、、、

と悩んでいました。


ところが。
今年買い換えた新しいSWIXのバイスと、幅の小さくなった新しいD2だと、ちょうど隙間にD2がはまり、見事に安定するんです。

抜群に作業効率があがりました。

なんてステキなことでしょう!嬉しかったよー、というお話デス。



2015年12月14日月曜日

RedSter物語は佳境に


思えば、2012年9月21日金曜日に書いた、「ATOMIC REDSTER Worldcup ショップで足入れしました」が始まりでした。

私がもう3年にもわたって、
「もう150は無理だから130だ」とか
「やっぱり150だ」とか
「新しい前傾角にチャレンジするぜ」とか
「やっぱり無理だ」とか、
と紆余曲折というかブレブレにぶれてさまよってきた話、「RedSter物語」もシーズンインとともにそろそろ佳境です。

途中、決断できなくて、評価用にブーツまで買うことになるとは思いもよりませんでした。
期待を膨らませた狭山での初滑りでは、ポジションがわからなくなってダサい滑りをさらし、その絶望感だって思いもよりませんでした。

大枚はたいて作ったブーツは壮大な無駄遣いだったのか、それとも少なくとも本人ぐらいは納得のいく結果になるのか。

まぁ、結果がでるまで書き続けるんだろうな。





チューンした

こいつらを仕上げて、

こうした。

新しいバイスいいね

「バイスを新調した!」に書いたバイスを使わないまま12月になってしまいました。
つまり、秋にはスキーもあったのに、ワックスを塗っても剥がしてもいないんですよね。

さて、新しいバイスですが、あたりでした。
非常に作業効率があがったので、もっと早く買い換えるべきだった、と悔いてしまいます。
お勧めできます。



あたらしいバイス

古いバイス
(拾い物の画像です)

2015年12月11日金曜日

新しいブーツは膝も楽だった(ちょっと加筆)

書き忘れていましたが、今回のブーツは今まで以上に膝の負担が小さくてびっくりです。

私は右膝には、半月板を水平断裂した古傷があり、膝を捻る動きをしているとしばらく歩けなくなるほど痛みます。そして痛みが引くまでに数日から数週間かかります。

なのでターンでアンダーステアにならないようにするためには、膝を捻るような動作を入れるのではなく、重心の前後バランスを調整し、スキートップを雪面に食いつかせるように意識しています。
まぁ、年相応の滑り方というわけです。
それでももちろんリカバリでは膝の捻りも使ってしまうのですけどね。


というようことを考えて滑っているのですが、今までの経験だと、そういう意識をしていたとしても、やっぱり滑った後には膝に疲れがたまるというか、鈍痛があり滑り終わってからはアイシングをしていました。


ところが。
今回の志賀高原での2日間は、これでもかというぐらい滑りまくったのですが、膝が全然痛くなりませんでした。むしろ適正負荷で運動したおかげなのか、かえって調子がいいくらいです。

前後バランスをチューニングするとこういう効果も出てくるのかと、驚きました。


ちなみに、まだ再調整に出していないので、今は前後の静的なバランス、つまりポジションの調整だけがされた状態です。
これから滑っているところの動画を山本さんに見てもらい、フレックスバランスも見直してもらうことになっています。今度は前後の動的なバランスの再調整です。

この点についてはまだ山本さんと意見交換もしていませんが、たぶん、少し柔らかくすることになると思います。自分で滑っていて、前にもう少し柔らかくてもいいかな?と感じているので。

しかし、まだ新しいブーツに慣れ切っていないので、結論を出すならもう少し滑り込んでからだな、と思った次第でござます。

2015年12月9日水曜日

シーズンインキャンプで収穫あり

先日参加した佐藤翔さんのシーズンインキャンプはとても満足いく内容でした。
コーチングで指摘されたことは、大きく以下の3つ。
・後ろに乗りがち。もっと足首を前傾させること。
・前後差が大きすぎる。前後差を作らないこと。
・切り替え時に上に伸びている。頭の位置を動かさないこと。

いずれも当たり前なことばかりですが、できてないんですよね。でもそれらを意識して、滑りはだんだんよくなってきたと思います。

でも、私の最大の収穫は、新しいブーツの使い方が見えてきたことです。
狭山とはいえ3日も滑り、リフトにして80本近く滑ったのに全然しっくりこなくて、
「ブーツの内容が変わりすぎて、オレ、対応できないかも」
と不安に思っていたのですが、滑りを変えていく方向性がはっきり確認出来ました。

以下は、コーチングの内容とその対策。忘れないようにと言う私のメモです。

■足首を前傾させること。
これは、余計な思い込みと、昔のブーツの癖が混ざっておかしくなっていた感じです。

余計な思い込みとは、せっかくブーツの前傾角を浅くしたのだから足首を起こして滑らなくてはという思い込み。
でも、ターンフェーズの全ての場面で固定的にこんな足首を起こして滑るのではなく、
少なくとも切り替えの局面ではスキーのトップを雪面にしっかりと食いつかせないとターンがはじまりません。

昔のブーツの癖とは、切り替えでの足首の角度の決め方の癖です。
昔のブーツでも切替ではトップを雪面に食いつかせるため、足首を前傾させていたのですが、その角度の決め方はブーツの前傾角に合わせるようにしており、自分からさらに足首を曲げたりはほとんどしていませんでした。こうするだけで、おおよそトップが噛み込むポジションになっていたのです。

でも、今回のブーツで同じようにブーツの前傾角に合わせただけでははそうはいきません。自分からしっかり足首を前に入れてあげる必要があります。
予想はしていたつもりですが、やっぱり足首の前傾角をいじるというのは大改造ですね。滑りへの影響が大きいことを実感です。

自分としてはまだしっくり来ていないときの滑り

やっとこれかな?と見えてきたときの滑り
やっぱり、SLスキーで滑りを組み立て行く人なんだな、自分。

■前後差が大きすぎる。
これは去年いい方法だと思って意図的に取り入れた「内足を持ち上げること」が、結果的に悪影響を与えていました。
2003年ぐらいからかな?もう10年以上前から、
「内足を持ち上げずに常に内足の外エッジを雪面に着けたままにして滑る」
という原則を自分に課していました。
これは、内スキーを浮かしてしまうと、内スキーが外スキーに同調しない動きが入りやすかったり、前後のバランスを思い込みで作り崩してしまうと感じたからです。
つまり、常にアウトエッジをつけて雪面を感じるセンサーとして使い、操作や荷重をコントロールするのに利用しようという作戦です。

これをすっかり忘れて内足を積極的に持ち上げた結果、前後差が大きくなって内側に傾くことを妨げていたり、シェーレンになったりする結果になっていました。
もっとポジションが安定した時期であればこういう滑りもできるのですが、最初からは無理ですね。ポジションが作れてきたら意図しなくても内足が上がるときは上がるでしょうし。自分から内足を持ち上げるのはもうしません。

対処も見えたのであとは練習あるのみです。

■切り替え時に上に伸びない
見た目の動きとして上に伸びているのですが、「上に伸びないように動かない」という対策はしません。私の中では「動きは大きく」が原則です。一つでも「動かない」というルールを作ると、結果いろんなところの動きが小さくなってしまいます。
上に伸びなくてもいいように動くルールを作っていきます。

まず、根本原因。
上に伸びている根本原因は、切替のポジションが悪いことです。
切替のポジションが悪い結果、一度立ち上がってエッジ角を完全にリセットしないと次のエッジに切り替えられず、そのため上に伸びる動作が入っている、というのが私の理解です。

また、これを解消すれば、安定を求めて自然に上に伸びなくなる、ということを過去にも経験しています。

なので、
「この動きが不要になるように、切替の動作を改善する」ということを根本原因への対処として、新しい「動き方のルール」を作ります。
でも、そのルールは、上記の二つなんですよね。ということで、新しいルールは無し。
基本をきっちりやればそれでよしと。

という整理にしました。
忘れないように次回滑るときはこのページを読み直さなくては。



2015年12月7日月曜日

シーズンインキャンプ参加してきました。

外のスキー場での初滑りとして、志賀高原一ノ瀬スキー場に行ってきました。
心配した雪もしっかりとあり、滑れるコースは写真中の中間から始まる短い緩斜面主体のコースだけですが、十分に練習できる条件でした。

参加したのは佐藤翔さんのキャンプです。
今回はフリースキーのキャンプで、ポジションチェックをみっちりやりました。



練習内容がポジションチェックのためのベーシックトレーニングだったことに加えて、ゲレンデの条件がよかったことなど好条件が重なり、狭山スキー場では混迷を極めたポジションも少しずつ見えてきました。

いいキャンプでした。

2015年12月6日日曜日

一の瀬ファミリー

翔さんのキャンプに参加中。
一の瀬ファミリーゲレンデは十分雪があります。




2015年12月1日火曜日

次は一ノ瀬で。

暖かい天候に狭山も臨時休業。
例年以上に訳のわからない状況なのでもう少し狭山で様子を見たかったのですが、もう来週は志賀高原一ノ瀬です。

さて。広いところにいけば何か見えてくるのだろうか。

スキーとブーツを一度に変えたのはやりすぎたのかな?とちょっと弱気になってみたり。

今からできるのは古いブーツとの履き比べですね。古いスキーは処分したので。

こういう面倒くさいのは狭山が丁度いいですけど。金曜日に狭山は無理だなぁ。