2017年2月16日木曜日

足を縮めるときは、足首は前にいれません。

分かっている人にとっては「そんなの当たり前」って話ですが、やっと腹落ちして理解できました、というお話。


昔、「前後ポジションの悩みと足首の前傾角」というエントリで、もっと足を伸ばして滑りたい、という話を書きました。

とはいえ、足を伸ばしっぱなしにしては動きのない滑りになってしまうので、実際には「伸ばして」「縮めて」の繰り返しになります。
なので、上手く伸ばせるか、は、上手く縮めることができるかにかかっているとも言えます。

ところが、スキーブーツを履いて上手く縮むためには、素足の時と少し違ったスキー独特の動きが必要です。
というのも、スキーブーツを履いていると、素足の時と違って足首は前にはほとんど動きません。素足と同じ感覚で足首を前に押しても、ブーツのフレックスに跳ね返されてしまいます。

足を縮めて姿勢を低くしたいのであれば、
・足首の角度はブーツの前傾角のまま変えず、
・膝を大きく曲げ、
・重心位置が変わらないように股関節から前傾して頭の位置を変えないように動く。
という動きが必要になります。

そういうことか、と昨シーズンやっとわかりました。

で、この動きのイメージがわきやすい動きがシフリンの動画にあったので、そこだけ抜き取ってくっつけてみました。

足首の前傾角は変わらない

学生時代に「おしりはビンディングのヒールピースより後ろにしてはいけない」というアドバイスを受けて必死に守ってきましたが、何の根拠もない「呪いの言葉」でしかありませんでした。

そうなのか、と思ったら一気にいろいろ解決したので、頭と体に定着化させていこうと思います。

2017年2月13日月曜日

回復傾向な気がするんだけど、、、

先日書いた「変な癖がつき始めたか?」で書いた反省を踏まえて滑ってきました。
場所はオオマツのホワイトピークです。
以下、前回のエントリに対する私自身のコメント抜粋ですが、よくもまぁここまで文句が言えるもんだと、自分でも感心。

kaizo さんのコメント...
「もう一つ言えば、自分から動きにいかずに傾けて圧を感じて切り替えて、の繰り返しになっていているのがよくない。」
「自分からどんどん圧をかけていくような動きにしたいところです。」
「腰から折れちゃって外足に力が伝わってないなぁ。」
「腰が外れているというか脚部の傾きを求めすぎて内倒している感じ。」
「もっとゆっくりだな。かくっと動くのカッコ悪いし、ターンのリズムにあってない。」

まずは
「自分からどんどん圧をかける」「動きとターンのリズムに合わせる」
を意識してみました。
最初2,3ターンはアレですが、後半は本人の滑っている感触もよかったです。

さてここからいろいろ積み上げていきたいところですが、今シーズンはもう終了かも。。。毎週末なにかしら仕事が入っている状態で。
春に雪が残っていたら滑ります。
もしくは!平日にこっそり滑りに行くとか!?って妄想しますが成立したことありません。その上今年は神戸からだしね。


(今回)菅平でフリー/w 3.0XT




今回の動画のほうが自分から動いていて自分としては好きな滑り。
前回の動画は傾いて当ててるだけみたいな滑りで動きが足りない。

(再掲)(前回)羽鳥湖でフリー/w 3.0XT

2017年2月10日金曜日

2018 ATOMIC REDSTER CLUB SPORTS 130 お店で撮ってきた写真

さて、2/10になったので写真を公開してもいいのかな?
ということでカンダハーさんで撮らせてもらった写真も載せてみました。

サンプル品はCLUB SPORTS、96mm相当のモデルです。

カーボンスパインは不採用。
ラングのバイインジェクション同様、恒久的な方式にならないんですね。
アキレス腱のところの黒いパーツは交換して、前傾角が16度と18度に選択できるようです。私は16度からどれだけ起こせるかが知りたいところです。

96mm幅のサンプルですが、見た目だとだいぶ内側の壁がかちっとしている印象。
水切りの形状はRacetechとも旧Redsterとも変えてあるけど、ベースはRactechっぽいですね。

お手本のドーベルマンに近いというか、メーカー横断の標準的な形状になりました。


新しいブーツカッコいいですね。
25.5cmなので足が入りませんでしたが、ヒールカップがタイトでよさげ。
足が入るサイズがあったらほしくなっちゃうから、なくてよかったのかな。

興味のある人はカンダハーの本店へどうぞ。






ビデオカメラ SONY CX680

スキー用のカメラを買い直しました。SONY CX680の赤です。
赤を選んだのは、私が単純に好きだから、というのもありますが、内側が黒いカバンの中でも白い雪の上でも目立つようにしたから、というまともな理由もあります。

SONY CX680

スキーを撮影するビデオカメラには、以下の通りいくつか求められる要素があります。
・ファインダー装備
  光が強いので液晶モニタでは見えないことも多々あります。
  なのでファインダーがあったほうがいいですね。
・防水性
  スキー場ですから。雪の降る中、三脚で置き撮りするなら必須です。
・手ぶれ補正
  手持ちで撮るならコレが必須。


今までは、私が手ぶれ対策の練習をすればいいと、「手ぶれ補正」はあまり重視してませんでした。
しかし私が練習を積んでも、私を撮ってくれる人は上手くないので動画がブレブレです。これが悲しいので、もうSONYの空間手ぶれ補正機能に頼ることにしました。

「SONYの空間手ぶれ補正機能」が優秀なのは有名でしたが、なかなか買うには至らず時間が過ぎていきました。
しかし、友人のカメラ素人の撮った技術選の動画が全然ぶれて無かったのが決め手になり、購入を決断。


滑りよりも手持ちで撮影したのにぶれていない動画に注目。

ということで、今回はコレに期待です。


2017年2月9日木曜日

2018 ATOMIC ブーツ 情報出始めましたね

ATOMICのニューブーツやニュースキーの公式発表が出てき始めました。

facebookにもJapanとGlobalの両方のATOMICからいっぱい情報が出ているし、公式blogにも情報がでています。今年のATOMICは積極的にSNS上に情報展開する方針のようですが、誰でもリアルタイムに最新情報に触れられてすごいですね。
月刊誌の記事を待っていた時代に比べれば、ありえないスピード感です。

 さて、公式側でも情報がでてきたので、写真を公開してもいいのかな?と思ったけど、
NEW REDSTER 間もなく全容公開!」に、
いよいよその全容を公開するXデーが近づいてまいりました!
とまだXデーではないことを示す文言があったのでしばらく我慢します。

「その全てを2月10日号発売のスキージャーナル特集ページにていよいよ全容公開です!」
とあるので、雑誌をメインにするのか。いろいろ考えちゃうけどまーそこは放置。

ということで、公式発表の範囲で楽しみます。

メインで売るのはやっぱり96mmのCLUB SPORTSなのか。
それはそうか。過去もCSやPROの方がゲレンデでみかけますもんね。


最初から3mmのリフトアップつき。

私が一人騒いでいた前傾角も調整できるそうです。

今回はアキレス腱のところの黒いパーツを交換して、前傾角を16度か18度に選択できるようですね。


ただ、私は16度と18度で調整出来ても18度にすることはないでしょうね。過去やってみて16度相当でも全然あわなかったので。当時は16度をベースにさらに起きるような遊びのあるセッティングにしていました。


結構な目玉らしい素材見直し。
「厚くて柔らかい素材によって改善されたフレックスとよりよい衝撃吸収とさらにしなやかなフィーリング。」だそうですが、ここ15年ぐらいを振り返っても薄くて硬いシェル(代表例はZRのころのラング)は流行らなくなってるっぽいので正常進化なのかな。

アッパーカフはまた新しくなりましたね。なんかサロモンっぽい?


ラングのZAとZA+と同じ関係?
履いてみてよければそれでよしなんですけど。
足を入れたサンプルはサイズが合わないのでよく分かりませんでした。

早く92mm 26.5cmと、96mm 26.5cmがでてこないかなぁ。

ふー。画像1枚で満喫しました。

2017年2月6日月曜日

変な癖がつき始めたか?

先日フリースキーをした動画がコーチから届きました。

うーむ。気持ちよく滑ったからって、いい滑りとは限らないんですねぇ。当たり前だけど。

荷重感を求めて形を作りにいってるあたりがダメな滑りですね。不器用な左足外足の方がまだましか。谷回りがちっちゃくて山回りもずれちゃっている。もっと滑らかに動きたい。

3.0 XT 175cm

前後差も解消してないし、去年騒いだ正対もいまいちできていない。
やっぱり短時間で滑りを作りたい私としては、もっとビデオ撮影をして客観的なフィードバックをたくさんもらわないとダメなんだな。
ということを痛感。

もっといろいろな動き方を試して感触を確認していこう。

言い訳すると、雪がすごくいいんですよね。このゲレンデ。
なので雑な動きでも破綻しない。アイスバーンなら雑なことをするとすぐに分かるのですが。ええ。甘えているだけです。いかんいかん。

2017年2月4日土曜日

2018 ATOMIC ブーツ Redsterお店で見てきました

もう来季のアトミックブーツがカンダハーにあるという話を聞いて、いても立ってもいられず、早速見に行ってきました。

「メーカーから正式発表があるまでばらまかないでね」
という条件で、写真も撮らせてもらいました。
なので今日ここで載せるのは、新しくなった部分が分からないこのカットだけ。

名称はRedsterを継続

ブーツヲタの皆様がみたい、あの部分とかこの部分とかの写真もあるのですが、しばらく載せません。2/10ごろに公式発表があるらしいのでそれを追いかけて載せます。


店頭に届いたサンプルは一足だけで、しかもサイズは25.5cm。
無理矢理足を入れてみましたが、さすがに入っていきませんでした。残念。

仕方が無いので外形をチェック。
ソールの形状を見たり、インナーを抜いてシェルを見たり、フットベッド(ATOMIC的にはブーツボード)を外してみたり、前傾角の決め手になるあそこをみたりここをみたりと短時間ですが、みたいところはしっかり見てきました。

メーカーの正式発表前にあれこれ書くのは控えますが、かなり期待を持ちました。

公式ページにある通り、92mmと96mmのシェルを出すそうです。
RacetechのTIラストが95mm、STIラストが93mmだったので、さらに細い!
やっとラングやノルディカと同列のシェルが一般市場に投入されるのか。

私のお財布事情的に、来期にブーツを買うことはあり得ないですが、注目していきたいところです。


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大回りはリハビリ中

先日書いた通り、今年の大回りは、
「今年はシーズンインと同時に苦手な大回りの調子をつかんだぜ」
と思ったのもつかの間、翔さんからは
「昨シーズンの覚醒した状態にしてくださ。寝てますよ。(=いいとこ無しの元の滑りに戻ってますよ)」
と言われてかなり残念な状態でした。

これを踏まえてGSスキーで大回りの練習をすればいいのでしょうが、とりあえず自信回復を優先し、二日間XTで滑り込んできました。



場所は、グランディ羽鳥湖スキーリゾートです。いつもの長野方面でないのは、ある先輩が懇意にしているコーチがここにいて、その人のレッスンを受けるためです。

コーチは小柄な女性でしたが、選手時代には国体Aで準優勝経験もある実力派。滑り出すと「あ、これはマジな人だ」と一目でわかるうまさでした。
そして、笑顔でとても明るい接客をおこなう方です。

私の滑りを見て、
「スキーがばっちりたわんでいるし、走っているしいいじゃないですか!」
と。
初対面の客には甘く褒めるところからスタートするのは当然なのですが、そうとわかってても褒められると嬉しいです。まんまと調子に乗っていっぱい滑ってきました。

さて、指摘されたことをメモして忘れないようにしておかないと。

フリースキー
・弓なりに外傾をとってスキーに重さを伝える。
→気を抜くと楽に滑っちゃうんです。はい。まじめに滑ります。
 ただ、外傾って気にしてないなぁ。どういうタイミングで何をするとそうなるのか

ポール
・待ってしまっている。スキーを押すのが遅い。
→R=15でGS滑るの初めてで、切り上がっちゃってタイミングを合わせらんないというのもありますが、R>30でも同じ事を言われるから、私のテクニックの問題なんですよね。ライン取りと動き出しのタイミングに対するイメージが悪すぎ。
滑りにいけないからまずはイメトレから。

・切り替えた後、形を作りすぎ。スキーが下を向くまでまってから押す。
→いろいろ考えると昔の悪癖が、、、
 下を向くまで待つという意識がいいのかは試行錯誤だけど、とりあえずは滑らかに動くことを意識してみる。

とても楽しい2日間でした。