GSストックの長さを長くした話。
といっても、
といっても、
「長いストックを買いました。」
という話ではなく、
「短く切ってしまったストックを長くしてみました。」
というお話しです。
■前置き
ブーツを変えてから滑り方やストックの突き方もいろいろ変えてきた結果、上手く滑れているときほどストックが雪面に届かないと感じるようになりました。滑っている時には、「もう3cmくらい長くてもいいかな」と感じて、このとき長いストックを試して正解だと結論付けたのでした。つまり今、私がほしいストックの長さはSLもGSもフリーも120cmです。
ところが、手持ちのGS用のストックは120cmを3cm切って117cmになってしまっています。さて困りました。
ところが、手持ちのGS用のストックは120cmを3cm切って117cmになってしまっています。さて困りました。
「117cmのGS用はさすがに短い。あれ、もうヤフオク行きか?」
なんて当時書いているのですが、カット済みのストックなんてヤフオクでも大した値段で売れないだろうし、仮に売れたとしてもお気に入りのSWIXのSGC-CT1を新品で買うとしたらなかなか高価で手がないし、、、と躊躇していました。
■本題
そこで、昔折れてしまったストックを部材にして今のストックを延長してみることにしました。
これの折れてる方を部材にしました。
最大の難関は、カーボンを切断することでもなんでもなく、グリップをストックから抜くことでした。力尽くで今使っている分を抜いたのですが、部材にしている古い方のストックは、どんなに力をかけても全然抜けません。これはもう企画倒れなのか?と絶望しかけました。
ところがです。やかんで沸かしたお湯に3分浸けたら、ぬるっと簡単に抜けました。力任せでがんばったのが馬鹿馬鹿しいくらい簡単にです。もしグリップの交換に挑戦するのならこの方法をおすすめします。
さて、グリップが抜けたので実際にストックを切ります。
ぐぐってみると、カーボンがささくれないように、なんて話もでてきますが、切るときのガイドにもなるのでノコの刃を置く場所に合わせてテープを巻きます。
こんな感じで3.5cmのところにテープを巻いて切ります。
ちなみに使ったノコは、ゼットソー、ハンディ150精密目で、ホームセンタで2000円弱。これはグリップがしっかりしていて握りやすく、目が細かいのでカーボンでもキレイに切れて使いやすかったです。切れなくなったら替え刃もあるみたいです。

ゼットソー、ハンディ150細密目
こんな感じで。
結構あっけなく切れます。両方で5分ぐらい。
■成果
あとは、グリップにまず短く切ったポールシャフトを入れて、次に本体部分をグリップに入れます。SGC-CT1は向きがあるので向きに注意しながらぐいっと押し込んであげます。
ちなみに、グリップに詰めてしまった短いポールを抜くことはできないので、仮に短くしたい場合は本体側(って表記も変ですが)をさらに切るしかありません。もしやる場合はその当たりを各自考慮の上でやってください。工作自体は簡単ですが、丁度いい詰め物の部材があるのか、って問題もあるのでそんな手軽な話じゃないですね。
難関だと思っていたグリップもこんなに簡単に抜けて、カーボンシャフトもこんなに簡単に切れるのなら、カーボンストックの長さ調整は自分でもやれる範囲のチューンナップと言えるかも。ただ、手軽すぎて安直に短くしないようにすることに気を使わないといけないですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿