2014年3月17日月曜日

スラロームの基礎を考える 上からのラインで滑る



「再来週にポール経験の浅い人を対象に、レーシングキャンプでもやらないようなごくごく基礎的な練習会をやる予定です。その練習メニューなんぞを考えながらシフリンの動画を見ていて思いついたことをメモしています。」


と書き始めて公開するのを忘れていたエントリ。せっかくなので公開しておきます。


シフリンの動画をみながら、
「お。やっぱりポールの上から入るんだな」
なんて思ったのですが、この「ポールの上から入る」というのが実はなかなかピンとこないというか、伝わらないアドバイスです。


特に、ポール未経験者からすると、「上から?」というあたりでまずつまずきます。
「何に対して上なの?」って感じですよね。

もちろんこれは
「今滑ったラインより上から入って」
という意味なのですが、もう一つ意味があって
「ターンの開始も今のタイミングより上から始めて」
という意味が含まれています。これら二つを正しく認識して解決する必要があります。

このビデオはそれらがわかりやすいと思うのですが、いかがでしょうか?
わからーん!とコメントがついたら、図解します。

2 件のコメント:

s_takky さんのコメント...

雪面にポールとスキーの軌跡書いてあげると、大体「言ってるイメージは分かるけど思うようにスキーをラインに乗せられない」って理解してくれるみたいですけど、今回のエントリーってもっと深いところの事ですか?

kz さんのコメント...

s_takkyさん

ほぼその通りです。

青い水でラインを書いてあげると、
「あぁ、そんなに上を通るんだ」
という話になるのが1個目。
でも、「そうは言ってもそんなところなかなか通れないよ」って話が2個目。
2個目の解が、
「ターンを始めるタイミングが遅いから通りたいラインに乗っかれないんだよねー」
って話で、ポールの裏からすぐに次のターンに入ります、ってことになります。