「スラロームの基礎を考える」というテーマで、まずは道具の話から行きます。
想定する読者は、「これからスラロームをやってみたい」という人です。
グローブ、ウェアとプロテクタの話。
■グローブ
ありものでいいです。
岡部哲也さんの現役時代みたいなに、ごついグローブをしている人はなかなか見かけません。
皮のグローブに手の甲とか指に少しだけパッドが着いているようなものを使っている人がほとんどだと思います。アームプロテクタとの相性もあるので、先走って買ったりしないで、ほしくなったら探してください。
■ウェア
ありものでいいです。
ただ、ロングポールを滑るのであれば、プロテクタはつけてないと体も痛いですし、ウェアも破けます。
ワンピもGSと兼用で十分。スラロームワンピもありますが、そこまでこだわるのはまだ先の話。パッドの位置が違いますが、プロテクタ付ければまず気にならないのではないでしょうか。
■プロテクタ
スラロームはプロテクタ代が結構大きなハードルです。
ただ、パンチガードとシンガードぐらいは付けないと、痛いし、ウェアもぼろぼろになります。
ブラシやネトロン(ゴルフのシャフトカバー。これをショートボールに代用して練習します)しか滑らないのであれば不要ですが、レーシングキャンプでネトロンだけというのはなかなか見たことがありませんので、必要な場合がほとんどだと思います。
(1)パンチガード
逆手(ターンの外側の手でポールを倒すやり方)をするなら必須です。
これがないと指を打撲します。
パンチガードには大きく2種類あって、グリップのてっぺんから巻いているフルフェイスのタイプと、下から拳を包み込むようなハーフフェイスのタイプです。
今から選ぶなら、フルフェイスのタイプがいいと思います。
ハーフフェイスのものはバランスを崩して雪面に手をついたときに引っかかり、転倒しやすいですが、フルフェイスのものであれば手を突いても雪面を滑りますのでリカバリが楽です。
それと、幅も大きいほうが親指も守れていいです。
後は、ストックの太さで、細いカーボンポールの場合はアダプターが必要だったり、専用のものが必要だったりするので気をつけましょう。
自分でも取り付けはできますが、買うときにお店でやってもらった方が楽ですね。
(2)アームガード
順手を使うときに二の腕を守るやつですね。
順手に食い込むようにポールが当たると、たぶん、打撲かひびになります。
私自身はもってないのですが、GSと兼用にするつもりで最近ほしいものリストに入れています。
(3)シンガード
スネを守るガードですね。
最初は比較的安価なABSのものでいいのではないでしょうか。1万〜1.5万円ぐらいからあります。
カーボンのものはポールを弾いてくれて足に絡まなくていいのですが、4,5万円と高すぎですよね。
しかも頑丈かと思いきや、割れるときは割れるらしいですし。
(4)バックプロテクタ
私は使っていませんが、最近よく見かけます。
背骨を傷めたら大変なので、予算が許せばつけたいところ。
今回はここまで。次回は、ストックとスキーの話を。
想定する読者は、「これからスラロームをやってみたい」という人です。
の、続き。
■グローブ
ありものでいいです。
岡部哲也さんの現役時代みたいなに、ごついグローブをしている人はなかなか見かけません。
皮のグローブに手の甲とか指に少しだけパッドが着いているようなものを使っている人がほとんどだと思います。アームプロテクタとの相性もあるので、先走って買ったりしないで、ほしくなったら探してください。
■ウェア
ありものでいいです。
ただ、ロングポールを滑るのであれば、プロテクタはつけてないと体も痛いですし、ウェアも破けます。
ワンピもGSと兼用で十分。スラロームワンピもありますが、そこまでこだわるのはまだ先の話。パッドの位置が違いますが、プロテクタ付ければまず気にならないのではないでしょうか。
■プロテクタ
スラロームはプロテクタ代が結構大きなハードルです。
ただ、パンチガードとシンガードぐらいは付けないと、痛いし、ウェアもぼろぼろになります。
ブラシやネトロン(ゴルフのシャフトカバー。これをショートボールに代用して練習します)しか滑らないのであれば不要ですが、レーシングキャンプでネトロンだけというのはなかなか見たことがありませんので、必要な場合がほとんどだと思います。
(1)パンチガード
逆手(ターンの外側の手でポールを倒すやり方)をするなら必須です。
これがないと指を打撲します。
パンチガードには大きく2種類あって、グリップのてっぺんから巻いているフルフェイスのタイプと、下から拳を包み込むようなハーフフェイスのタイプです。
今から選ぶなら、フルフェイスのタイプがいいと思います。
ハーフフェイスのものはバランスを崩して雪面に手をついたときに引っかかり、転倒しやすいですが、フルフェイスのものであれば手を突いても雪面を滑りますのでリカバリが楽です。
それと、幅も大きいほうが親指も守れていいです。
後は、ストックの太さで、細いカーボンポールの場合はアダプターが必要だったり、専用のものが必要だったりするので気をつけましょう。
自分でも取り付けはできますが、買うときにお店でやってもらった方が楽ですね。
(2)アームガード
順手を使うときに二の腕を守るやつですね。
順手に食い込むようにポールが当たると、たぶん、打撲かひびになります。
私自身はもってないのですが、GSと兼用にするつもりで最近ほしいものリストに入れています。
(3)シンガード
スネを守るガードですね。
最初は比較的安価なABSのものでいいのではないでしょうか。1万〜1.5万円ぐらいからあります。
カーボンのものはポールを弾いてくれて足に絡まなくていいのですが、4,5万円と高すぎですよね。
しかも頑丈かと思いきや、割れるときは割れるらしいですし。
(4)バックプロテクタ
私は使っていませんが、最近よく見かけます。
背骨を傷めたら大変なので、予算が許せばつけたいところ。
今回はここまで。次回は、ストックとスキーの話を。
5 件のコメント:
ウェアに関しては、あんまりヒラヒラしたのとか、紐とかが出てない方がいいよね。カナダチームの選手も、ソフトシェルジャケットでやってることが多いし。
バックプロテクタ、なんちゃってクロスに参戦してた時は使ってたなぁ…
パンチガード、フルもハーフも使った事があって今はハーフだけどメリット、デメリットの差異はあまり感じなかったなぁ。それ以上にヒットする場所が問題で、ストックに残った跡はガードより下のシャフト部の方が多かったり、逆に失敗すると何故か親指の先をヒットして爪割ったり…
アトミック(コンパーデルのOEMかな?)みたいにサイドに回り込んでるヤツだと効果あるんかな?
アームガードは今年GS用を買ったのでこないだの実戦で試そうと思ったけど誰も装着してなかったんで止めました(ヘタレ)。ただ、今日日順手でポールを払うのってストレートフラッシュか失敗ターンでポールから離れた時なんで腕とポールの入射角が浅い分効果は薄いのかなとも思ったりはしましたが。
KNJさん
そうですね。ヒラヒラしたスキーウェアってどんなのだろう?
暑くても上着のファスナーは閉めてね、ってぐらいかな?
s_takkyさん
私もグリップの下ぐらいで叩く派です。
ちなみに昔ハーフで今がフルです。
理由は本編に書いたとおり、雪面に手をついたときに恐い目にあったからですが、普通に使っている限りは差は無いですね。
で、普通じゃない時、つまりミスをしたときには、s_takkyさんが言うとおり、親指が痛くなりますね。そんなときにもあのデカいヤツが効きそうです。
が、買い換えるほど困っているかというと、そうでもないんです。。。。
リフトの上で邪魔そうだし、運ぶときもかさばりそうで、ストックケースにも入らないし。。。
ということで、誰か買ってこないかなぁ。借りてポールを叩いてみたいです。
s_takkyさん
アームガード。つけた方がいいですよ。
ストレートなんかもきれいに入れば、入射角が浅いからどってことないのですが、ラインを落とされて無理矢理順手で入ったりすると、二の腕にばっちりとポールが食い込みます。
去年やらかして、右手で鞄が持てなくなり、1週間ぐらい不便でした。熱も出たので打撲じゃなかったような気がします、、がほっといたら治りました。
ということでミスした時を考えると、やっぱりアームガードもつけた方がいいです。
パンチガードとシンガードは
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