2013年1月27日日曜日

スキーブーツR&Dで作ったブーツの特徴 その3

「私の思うR&Dで作ったブーツの特徴などを書いてみようかと思います」の続き。
今回は作る話。
長くなったので細切れで。


■段取り
R&Dへ行く回数は基本的に「カウンセリング」、「計測」、「受取」、「再調整」の4回になります。
もちろん、再調整には何度もいけるのですが、最初に受け取った段階でびしっと合わせてくるので、再調整で何度も足を運ぶということはまず無いと思います。

運が良ければ3回でおさまるかもしれませんが、雪上で滑ってみると部屋で履いているのとはかかる力が段違いなので、何かしらの発見があります。なので3 4回は行くつもりでいた方がいいです。

ここでの特徴は、自分が好き勝手に選んだブーツを直してもらうのではなく、メーカー、モデル、グレード、サイズも後述のカウンセリングを受けて相談して選定したブーツを使ってチューンするということです。

なので、カウンセリングが終わらないとどのブーツを買うのかが決まらないので、持ち込みの場合は通う回数が1回増えます。

R&Dでブーツを買う場合はR&Dに在庫があれば、カウンセリングと計測は1日で対応してもらえるかもしれません。

5 件のコメント:

Takky さんのコメント...

自分の時は
初代ドーベルマン:夏に完成、その後室内での試着での違和感調整→翌日ザウスに直行→問題無し。1シーズン使用後2シーズン目のシーズン中転倒により足首ねんざで履くたびに激痛→オフシーズン再調整後問題無し
アグレッサー:一発でOK再調整無しで済みました

kz さんのコメント...

Takkyさん コメントありがとうございます。
通った回数はいろんな事例があると面白いので大歓迎です。

ザウスのあった時代はブーツテストが手軽でよかったですよね。今でもスノーバとか行けばわかるのかな?

この再調整なしでOKってよく考えるとすごい不思議というか、どういう技術なんだ?って思いますよね。
ここを○mmだすとかわかっていると言うことなんだと思うのですが、
まず○mmってどうやって決めるの?
その後その場所をどうやって特定するの?あのシェルにマジックでわかるの?
さらに○mmって決めたとしてどうやって○mmと加工するの?
さらに○mmってどうやって確認するの?

という感じで不思議でなりません。
別にでっかく作ってごまかしている訳でもないのに。
というか、私は最近2回はかなりタイトフィットに仕上がっている気がするので、余計なんでこのぎりぎりの線が攻められるのか不思議でなりません。

Takky さんのコメント...

私の場合名古屋なんで再調整は非常に負担になるので一発OKは非常に助かりますね。
一応初代ドーベルマンの時は製作後最初の足入れで「ちょっと…」と言ったら裏に持ち込んであっという間に微調整しちゃってくれました(但し前述の通り持ち帰ってから再調整の為に持ち込む事にはなりましたが)

KNJ さんのコメント...

加工方法に関しては、ステッピングモーターとNCによるという話だけは聞いてます。
インソールも、計測データそのまま加工するのではなく、足の状態に合わせて数値を調整しているとはいうのですが…

いや、だから、そのデータを出す根拠が…って話なんですよね

kz さんのコメント...

Takkyさん

遠距離の場合、回数が少ないのは助かりますよね。
でも、私の苦い経験からすると、距離に関係なく回数は少なくないほどよいと思います。
昔、別のお店で、一冬ずーっと調整し続けて合わせられなかったことがあったのですが、回数増えるともう感覚が狂ってなんだかわからなくなるんですよね。
一度痛くなった足は、過敏になってすごく広げたくなってしまったり、そう思って痛みが和らいだから平気かと手加減して出したら滑ってみたら痛かったりと。
私はトラウマ的失敗経験を抱えたかなりのブーツマニアだと自分でも思うのですが、所詮素人なんで「もう少し出す?」なんて聞かれてもわからないんですよね。

一発でかなりの精度まで持って行き、残りは本当に微調整だけ、ってできるのはすごい価値ある技術なんだと思います。