2014年5月31日土曜日

スラロームの基礎を考える イメトレ編 その11 連続して動く

スラロームを意識したフリースキーのイメトレとして、基礎的なターンの動作のイメージを作って行く話の続きです。

前回は、「スラロームを意識したミドルターンでは、体を止めてスキーを動かすのではなく、大回りと同じように、スキーを動かさずに自分自身の体を移動するイメージにするとしっくりくる」という話を書いたのですが、引き続きこの感覚で。

スラロームのセットを滑ることを意識した場合、リズム変化などにも対応出来るようにいろんなバリエーションのフリースキーをしていくことが重要です。
でも、その基礎から積み上げていくということであれば、まずはしっかり動きながら、フルカービングで、ミドルターンを自由に滑ることが出来るようになることが最初の目標です。

テレビで見るWorldcupのスラロームは、カービングだけでは対応出来ない細かいセットになっているので、Pivotと呼ばれるスキーを振る技術も使われています。でも、これは後回しにして、まずはフルカービングのミドルターンです。

理由は二つ。
一つは、草レースレベルだとフルカービングで滑り切れてしまうセットになっていることもあるからです。そしてもう一つは、フルカービングでの山回りの感覚がないとPivotの習得は技術的に無理があるからです。

ということで、その基礎となるフリースキーのポイントを列挙します。
文字だけだとわかりにくいので動画も見て下さい。説明は動画の中に詳しく書きました。

(1)全身を大きく使って連続して動く。止まらない。
(2)切替ではしっかり腰高のポジションになる
(3)ターン前半は傾きを作るフェーズ
(4)ターン後半は傾きを戻すフェーズ
(5)ターン前半から外足のインエッジで雪面をとらえてカービングする
(6)内足は外足の邪魔にならないように畳む
(7)内足のアウトエッジを常に雪面に着けておく

後半にポールを意識したことを書いていますが、それは動画で確認していただくとして説明は割愛。


スラロームを意識した基礎的なフリースキー

モデルとして登場している友人のKNJさんは、この動画の中で毎ターン、スキーが走るかなり完成度の高い滑りをしていますが、特別運動能力が高いわけでもなく、毎日すさまじいトレーニングをしているわけでもない、ごく普通のスポーツ好きの”おじさん”です。
そんな普通の人でもいいイメージを作ることができれば、これぐらいは滑ることができるという実例です。
カッコいい滑りをめざしちゃいましょう。

2014年5月30日金曜日

iMovie10でスローモーションができない?

追記2:自分のメモとして見返したときにわかりにくいので、結局「iMovie10でスローモーションができない?」にしました。

追記1:当初、「iMovie10はスローモーションが苦手、だけどやっぱりできるよ」というタイトルにしていましたが、苦手なわけではなく、操作がわかりにくい点があるということだったので、「iMovie10でスローモーションができない?」というタイトルに改めました。


iMovie10はスローモーションが苦手と書いたのですが、どうにも説明がつかないパターンがあるのでさらに調べてみたところ、アップルのUSのサポートコミュニティに回避策が書いてありました。つまりスローモーションの編集もできます。

iMovieを触ったことがある人にしか通用しない書きぶりですが、
「表示」→「タイムラインを折り返す」
のチェックを外すと、速度調整エディタが選択できました。
iMovieもAppleの言う
「すべてがシンプルに、直感的に使えるように設計されている」
製品だとすると、表示を切り替えると編集動作の一部だけが使えないというこの動きは、さすがにバグっぽい気がします。かなりわかりにくい仕様だと思います。

でも、これでMacに標準で付属するiMovie10を使って、最近のムービーカメラでも撮影した動画をスローモーションに編集することができます。

ということで、標準アプリとしてはやっぱり便利なので私の「iMovie推し」は継続です。

元の記載へのリンクは"All speed controls greyed out on all videos?? (iMovie 10)"を。

2014年5月29日木曜日

iMovie10はスローモーションが苦手?

追記:この記事ではMacのiMovieでスローモーションを作る場合に制約があると書きましたが、その後の調べで編集できることがわかりました。その話はこちらを参照して下さい。

追記2:さらに調べると、H.264かどうかは関係なくて、単純に「タイムラインを折り返す」にチェックを入れていると速度調整エディタが利用できないだけ、ということでした。事実と異なる部分を横線を入れてあります。


私は、スキーのイメトレのネタ用の動画を作るのに、iMovie10というMacに標準で付属している動画編集ソフトを利用しています。
動画編集ソフトにはAdobe Premiereを筆頭に、より高度で有名な(そして高価格な)製品があるのですが、スキーのイメトレビデオを編集するぐらいの用途だと、この無料のiMovie10は十分働いてくれています。
そしてその便利さに感動した私は「iMovie推し」になっています。

ところが最近、スローモーションに出来る動画とできない動画あることに気がつきました。

追記
結局これは、「タイムラインを折り返す」を有効にしているか否かだけでした。チェックを外せばどれでも編集できるようです。

分類すると、
・DVDからリッピングした動画はOK
・miniDVカメラで撮影した動画はOK
・PanasonicやSONYの最近のカメラで撮影した動画はNG
となります。

むむむっと調べると圧縮方式にH.264というものが使われていると、そのままでは速度調整が出来ないことがわかりました。つまり今時店頭で売っているムービーカメラで取った素材はiMovie10単体ではスローには出来ないということになります。

さらに調べると、他のソフトを組み合わせたり、iMovie9という一つ前のバージョンのソフトを使うと、若干処理間が余計にかかりますが編集できることがわかりました。

とはいうものの、スキーの動画を編集するだけなら、スローモーションは再生時にコマ送りにする手もあるので、それほど深刻な問題でもありません。

iMovie10でも、
・欲しい部分を「切り取ったり」、「つなげたり」できます。
・それから「サイズを調整指摘リトルして切り取る(拡大)こと」もできます。
・「フリーズフレーム(ストップモーション)」もできます。
・「サイドバイサイド(二つの動画を横に並べて表示すること)」もできます。
・字幕をつけたりもできます。(フォントの種類とサイズはなんか言うこと聞かないけど)
・最近のカメラで撮った動画(H.264)以外は、スローモーションに加工できます。
と基本的なことはもちろん、他にもいろいろできます。

ということで、ちょっとできないことはあるけど引き続き「iMovie推し」は継続です。


以上、「なんでスローにできない動画があるのか」と「その対策」がわかってすっきりした私でした。

2014年5月28日水曜日

マニアックな近所のアルペン

以前にも「近所のアルペンの少しおかしな品揃え」として書きましたが、我が家の近所にあるアルペン練馬関町店は、青梅街道沿いとはいえ練馬の住宅街の中にあるにも関わらず、かなりマニアックな品揃えです。

なんでもアルペン競技に詳しい店員さんがいるらしく、ここにそれなりものを集めているのだと、去年参加した試乗会でアルペンの方にお聞きしました。ということで、「おかしな品揃え」ではなく、狙った「マニアックな品揃え」のようです。

前回は、ATOMIC V.A.R 1018があったり、LookのP18がごろごろしていたりしていましたが、最近でもATOMIC R>30が置いてあったり、LookのP18がまだごろごろしていてるとか、ドーベルマンのWorldcupの方(選手用の細いヤツ)があったりなどやってくれています。

あとは、地味にチューンナップ用品が手厚く在庫されていたりして、我が家から神田に行く交通費を考えるとほぼ同額な感じでした。

そして今回目についたのはコレ。BOOSTERです。
もうレーシングな客でなければ買わないようなBOOSTERですが、さらによく見ると、一番硬いWorldcupグレードの製品が。。。
こんなものが練馬の片隅で売られているとは。
ほんとあなどれない感じです。

ちなみに予約の時期に注文すれば選手用でも何でもきっちり取り寄せてくれるそうです。
ご近所の方はぜひ一度のぞいてみてはどうでしょうか。


2014年5月27日火曜日

ロードバイク整備計画

とりあえず、年代物のロードバイクをリフレッシュして活用することを決意。

いろいろ妄想してリフレッシュの範囲を決めました。

私のバイクにはシマノの105がついているのですが、かなり年代物。
105でもST 1050系。一年も経たないうちにフルモデルチェンジしてかっこ良くなったのにはがっかりしました。なので、面構えとかシフトの感触とか全然違うんですよね。
それに、リア用のコントロールレバーは故障したときに交換部品が手に入らなくてTIAGRAに入れ替えられちゃっています。これは親指シフトなんですが、いまだに慣れない。毎回一回目のシフトチェンジでは勘違いで空振りします。つまり好きじゃないですよねぇ。

しかし、交換しようにもこんな年代物の部品はデッドストックか中古を探す以外に入手手段がないです。

①コンポ交換しちゃう?
「もういっそのこと6800系の最新のULTEGRAに載せ変えちゃう?」
MavicのHELIUMを普段使いにしちゃえば、ホイールとハブは省略して、、うーん10万円越えぐらい?


うーん。これはなし!
予想より安い感じがしましたが、主はスキーでバイクは従なのでこの出費はなし。

②車体ごといっちゃう?
車体が古いのに最新コンポつけてもねぇと思ったところで、目に飛び込んできたのはフレンド商会に展示されているキャノンデールの完成車。すげー。25万でULTEGRAつきじゃん。


うーん。これもなし!
昔じゃ考えられないと一人興奮しましたが、主はスキーでバイクは従なのでこの出費はなし。

よし。予算をしぼって考えよう。

③シューズかな?
今のシューズはこれまた15年前に購入したシマノのもので、
「小さいかな?と思うサイズがいいんだよ。つま先とか触った感じだとコレがベスト」
とショップ店員に言われて選んだもの。
スキーの常識では考えられない選び方に首をかしげながら使ってみた当時の感想は、
「自転車のシューズの文化は、足型もフィッティングの考え方も、スキーブーツに対して20年ぐらい遅れているな」
というものでした。
自転車は素人に毛が生えた程度ですが、スキーブーツマニアとしては、今振り返ってもそうだと思います。結局文句をいいながら痛いのを我慢しながら使っていたのですが、もうこれは買い替えたい。
シューズが2万円ぐらいでそこそこいいのがあるみたいだし。これはまじめに考えよう。

ちなみに今はビンディングペダルに普通の靴の組み合わせで乗っています。

④ペダルは交換したい
ビンディングペダルは使っているのですが、なぜかMTB用の小さいクリートと小さいペダルがセットされています。疲れてくると足裏が痛くなるので、ロードの人が使っているクリートのでかいSPDにしたいところ。
105のカーボンでも1万円ぐらいだし、そのしたのグレードだと6千円ぐらいからあるし。
プチリフレッシュとしては狙い目だな。

⑤ワイヤー類、消耗品一式
実はこれはときどき購入した店で分解掃除してもらっているので今回はパス。


ということで、シューズとペダルが狙い目です。

タイムを競う訳でもないし、サイズはオーダーメイドだけあって今でも気持ちいいほど体になじんでいるので、これぐらいでちょうどいいかと。

え。チューブラーってこんなにマイナーなの?

あまりに唐突ではありますが自転車の話、しかもタイヤの話です。

ぎょーさんのblogで自転車の話を読み、私もこのオフに乗らなくてはと一念発起。

もう何年もお買い物用になっている私の古いロードレーサー(1998年購入。8spの105。今は11spなんですね)を、ロードレーサーらしく使おうかと思案し、まずはお掃除から。

ディレイラーまわりやチェーンの汚れを落として、トリフローを吹きます。一応フレーム磨いてあげるか。そういえば、決戦用に買ったMavic のHELIUMがまだ総走行距離300kmもいっていないまま押し入れで眠っている。
「もったいなから、これも使っちゃおう。」
と思ったら、さすがに15年ぐらい前のタイヤはさすがに使い物になりません。

と、ここで調べて気がついたのですが、チューブラータイヤって少数派というか、絶滅しそうな状況なんですね。阿佐ヶ谷にあるフレンド商会でみても在庫はvittoriaとpanaracerの練習用が1種類ずつと、continetalが1種類あるだけでした。

しかも、15年前のタイヤはTUFOの19mmと細いタイプなのですが、これももうないのかな?TUFOのページを見ても21mmまでしかない。
(店になかったのは本当ですが、TUFOのページには19mmのタイヤが当時同じ製品名(JET SPECIAL)でありました。)

とはいえホイールを買い直す気はないので、とりあえず在庫のvittoriaのrally(黒)を購入してきました。

ほんとは赤とか黄色のかっこいいタイヤが欲しかったなぁ。

2014年5月24日土曜日

スラロームの基礎を考える イメトレ編 その10 どこを動かすのか

「スラロームの基礎を考える イメトレ編 その9 スラロームはショートターン?」では、ショートターンではなく、ミドルターンでイメージを作るべき、という話を書きました。

さらに、ミドルターンで意識すべきことを書いていこうと思います。

本当は自分の滑りで説明したいのですが、友人のKNJさんの滑りの動画があまりに説明するのにちょうどいい素材なので、これを使います。
友人の会心の滑りのあら探しを行い、もとい、いいところを再確認することにもなるので、彼のイメージを定着化するお手伝いにもなるかと思い借用に踏み切りました。

さて、ここからが本題。
前回も少し書きましたが、ワールドカップレーサーの滑りを見ると、すごい速さで足が左右に動いているように見えます。しかし、
「滑っている本人は本当に左右に足を振り出している意識なのだろうか?」
という疑問が昔からありました。

つまり、
こういう「上体を中心に左右に足を振り出している」イメージではなく、


「スキーを基準に身体を移動する」イメージの方が、 ポールを滑るときの動作と馴染むのでは?ということです。



ターンの軌道とあわせてこんなイメージです。(上の図の赤い線を斜めに倒しています。)


つまり、左ターンの山回りの頂点を過ぎたあたり、(スラロームで逆手でアタックした直後ぐらい)から、右ターンに切り替える際、
「スキーは動かさずに(A)の場所にある重心を、(B)の場所へ移動する」
ということをイメージします。

このイメージに切り替えた頃(SLスキーが200cmの時代ですが)から、格段にスラロームのタイムがよくなりました。

でも、よく考えると当たり前なのですが、イメトレ段階で両者は情報量が全然違います。
「上体を中心に左右に足を振り出している」イメージは平面的です。前後のイメージや、斜面を上から下に滑っていくイメージともリンクしにくいです。
しかし、「スキーを基準に身体を移動する」では、進行方向へ移動とターンフェーズにあわせて動きのイメージがあり、斜面の上から下に降りていくイメージとリンクさせやすいです。

ということで、スラロームを意識したミドルターンでは、体を止めてスキーを動かすのではなく、大回りと同じように、スキーを動かさずに自分自身の体を移動するイメージにするとしっくりくると思います。

「これってなかなか鋭い発見だから、ナイショだな」
とか思っていたのですが、伊藤知之さんがblog(伊藤知之のスキー通信)で、同じ発想でより高度に分析されいるのをみて、出し惜しみするのも恥ずかしくなり、blogに書いてしまいました。

KNJさんの滑りを利用したイメトレの解説はまだまだ続きます。次回は動画を使う予定。