2012年10月25日木曜日

子供にはスキーを教えない

娘にスキーを教えて早く一緒に滑りたかった私は、1歳からゲレンデに連れて行き雪の上に立たせ(このときはこれだけで終了)、2歳にはソリ、3歳からスキーを履かせたりしました。

娘も上手に滑れるようになってほしい私は、参加していた伊藤裕行さんのレーシングキャンプで、伊藤さんの奥様の「チャコさん」に、娘にスキーを教えるコツを聞かねばと声をかけました。

すると、

「簡単だよ!かいぞー、お前が教えなければうまくなるよ!」

と、笑顔満面での即答。

えーと、ワタクシそんなに下手くそって意味ですか?とさらに聞くと、

「子供なんて、つま先とかかとからやっとはみ出るくらいの短いスキー履かせて、危なくない緩斜面にちょこんとおいて、『こっちだよー』って呼べば滑って降りてくるんだよ。力は無いけど素直に身体使うから、理屈なんていらなの

「外足がどうたらとか、曲げてとか伸ばしてとか、一切言う必要なし。言ったら下手になる」

「皮下脂肪の量も少なくて寒さで疲れやすいからこまめに休憩することだね。無理するとスキー嫌いになるよ
とのこと。

この教育方針に従い一緒にスキーをしていますが、すぐにうまくなりました。

今ではカリカリのアイスバーンも、ウェーブも、急斜面も、全く同じテクニックで滑ってきます。
ウェーブや斜面変化での重心移動なんかはすでに私よりもずっと上です。子供ってすごいです。

(立ち姿も様になっています。レースはお遊びです。)




ちなみに、私と同じ年代の親子連れをたくさん見かけましたが、中にはこんな不幸なケースも。

パパ「だから外足だって言ってるだろう!」(ゲレンデ中に響き渡る声。恫喝気味)
子供「だってわかんないよー。つまらないからもう帰る」(負けずに大きな声。でも半泣き)
パパ「まだ2時間しかたってないだろう!ほら、膝を絞って!ハの字にしないら駄目なんだ!」
子供「わかんないよー。寒いしやだよー。」(泣き出した)

つまらないですよね。これじゃ。
さらに、この後このパパさんに、
パパ「お子さん、上手ですね。どうやって教えていますか?」
とゲレンデで声をかけられました。

私「何も教えてないんですよ」
パパ「そんなことないでしょう」
私「いえいえ。ホントウに」
というやりとりがありましたが、これだけだと意地悪なので上記の通りちゃんと説明しました。
そういう考えもありますか、とさっそく息子さんとレストハウスに休憩に向かっていました。

ぜひともお子さんと楽しく滑ってほしいところです。

2 件のコメント:

Mick さんのコメント...

それは参考になりますね。私もついついスクールにいれて、、、、その後は一生懸命教えていました。
放っておくのも勇気が要りますよねー。うちの5歳の娘も今シーズンは放っておきますか。

kaizo さんのコメント...

Mickさん

まずはスキーの楽しさを教えることが一番大事なんだと言われました。そうしないと上手になってもみんな高校生まででスキーに見切りをつけてやめて行ってしまうと。

なので、一緒に滑ってうまく滑れたときはたくさん褒める係をしています。細かい技術は抜き。
でも、教えたい欲もあるので、「次はこのコースだ」と先導して、急なところやコブのあるところウェーブのあるところなどひっぱり回したり、ポール練習に混ぜてみたりしています。