2015年10月26日月曜日

ATOMIC 選手用スキーの数字の意味

選手用スキーにプリントされている謎の数字。今日はこの話のメモになります。


2011モデルのSL。

2011モデルのGS。


この数字が、
「フレックスを表している」
「二つの数字はトップ側とテール側を示している」
ということろまでは知っていたのですが、例えば

「どんなバリエーションがあるのか」
とか、
「数字が大きいほうが硬いのか柔らかいのか」
とかを私は知りませんでした。

ところが、最近お友達になったkrossoさんから、いろいろ教わることができました。
なんでこんなことを知っているのかと不思議に思いましたが、krossoさんが海外からスキーを個人輸入した際に仕入れた情報なんだそうです。

まとめると以下の通り。

数字が大きいほうが柔らかい。
販売しているバリエーションは、ハード、ミディアム、ハードの3種類。
ATOMICのSLの数字の組み合わせは以下の3つ。

ハード36/26
ミディアム37/27
ソフト38/28

すごいです。これくらいまとまった情報を見るの初めてです。感心しきりです。

と、こ、ろ、が!

私が試乗したスキーだと34/26で、ハードに近い数字とはいえ、これまた違う組み合わせでした。



春に試乗したスキー。手書き風な文字で34/26

この差異が、海外販売のものと国内販売用の差異なのか、それとも仕様確定前のスキーがでてきたからなのか。謎は深まるばかり。


よくカンダハーでも、
「試乗したスキーと販売されるスキーは別物です。試乗用は今あるスキー。販売用はこれから仕様を最終確定して製造するスキー。同じではないですよ。」
なんて説明をしてもらっていましたので、これも別バリエーションなのかもしれません。

やっぱり選手はいろんな組み合わせでテストしているんでしょうねぇ。
耐久性がちょっと心配ですが、ソフトなんて乗るとどんな感触なんだろうか?
と思わずにいられません。


以下、私のスキーの写真です。
今年の市販の選手用スキーはフレックス表示の数字はなしです。

でも、選手に配る予定のスキーが余って店頭に流れ込んだりすることもあるので、そうなるとまた数字ありが流通するかもしれません。

あんまり落ちもありませんが、こんな情報があったということで。





残念ながら数字の入っていない私のスキー

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

D2になった初年度のGS板を持ってました。確かに数字はありましたが、よくよく見ると「手書きフォントの印字プリント」でした。選手用板を所持している気分にさせてくれる「ファンサービス」だな、って軽く思ってました。別メーカーの本物選手用は、「マジック手書き」で擦ると消えました。

kz さんのコメント...


コメントありがとうございます。
なるほど。まさにまんまと踊らされたマニアなファンですね。私は。

「消してみて消えたら本物」というのがまたいいですね。


そうだ。
新しいスキーには数字がないのですが、逆手をとって小さい字でなんかそれらしく書いておくかな。
私の直筆で。

匿名 さんのコメント...

今年のも書いてありましたよ、カンダハーシールの辺りに…普通に買った市販選手用です。

kz さんのコメント...


あぁ。やっぱり一部では数字が書いてあるのか。

今年は珍しく早く発注したのですが、夏にNZで滑ったりしないので、納品時期を10月にしていたのです。
もしかしたら納品時期によって違うのかもしれませんね。

匿名 さんのコメント...

アトミックのスキーのフレックス表示ですが、同じ製法、同じ材料でも実際に作ってみるとフレックスに差異が出るのでフレックスを実際に測定してマジックで手書きしているものです。
それで出来が良いもの選別して、高校生大学生などのアトミックチーム用に支給するそうです。

手書きされていないのは、測定していなかっただけかとおもいおます。


100に近い程柔らかいそうです。(DHだったら、40/50とかもあります)

kz さんのコメント...

匿名さん、

コメントありがとうございます。

夏に間に合うように出荷したものは、選手に供給する可能性があるからフレックスの測定をしていて、その余りが一般ユーザーにも販売されていて、私のように「納期は秋でいいよ」というような出荷タイミングのものは、選手への供給が終わった後だから測定も省略されているのかもしれませんね。