2015年8月26日水曜日

ブーツは足型で選ぶ

今の自分のブーツ選びとは真っ向反対のことを書いたタイトルですが、
「ブーツは足型で選ぶ」
基本的にこれが正解なんだな、としみじみ思いました。

スキーブーツR&Dの山本さんは、
「足型は関係ありません。ブーツの特性で選びましょう。」
と話してくれますが、これは
「シェルの加工の量が多くなっても(=シェルの変形量が多くなっても)ブーツの性能を維持できる技術的な裏付けがある」
という前提があるからなんです。

しかし、通常のチューンナップショップで考えた場合、
腕のたつチューナーがいればシェル形状をある程度読み取ることはできるかもしれませんが、
・設計情報は手に入らないので再設計なんてこともできないし、
・変形後のシェル形状の構造計算をするなんてこともできないし、
・数値で形状を定義されてもその通りに加工することもできないし、
というわけでおなじアプローチは取れないわけです。

そんな設計行為で裏打ちされたブーツチューンなんて普通はできないので、シェルを大きく変形すればブーツの性能が劣化するリスクは避けられません。というか、ピンポイントでしかない正解に近づくのは無理なんだと思います。

なので、足型優先でブーツを選択して加工量を少なくすることが、ブーツ性能を維持したまま足を入れていく現実的な手法なのでしょう。

過去ブーツチューンで有名な人に足を見てらった時に、
「君の足は○○のブーツがいい。××は無理がある」
なんて判定してもらいましたが、これって
「加工量を少なくできるブーツはこれだ。もしくは、リスクのあるところに加工が発生しないブーツはこれだ」
という意味で選んでいたのでしょうね。

スキーブーツR&Dは値段も特殊だけど、やっていることも特殊すぎるんですね。
なので、「足型は関係ありません」なんて極端なことがいえるのでしょう。

私もスキーブーツR&Dがなければ絶対に「足型にあわせてブーツを選ぶ」路線を選択します。
少なくとも前傾角をじるとかフレックスバランスを変えるとかそんなことには手を出しません。

2 件のコメント:

KNJ さんのコメント...

でもねぇ、足が入るということと、脚の運動特性と合っているということには、大分隔たりがあるからなぁ…

kaizo さんのコメント...


もちろん、足型にあったブーツを選んだうえで、上手なチューナーに合わせてもらうのは必要ですよ。

でもブーツも市販品なので、再設計なんてしないブーツチューンで合わせることが前提になっていると思うんです。厳密に合わせられるならそれが一番良いのですが、そこまでいかなくても十分使えるものになっているはずですからね。

「インソールでなんでも解決」とかいうのには閉口しますが、トータルで考えてくれるところも増えているし、滑っている人を見ると、よさそうなところもあるようなところもある気がします。

逆に再設計ができないのに、足型無視でなんでもできるといって、びっくりするほど変形させるところはダメってことで。