もう順番は無視して思いついたことから書くことにしたので、今回はスタートの話です。
実は週末にSLレースに出るのですが、これに間に合うのはこのネタぐらいだし、ワタクシ的にはちょうどいいかと。
さて、いざレースととなると、スタート台で緊張してしまうと思います。どんなレベルのレースであろうと、スタートで緊張しないと言うことはないのですが、必要以上にとっちらかっている人がいるのも事実。今日はこの必要以上にとっちらかる部分を取り除くために私がやっていることを書いてみます。
■スタート台の下見
スタート台は千差万別です。
滑り出しが急なものや、そうでもないもの。
小さいものもあれば、びっくりするほど大きいものもあります。
まだ見たことがない人は、レース前にスタート台だけでも確認しに行きましょう。
ついでにスタート台が終わったとの斜面が簡単なのかそうでないのか、なんてのも心理的に影響を与えますので、よく見ておくべきです。
できれば、前日までにスケーティングで滑り出す練習も2,3回はしておいた方がいいと思います。
■スケーティング
タイムがほしくてスタートダッシュにスケーティングをするのですが、実は慣れてもいないのに前の人がやっているからとなんとなくと真似すると失敗します。
普段からふら~っと滑り出すだけではなく、たまには完全に停止してから必死でこぎ出して滑り出す練習をすると効果的です。
特にスタート直後が緩斜面の場合、鬼漕ぎが必須です。
このとき、自分が何歩まで全力でスケーティングできるのかを把握しておくとなおいいいです。
すかっと空振りするぐらいならこがない方がいいですし、たとえば、2歩で力強くなのか、3歩で距離を長く使った方がいいのか等も研究の余地有りです。
さらには左右差もあるので、
右ターンに突入するときは何歩か、または、左ターンに突入するときは何歩か、
なんてことも実験しておくとよいですね。
私の場合は、左ターンが1旗門目のときは3歩でいきますが、右ターンが1旗門目のときはたいてい2歩です。
■1旗門目の入り方
1旗門目の入り方は重要です。ここでリズムに乗れればあとは楽です。
そしてここをうまく合わせられる算段がついていればスタートなんで緊張しません。
インスペクションで、
1旗門目を普通にターンをするのか、
1旗門目をスケーティングで抜けて2旗門目からターンをするのか、
1旗門目をぱたぱたと踏み換えながらスキーをターンの軌道に乗せていくのがいいのか、
1旗門目まで漕ぐだけにしてあえてスケーティングしないとか、
自分のスタートテクニック(スケーティングとかこぎの回数とか)と、セットや斜面を見てあらかじめ決めておきます。
これも、私の場合、左ターンの時は1旗門目からターンに入りますが、右ターンの場合はスケーティングで抜けることの方が多い気がします。
■スタートのイメトレ
スタートのやり方を発明するのは非常に難しいので、事例を集めて真似する方が簡単にうまくなります。
スタートから1旗門目の入り方もイメトレしておきましょう。
CSCF、Worldcup中継、上手い人の滑り、等をみて実際どういうどうやっているのかパターンをあつめ、自分でもできるものを選択していきます。
特に、ハンドワークとの連携が重要ですね。漕いだ腕とポールを払う手をどのように連動させるか、というのも工夫の余地があります。
■まとめ
スラロームはリズムに乗れるかが肝なので、スタートから1旗門目は非常に重要です。
過去に、「リズムに乗れれば最後までうまく滑れるけど、リズムに乗れないとどうにもならない」ということに壁を感じて、主にスラロームでいろいろなスタート方法を試行錯誤してみました。
その甲斐あって、今では苦手な条件もありますが、たいていは1旗門目でもいいラインに入ることができるようになりました。
実は週末にSLレースに出るのですが、これに間に合うのはこのネタぐらいだし、ワタクシ的にはちょうどいいかと。
さて、いざレースととなると、スタート台で緊張してしまうと思います。どんなレベルのレースであろうと、スタートで緊張しないと言うことはないのですが、必要以上にとっちらかっている人がいるのも事実。今日はこの必要以上にとっちらかる部分を取り除くために私がやっていることを書いてみます。
■スタート台の下見
スタート台は千差万別です。
滑り出しが急なものや、そうでもないもの。
小さいものもあれば、びっくりするほど大きいものもあります。
まだ見たことがない人は、レース前にスタート台だけでも確認しに行きましょう。
ついでにスタート台が終わったとの斜面が簡単なのかそうでないのか、なんてのも心理的に影響を与えますので、よく見ておくべきです。
■スケーティング
タイムがほしくてスタートダッシュにスケーティングをするのですが、実は慣れてもいないのに前の人がやっているからとなんとなくと真似すると失敗します。
普段からふら~っと滑り出すだけではなく、たまには完全に停止してから必死でこぎ出して滑り出す練習をすると効果的です。
特にスタート直後が緩斜面の場合、鬼漕ぎが必須です。
このとき、自分が何歩まで全力でスケーティングできるのかを把握しておくとなおいいいです。
すかっと空振りするぐらいならこがない方がいいですし、たとえば、2歩で力強くなのか、3歩で距離を長く使った方がいいのか等も研究の余地有りです。
さらには左右差もあるので、
右ターンに突入するときは何歩か、または、左ターンに突入するときは何歩か、
なんてことも実験しておくとよいですね。
私の場合は、左ターンが1旗門目のときは3歩でいきますが、右ターンが1旗門目のときはたいてい2歩です。
■1旗門目の入り方
1旗門目の入り方は重要です。ここでリズムに乗れればあとは楽です。
そしてここをうまく合わせられる算段がついていればスタートなんで緊張しません。
インスペクションで、
1旗門目を普通にターンをするのか、
1旗門目をスケーティングで抜けて2旗門目からターンをするのか、
1旗門目をぱたぱたと踏み換えながらスキーをターンの軌道に乗せていくのがいいのか、
1旗門目まで漕ぐだけにしてあえてスケーティングしないとか、
自分のスタートテクニック(スケーティングとかこぎの回数とか)と、セットや斜面を見てあらかじめ決めておきます。
これも、私の場合、左ターンの時は1旗門目からターンに入りますが、右ターンの場合はスケーティングで抜けることの方が多い気がします。
■スタートのイメトレ
スタートのやり方を発明するのは非常に難しいので、事例を集めて真似する方が簡単にうまくなります。
スタートから1旗門目の入り方もイメトレしておきましょう。
CSCF、Worldcup中継、上手い人の滑り、等をみて実際どういうどうやっているのかパターンをあつめ、自分でもできるものを選択していきます。
特に、ハンドワークとの連携が重要ですね。漕いだ腕とポールを払う手をどのように連動させるか、というのも工夫の余地があります。
■まとめ
スラロームはリズムに乗れるかが肝なので、スタートから1旗門目は非常に重要です。
過去に、「リズムに乗れれば最後までうまく滑れるけど、リズムに乗れないとどうにもならない」ということに壁を感じて、主にスラロームでいろいろなスタート方法を試行錯誤してみました。
その甲斐あって、今では苦手な条件もありますが、たいていは1旗門目でもいいラインに入ることができるようになりました。
この試行錯誤のいろいろなパターンが、
「誰にも内緒だけどオレだけが知っている秘密のテクニック集」としてストックされていたりしますが、これらは例によって「なんて馬鹿なことを考えていたのだろうオレは。」と数年後には恥ずかしくなる可能性が高いので、たいした意味はありません。
でも、試行錯誤して自分に合うものをみつけたところには意味があると思います。
ということで、試行錯誤して自分に合ったものを見つけて下さい。
まちがいないところでは、コースが荒れてなければ基本的にポールの際を攻めます。その方が調子がいいですね。半端な遠回りはタイムも出ないので。それが怖いと感じるようであれば、フリースキーでターンテクニックを上げていきましょう。
4 件のコメント:
素朴な疑問
スタート台が作れず斜面から直接スタートせざるをえないケースが多いとはいえ、みんななんで練習で本番と同じ勢いでスタートしないのかなぁ?
s_takkyさん
ほんとですよね。プレターンのクセが抜けない人とか。本番でやらない方法で練習するなんてもったいない。そこだけで秒単位で損しているはずなんですけどね。
でも、そんな簡単にタイムを縮める方法があるなんて、簡単には教えてやらないのでありまする。特にタイムの近そうなヤツにはね。
昔みたいに、スキーを後ろに蹴り上げる?様にしてから前に飛び出す方法は、あまり使われなくなったよね。特に短い板を使うようになったSLでは。
スタートを本気で飛び出す癖をつけるためには、やっぱり、計時するのがいいのでは。
実際に計時しなくても、スタートバーを切って出るようにするだけで、大分気合が違ってくるような。
KNJさん
お。最近ブロアー慣れしてきただけある発言ですね。
やっぱり速く滑りたいというプレッシャーの中で、何をするのか試行錯誤するためには、計時するのが一番ですね。
緊張が緩んだ状態でいくら練習しても、本番と条件が違いすぎて役に立たないので。
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