2013年5月13日月曜日

ATOMIC RedSterの前傾角

またもやブーツの話。
さすがに履いて滑っているときが一番楽しいことは間違いないのですが、滑れないこの時期はブーツは何にしようかなぁと選んでいるときが一番楽しいのかも。


今のところ、次のブーツの本命と思っているRedSter。
ちまたのポジションが高いとか踵よりのポジションがどうこうという話があるにもかかわらず、思ったより前傾がきついと感じるのは何故だろうと考えながらブーツを眺めていました。
はたと気がつくと、アキレス腱の部分の金属パーツ(写真の赤丸部分)が、RaceTechとは似てはいるものの明確に違いがあるではないですか。

よく見ると、RedSterブーツは、金属パーツとロアシェルの間(赤い矢印が指す部分)に隙間がありません。あれ、そうなんだ。


(画像は拾いものです)

Race Techのアキレス腱の部分のパーツは、上下に調整可能で、ロアシェルにくっつける位置と、ロアシェルと隙間を空ける位置を選ぶことができました。


(画像は昔のblogの使い回しです)

RedSterもRaceTechもロアシェルの立ち上がりのカーブに併せてアッパーカフをセットするとロアシェルにくっつける写真左のセッティングで十分な形になっています。

にもかかわらず、RaceTechで雪上で履き比べたところ、写真右の遊びのある方(つまり、ロアシェルの前傾角よりアッパーカフが起きてしまうような動き方ができる方)が滑りやすかったです。

これがRedSterを履くと、前傾をきつく感じてしまう原因かな?と想像してみたり。
さらに、私はこの前傾が深いまま固定されてしまう左側のセッティングがあまり好きじゃなかったことも頭をよぎります。
うーん。このブーツ、私の好みのタイプなのだろうか。

今年は山本さんに相談したいネタがいろいろたまってきたかも。

RaceTechでの履き比べの話はこちらで。


ATOMIC Race Techのアキレス腱のパーツ
ATOMIC Race Techのアキレス腱のパーツ その2


例によって、道具オタクの素人があーだこーだと妄想しているだけなので、あまり真に受けないようにご注意を。
履いてみたら「ぷぷっ。そんなどうでもいいことにこだわってアホですねぇ。自分」とか思っているかもしれません。というか、そのギャップを楽しみたくて書いている部分もありますので。

4 件のコメント:

katsumune Suzuki さんのコメント...

いやいや、細かい観察。
参考になります。

自分意外にはおそらくどうでも良いネタだと思うのですが、気になる人は案外、多いと思いますよ。

メーカーの開発者は当然、「改善」したものが新作だと思うのですが、個人のレベルやスキルに合わなければ「改善」の方向に機能するかは?微妙な事も多いですから、kaizoさんの様に自分に取ってのマッチングを考えたとき、情報は多い方が良いですよね。

kz さんのコメント...

選手は供給された製品で成績出すことが命題なので、良かろうが悪かろうが結果を出すためにトレーニングをするのでしょうが、我々は趣味の世界。疑問も含めて楽しみつつ、選択肢を広く持ちたいところです。

本当は自分のブーツをショップに持ち込んでそれと比べたいところです。

KNJ さんのコメント...

私の場合は、そもそもガルモント系の動くブーツでいいのか?というより、そういう系統のモデルが残っているのかが、問題になりそう

kz さんのコメント...

KNJさん

動くタイプはラングですよ。
ゼロカントはわかりませんが、全体的には魅力的です。