今日は自転車の話。
私の場合、もともと体力に自信が無いうえに、半月版の故障や脹ら脛の肉離れなどの怪我の後にリハビリを怠ってきたので、「足だけは筋力があるんだよね」というのも今は昔。立派な貧脚です。その上、乗り手のエンジン(心肺機能)はパワルフルじゃないのに重量だけはあるという、単なるメタボなおっさんです。
そんなわけで自転車をする上では何のアドバンテージもない体をしているので、当然、坂を登ることは苦手というか、好きじゃないというか、できれば敬遠したいと思ってきたのでありました。ちなみに平地の高速巡航は大好きですが、ガチな人には全然ついて行けません。
ところが。
登りが辛い理由の一つが坂の登り方の基本を分かっていなかった、ということが最近わかり、それを意識したら、速いとは言えませんがなんとか登れるようになりました。
そしていざ登れるようになると、「登った!」という達成感があって思っていた以上に登り坂も楽しくなってきて、なぜみんなが坂を登りたがるのかも理解できました。
と大袈裟ですが、最近俄然、坂に興味が出てきました。
わかったことは、
「登りの時には登りのポジションを取る必要がある。」
「具体的にはサドルの前目に座る。」
ということで、私としては大発見だと思ったのですが、なんかググってみたら教科書に書いてあるような超基本だったようです。
実はそれまでは、平地で漕ぎやすいポジション、座骨がうまくサドルにあたってお尻が痛くならないポジションがあるので、登り坂でもそれを固持していました。
ところが、5月の車坂峠ヒルクライム(結果は足がつって回収車を意識しながら登る散々な結果でした。タイムは優勝タイムの3倍!)でひーこらのぼっているときに、
「スキーで後傾になっているときと同じような後ろに引っ張られている感触があるし、太ももの負荷もスキーの後傾と同じ感じで疲れやすい、、というか疲れる。しんどい。」
と感じて、これは何かがおかしいと気が付きました。
よくよく考えてみると、私の家の回りにはたいした坂がないので、今まではダンシングで逃げ切れるような坂しか登ってこなかったのですが、シッティングでずっと登るときにどうするのか、なんて考えたこともありませんでした。
発見と言ってもすごく簡単なことで、
・登り坂でダンシングをしてみて前後の重心位置を確認する
・そのままサドルに腰掛けた場所がそのときの前後ポジションの基本になる
ということです。
ところがたったこれだけで、ずっと簡単に力が伝わる感じがします。
多摩ニュータウンの坂であれこれ試してみたらなんか感触が良さそうです。
いつもは登り坂ではケイデンスが落ちて40rpmぐらいで歯を食いしばって我慢して登っていたのですが、60rpmぐらいをキープして登れます。
おぉ?これは思った以上に好感触!
霧ヶ峰高原(車山のあたりです)の登りでも試してみないと!と登ってきました。
運動がしやすいはずの前後ポジションを探してそこを維持する、って感覚はスキーヤーとして鍛えられているはずなのですが、「お尻が痛くなるのが嫌」ってことが先行してポジションに対する柔軟な考えが出来ていませんでした。
見た目の動きにとらわれず、本質的な関係が理解できるといろいろ進歩できるのだなぁと思ったところでありました。
と、最後に無理矢理スキーに絡めた話としてみました。
スキーのオフトレとして始めた自転車ですが、今は純粋に自転車が楽しいです。
私の場合、もともと体力に自信が無いうえに、半月版の故障や脹ら脛の肉離れなどの怪我の後にリハビリを怠ってきたので、「足だけは筋力があるんだよね」というのも今は昔。立派な貧脚です。その上、乗り手のエンジン(心肺機能)はパワルフルじゃないのに重量だけはあるという、単なるメタボなおっさんです。
そんなわけで自転車をする上では何のアドバンテージもない体をしているので、当然、坂を登ることは苦手というか、好きじゃないというか、できれば敬遠したいと思ってきたのでありました。ちなみに平地の高速巡航は大好きですが、ガチな人には全然ついて行けません。
ところが。
登りが辛い理由の一つが坂の登り方の基本を分かっていなかった、ということが最近わかり、それを意識したら、速いとは言えませんがなんとか登れるようになりました。
そしていざ登れるようになると、「登った!」という達成感があって思っていた以上に登り坂も楽しくなってきて、なぜみんなが坂を登りたがるのかも理解できました。
と大袈裟ですが、最近俄然、坂に興味が出てきました。
わかったことは、
「登りの時には登りのポジションを取る必要がある。」
「具体的にはサドルの前目に座る。」
ということで、私としては大発見だと思ったのですが、なんかググってみたら教科書に書いてあるような超基本だったようです。
実はそれまでは、平地で漕ぎやすいポジション、座骨がうまくサドルにあたってお尻が痛くならないポジションがあるので、登り坂でもそれを固持していました。
ところが、5月の車坂峠ヒルクライム(結果は足がつって回収車を意識しながら登る散々な結果でした。タイムは優勝タイムの3倍!)でひーこらのぼっているときに、
「スキーで後傾になっているときと同じような後ろに引っ張られている感触があるし、太ももの負荷もスキーの後傾と同じ感じで疲れやすい、、というか疲れる。しんどい。」
と感じて、これは何かがおかしいと気が付きました。
車坂峠ヒルクライム
もうケイデンスが40rpm前後で我慢しっぱなし。
よくよく考えてみると、私の家の回りにはたいした坂がないので、今まではダンシングで逃げ切れるような坂しか登ってこなかったのですが、シッティングでずっと登るときにどうするのか、なんて考えたこともありませんでした。
発見と言ってもすごく簡単なことで、
・登り坂でダンシングをしてみて前後の重心位置を確認する
・そのままサドルに腰掛けた場所がそのときの前後ポジションの基本になる
ということです。
ところがたったこれだけで、ずっと簡単に力が伝わる感じがします。
多摩ニュータウンの坂であれこれ試してみたらなんか感触が良さそうです。
いつもは登り坂ではケイデンスが落ちて40rpmぐらいで歯を食いしばって我慢して登っていたのですが、60rpmぐらいをキープして登れます。
多摩ニュータウンの登り坂でもケイデンスが落ちなくなった
霧ヶ峰高原(車山のあたりです)の登りでも試してみないと!と登ってきました。
霧ヶ峰の登り坂でもケイデンスを落とさずに同じペースで登れている!
霧ヶ峰の坂はだいたい10%以下だったので登れた、とか、ペースはゆっくりだよね、とかつっこみどころはたくさんありますが、それでも私にとっては大進歩!
ずっと同じペースで登れたのもすごくうれしい。
見た目の動きにとらわれず、本質的な関係が理解できるといろいろ進歩できるのだなぁと思ったところでありました。
と、最後に無理矢理スキーに絡めた話としてみました。
スキーのオフトレとして始めた自転車ですが、今は純粋に自転車が楽しいです。
2 件のコメント:
初めましてだと思います。
しばらく前から見させていただいています。
自転車のポジションで、そんなに変わってよかったですね。
私は、知っていて実践もしていますが、ケイデンス落ちまくりです。
今回、サドルが低いんじゃないかとの見立てがあったので、8mmほど上げてみました。
少し違う気がしましたが、ケイデンスはむしろ落ちていたようです。残念。
車坂峠大会に1回、試走で1回登りました。比較的地元の口です。
あ、もちろんスキーもしています。
当方は http://soleski.seesaa.net でブログ書いてます。
よろしかったら遊びに来てくださいませ。
では、またよろしくお願いします。
ole ソーレさん、
前からみていただいていたとはありがとうございます。
車坂峠はすごい道ですよね。試走、、、大会でもないのにあそこを登るとはツワモノですね。
私は自転車に乗りつつも、スキーほどにはのめり込まないように距離をとっているつもりでしたが、やっぱり色々考えながらとりくむと、その方がずっと面白いんですよね。今回実感しました。もっと研究してもっと練習しなくては。
ブログみました。「幸せなクラウンへの道」いいですね。
ブーツマニアといては、HAWX Ultra 130なのか!とひっかりました。お店で足入れしただけですけどいいブーツですよね。
これからじっくり読ませてもらいます。
よろしくお願いします。
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