2013年8月12日月曜日

購入時と実走時のギャップ

すさまじいばかりの暑さですね。

早い人はもう終わっていると思いますが、マテリアル選定に向けて悶々と楽しむ季節です。
そしてそんな私達を狙っていろんな広告がとびかっていたり、ショップでいろんな話を聞いたりします。

そういう情報がたくさんあろうとも、いざ雪上に出ると、
「こんなはずでは...」
と思うような残念なこともしばしば。

ご多分に漏れず私も失敗も繰り返してきたわけですが、それを振り返って気がついた傾向の話を書いてみようかと。忘れた頃に自分がまた失敗しないように、未来の自分への伝言みたいなものです。


前置きおしまい。


さてさて、マテリアル選定のイメージを図にしてみました。
感覚論なので曲線の具合は雰囲気で読み取ってください。

お店にいるときの期待感は黄色いグラフの感じです。

「お、こんなすごいのか!こんなの今まで感じたことがない!」
「あれ?ターン中にこんな感覚来たらやばくない!?」
という感じで、違いを感じる自分に特殊な才能でもあるかのように興奮します。
で、刺激があればあるほど素敵な効果があると期待します。


ところが。
実際に滑ってみると、
いいと思っていた刺激的なパーツは痛かったり、過敏で扱いきれなかったりすることが往々にしてあります。逆に、そうでもないと思っていたパーツがじわじわとその効果を発揮していたのに地味に気がついたり。
実際に滑った後の感覚は緑のグラフの感じです。


要は私の想像力とか購入前テストが足りない訳なのですが、
まぁ、素人はなかなか購入前テストは出来ないので想像力頼みになってしまいます。

もう一つは、広告とかショップの売り方も、
「買った後のことは知らないよ」
とばかりにショップでの刺激重視で黄色グラフのような売り方をするところが目につくんですよね。

なので、想像力の中でも防御力を高めておかないとなりません。

変なの買うと、お金も、それを使って滑ってしまった時間ももったいないです。

踊らされず、冷静に判断するって話ですね。なかなかできませんが(苦笑)

2 件のコメント:

s_takky さんのコメント...

自分の場合あまり道具について客観的にみる能力が無いので、買ったら「コイツは良い!」って一途に思い込めば大概シーズンインして失望したって経験はあまり無いなぁ。大体シーズン終わりに試乗してから半年も経つとフィーリングなんて「良かった」って記憶以外忘れちゃってるし(w
失敗したのはサイドカットをSL板と同じとした基礎小回り用モデル、当時は技術選予選にも出ていたのである程度マイルドな基礎板をレースの方でも使おうと思ったんですけど、ポールのパックバーン(断じてアイスではない)で全く喰わなくてがっくりきたのが2回(w、自分でも学習能力無かったなぁ。今は基礎スキーから少し距離を置いてるのでその手の板に触手が伸びる事はなさそうですが。

kz さんのコメント...

私の場合、「これ内緒だけど実はすごいんだぜ」っていう掘り出し物を見つけたいという「好奇心に負けてしまう」というのが正直なところ。半信半疑でも「もしかしたら、そういう考えがあるの?」という感じで購入してしまうとギャップが大きくなる傾向があります。

効果最大のための選択と言うより、買い物自体を楽しんでいるってことかも。