2013年6月11日火曜日

久々にSJ誌購入

R30/R35の記事とブーツの特集に釣られて今年1冊目のSJ誌を購入。

R30/R35の記事は、基本に忠実な内容で好感が持てます。
最近、「無駄な動きを無くす」と言って動かないことがよいことのように語られることもある中、「自分から大きく動いてスキー板に働きかける」という原点回帰というか、スポーツとして当たり前の話がページを割いて書いてありいい感じです。
あと、ライン取りの話もR>27とR>35でターン後半は同じで、ターン前半の作り方が違うという話も、非常に基本的な話ですがこれも丁寧に書いてありいい感じです。

ライン取りはいつもの自分が考えていることと共通性があったので、ちょっと別エントリにも書いてみます。


ブーツの記事は、こんなものかなぁ。
感じたのは二つ。
一つは、「フレックス値150って数字はどういう意味なのでしょう?」ということ。
ATOMICの「150というフレックス値でありながら柔らかい」という評価がありました。
有識者が履いても150なの?って思うということですよね。
これは、
「今まで150を履くような人もこのくらい柔らかいブーツを履いた方がいい」
という意味なのか?
それとも、
「150ってプリントすると売れるから150って書いとくけど、どうせ履きこなせないんだから柔らかくしておくね」
ってことなのか?
後者はちょっとひねくれた考えなのかもしれませんが、どうなんだろう?

もう一つは、やっぱり店頭でもいいので自分の足を入れた方が情報量増えるということ。
こんな記事を見ただけでブーツ選んじゃダメなんだろうなぁってことです。
自分の滑りを知っているコーチに相談するとか、プロショップの人と相談するとか、自分で足を入れてみるとか。そういう手間をかけたほうが買う前だってずっとわかるんだと思うんですよ。
私がブーツマニアだからそう思い込んでいるだけ、という可能性も否めませんが、たぶん、そんなことないと思います。


あと、この時期のスキー雑誌はタイアップと思われる記事が多いですね。
商品情報が載っているのは嬉しいのですが、そういうのはちゃんと「タイアップ」って書いてほしいなぁ。

4 件のコメント:

katsumune Suzuki さんのコメント...

SJ買わなくなってだいぶ立ちますが
買ってみようかな。

ブーツの硬度表記ってホント解りニクいですね。

150の柔らかいって?

仰る通り、自分のスキルと道具の情報に精通した
コーチなどの意見と言うのがおそらく
自分の感覚より正確ですね・・・たぶん。
身近にそういう方がいるのは羨ましいです。

s_takky さんのコメント...

そういえば、末期のコンプやその救済誌であったスキーレーサーは冒頭のカラーページの大半がタイアップでしたね。
現在のSJやSGもその傾向はあるけど基礎メインの総合紙だから許されてるのかな?基礎の方はある意味競技系とは別のベクトルで「オタク」っぽいし
ただでさえシビアな目で道具の情報を漁るレーサーにそっぽを向かれてもいたしかたない内容だと当時も思いましたし。

kz さんのコメント...

タイアップ記事なんてつまらないことを、、、と思いますが、やっぱりしょっちゅう見ていると気になってしまいますからね。今のままでいいのかなぁと。

「シビアな目で道具の情報を漁るレーサー」
って書くと
「レーサーが偉ぶってなにさっ」
と思う方もいるかもしれませんが、これ、ゴルフに例えるとわかりやすいんじゃないでしょうかね。

例えば、ゴルフでコースに出て110の人は105の人がうらやましいんです。道具で110が103になって105の人を抜けるならその道具がほしいんです。
もちろん、パーが72なのは知っているので、103のスコアを出しても100は切りたいし、アンダーパーでかっこよく回ってみたいわけなんです。
なので、タイムという指標がでてしまうので、道具は自分なりに真剣に選んでしますんですよねぇ。

ということで、偉ぶっている要素はどこにもないわけです。
まぁ、見栄はって失敗はよくしますが。
でも、スコアを少しでも縮めたい訳で。

kz さんのコメント...

ちなみに、「あした天気になれ」とか「風の大地」とか「プロゴルファー猿」は知っていますが、自分ではゴルフはしません。