2013年3月3日日曜日

SLスキーのチューン

棚卸し的にやり直し。

時間がなくてなかなかやれないですが、基本的にスキーのチューニングは大好きです。

でも、手順はすっかり自己流。
高校生ぐらいの頃にはSWIXのチューニング冊子を穴が空くほど眺めてその通りにやっていたのですが、今では、自分自身でつかんだコツがあったり、たまたま同じ宿になったTCSの伊藤さんやベラークの椎木さんなどの有名な人の作業を盗み見て取り入れた手順がまざったり、さらには手抜きもまざったりしています。


最近では、富山のact sports gearさんのblogに面白い写真が紛れ込んでいるので、ここからも何かテクニックを盗み取りたい。というか、まずは一度ここにお願いして滑ってみたいと思っています。



ファイルがかかりにくくなってきたのでボーダーカットもした。
写真を撮らないときにはクルクルクルって削りかすができたのですが、ここでは控えめ。



ボーダーカットをしないと、エッジより硬いボーダーをエッジと一緒に削ることになってしまい、結果的にボーダーが削れず、柔らかいエッジだけがたくさん削れ、鈍角になってしまいます。もしくは、サイドエッジガイドでファイルの角度が固定されていれば、ボーダーの硬い部分にエッジがあたり、肝心のエッジは研げないのにファイルが痛んで切れなくなってしまいます。
ということで、サイドエッジをいじるなら、素人でもボーダーカットは必須です。
サイドウォールが柔らかい素材の昔ながらのサンドイッチのスキーであれば波目ファイルの角で削ったりもできましたが、キャップっぽい滑る素材では難しいです。やっぱり専用のボーダーカッターを使うのが簡単できれいに仕上がります。


ついでに普段はしない、マジックでのサイドエッジの削り具合をチェック


10cm間隔でマジックで印をつける


いつも通りにサイドエッジを削ると、エッジ面からマジックがきれいに消える。

ボーダーカットした部分にマジックが残っているのは、一段低くなっているからで、ボーダーカットがうまくいった証拠。
「ふふふ、俺うまいじゃん」
的な自己満足。

ボーダーカットの写真は実施の前後で差がわからないので割愛。

今回はそれほどエッジが痛んでないので、波目はとばし、単目M、単目S、ダイヤモンドファイル600番で仕上げ、としています。
フラットゲージをそっとエッジに当てて角度を確認したり、指でエッジの立ち具合とバリの状態をチェックしてエッジは完了。

2 件のコメント:

katsumune Suzuki さんのコメント...

いつも拝見しております。

レーサーではないので、ソコまでは拘らないのですが
エッジのマーキングはボクもやります。
ただ、
>ボーダーカットした部分にマジックが残っているのは、一段低くなっているからで、ボーダーカットがうまくいった証拠。
という、ボーダーにもマーキングするというのは目からウロコでした・・・!

kz さんのコメント...

Katsumune Suzukiさん

昔はえぐるようにボーダーカットしていたのですが、最近のスキーだとあまり大胆に削れず、これで大丈夫なのかな?と思ったのがきっかけでやってみました。
ただ、マジックの跡が残るのでかっこわるいんですよね。

でも、普段はマーキングはしないです。面倒なので。エッジを削ったときの感触と削ったエッジの面の色で判定している感じです。