今日は4本のスキーをやっつけるという壮大な目標を掲げて、まずは娘のスキーから着手。
短いスキーをやっつけて進捗したことを実感しようという作戦です。
ところが、ふとした思いつきで大変な目に遭いました。
14:23 チェック開始。
使いっぱなしでチューンナップもしてないから、かなり痛んでいます。しかも滑走面のコンケーブも目立ちます。
ここでふと、よくblogを見ているスキー日記のお店のページであるact sports gearのページを思い出しました。
ここのお店は、
「スキー板が幅広い最近の新品スキーは、フラットが出ていませんので、熟練した手作業でフラット出しをします。」
と書いてあるとおり、手作業でフラット出しをしていて、blogにもその写真が時々載っています。
論理的にはいきなりストーンマシンにスキーを入れても厳密にはフラットにはならないので、本当はこのように手作業が必ず必要なのです。ところが、とにかくすごい手間がかかるので、現実的にはいきなりストーンマシンを使うお店もあるし、実はその方が多いのではと想像します。いきなりストーンマシンを使っても精度としてもそこそこですし、滑走面のフラットチェックなんてするユーザなんてまずいないですからね。という背景があるなか、act sports gearさんはこれをよそと変わらないか安いぐらいの料金でよくやるなぁと感心していました。
長い前振りになりましたが、要はこれに刺激されて、
「スキーも短いし、柔らかいエクストリューテッドベースだし、やってみるか」
と大変だとわかっていながら手を付けたわけです。
でも、わかっていたはずなのですが、これが思った以上にすごく大変。
道具が足りないというのもありますが、とにかく手順と手数が多い。
現状ではエッジが滑走面より高いのですが、私の手持ちのメタルスクレーパーではエッジは削れません。まずは単目Mファイルでベースエッジとそのきわの滑走面を削り、滑走面の一番低いところにベースエッジの高さを合わせてから滑走面をメタルスクレーパーで削ることになります。
ところが、ファイルを使っても滑走面は少しずつしか削れませんし、削りすぎの後始末も大変なので少しずつ削っていきます。やっとのことでエッジの方が低くなったら、メタルスクレーパーでは効率が上がらないので、サイドエッジガイド(金属の平らなものが手持ちにこれしかなかった)にサンドペーパーを巻き付けたもので滑走面を削ります。フラットゲージで見ながらひたすら削ります。これである程度目処が立ったと思ったら、メタルスクレーパーに持ち替えてフラットゲージを見ながら削ります。
ところが、さらに削り進むと、まだエッジの方が高くて削れなくなるので、またベースエッジと周辺ソールをファイルで削ってから滑走面を削り、サンドペーパー、メタルスクレーパー、時々フラットチェックを全部フラットになるまでひたすら繰り返します。
いやぁ、根気の要求される作業で泣きそうです。
まんなかに少し隙間がありますが、ここだけへこみがすごいのでもうあきらめました。
作業前のスキー(左)と作業後のスキー(右)
左は酸化したのかベースバーンなのかエッジのきわとか白いし、ぼろぼろです。
これをがんばって一皮むいた状態にしたのが右。
黒くてきれいな面がでました。が、この時点でまだ半分。もう片方が残っています。
これを負けずにやっつけます。
最後にサンドペーパーの併用で毛羽立ったソールを相手に、ブロンズブラシ、ファイバーテックス、そしてロトブラシと持てる武器を総動員して仕上げます。
16:52 やっと両方終わりました。(これはワックスが塗ってはがしてあります)
いやぁ、やっぱり素人には滑走面のメンテナンスは無理だな。
ロトブラシなんて普通じゃない道具も使ったのに、こんな短いのに、それでも大変すぎます。
シンタードだったら手に負えないだろうし。
短いスキーをやっつけて進捗したことを実感しようという作戦です。
ところが、ふとした思いつきで大変な目に遭いました。
14:23 チェック開始。
使いっぱなしでチューンナップもしてないから、かなり痛んでいます。しかも滑走面のコンケーブも目立ちます。
ここでふと、よくblogを見ているスキー日記のお店のページであるact sports gearのページを思い出しました。
ここのお店は、
「スキー板が幅広い最近の新品スキーは、フラットが出ていませんので、熟練した手作業でフラット出しをします。」
と書いてあるとおり、手作業でフラット出しをしていて、blogにもその写真が時々載っています。
論理的にはいきなりストーンマシンにスキーを入れても厳密にはフラットにはならないので、本当はこのように手作業が必ず必要なのです。ところが、とにかくすごい手間がかかるので、現実的にはいきなりストーンマシンを使うお店もあるし、実はその方が多いのではと想像します。いきなりストーンマシンを使っても精度としてもそこそこですし、滑走面のフラットチェックなんてするユーザなんてまずいないですからね。という背景があるなか、act sports gearさんはこれをよそと変わらないか安いぐらいの料金でよくやるなぁと感心していました。
長い前振りになりましたが、要はこれに刺激されて、
「スキーも短いし、柔らかいエクストリューテッドベースだし、やってみるか」
と大変だとわかっていながら手を付けたわけです。
でも、わかっていたはずなのですが、これが思った以上にすごく大変。
道具が足りないというのもありますが、とにかく手順と手数が多い。
現状ではエッジが滑走面より高いのですが、私の手持ちのメタルスクレーパーではエッジは削れません。まずは単目Mファイルでベースエッジとそのきわの滑走面を削り、滑走面の一番低いところにベースエッジの高さを合わせてから滑走面をメタルスクレーパーで削ることになります。
ところが、ファイルを使っても滑走面は少しずつしか削れませんし、削りすぎの後始末も大変なので少しずつ削っていきます。やっとのことでエッジの方が低くなったら、メタルスクレーパーでは効率が上がらないので、サイドエッジガイド(金属の平らなものが手持ちにこれしかなかった)にサンドペーパーを巻き付けたもので滑走面を削ります。フラットゲージで見ながらひたすら削ります。これである程度目処が立ったと思ったら、メタルスクレーパーに持ち替えてフラットゲージを見ながら削ります。
ところが、さらに削り進むと、まだエッジの方が高くて削れなくなるので、またベースエッジと周辺ソールをファイルで削ってから滑走面を削り、サンドペーパー、メタルスクレーパー、時々フラットチェックを全部フラットになるまでひたすら繰り返します。
いやぁ、根気の要求される作業で泣きそうです。
で、がんばってフラットにしたのがこれ。
まんなかに少し隙間がありますが、ここだけへこみがすごいのでもうあきらめました。
作業前のスキー(左)と作業後のスキー(右)
左は酸化したのかベースバーンなのかエッジのきわとか白いし、ぼろぼろです。
これをがんばって一皮むいた状態にしたのが右。
黒くてきれいな面がでました。が、この時点でまだ半分。もう片方が残っています。
これを負けずにやっつけます。
最後にサンドペーパーの併用で毛羽立ったソールを相手に、ブロンズブラシ、ファイバーテックス、そしてロトブラシと持てる武器を総動員して仕上げます。
16:52 やっと両方終わりました。(これはワックスが塗ってはがしてあります)
いやぁ、やっぱり素人には滑走面のメンテナンスは無理だな。
ロトブラシなんて普通じゃない道具も使ったのに、こんな短いのに、それでも大変すぎます。
シンタードだったら手に負えないだろうし。
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